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なんとなく許せちゃう甘さ
投稿日:2009年10月17日
かみぃさんのレビュー
自ブログより抜粋で。
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恋愛ものとはいえ、30歳の男女を主人公に据えているにしては、ちょっと甘ったるい内容という気がしないでもない。
七緒がコンビニのアルバイト店員・氷室肇(岡田義徳)から言い寄られてその気になるくだりにも、ちょっと現実味がないんじゃないか、と怪訝な気持ちで観ていた。
内心、「このぐらいの歳になれば、もうちょっとシビアに男を見るんじゃないの?コンビニのアルバイトでいいのかね?」と。
まあ、七緒自身、30歳にして夢追い人だから、そういう脇の甘さも相応なのか、などと考えていたら、案の定な展開に苦笑。
甘さもこの映画の持ち味なんだと気持ちを切り替え観続けると、後半はさらに輪を掛けた大甘な展開に失笑。
その巡り合わせに、この映画は少女マンガな世界観なんだと今さら気付かされた。
正直なところ、人生の岐路に立つ大の大人が主人公の話なら、苦みを含んだもうちょっと現実味のある話の方が好み。
なんだけど、最後の最後で見せた七緒の美しさに、なんとなく作品全体を包む過剰気味の甘さも許せてしまった。これはこれでいいじゃない、良くできた大人のファンタジーだなと。
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