戦場のレクイエム

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戦場のレクイエム

解説

「女帝/エンペラー」のフォン・シャオガン監督が、ひとりの兵士を通して中国内戦の悲劇を描いた戦争映画。1948年、中国では毛沢東率いる人民解放軍と国民党軍が熾烈な内戦を繰り広げていた。最前線から1人だけ生き延びた人民解放軍の連隊長グー・ズーティは、自分が撤退命令のラッパを聞き逃したせいで仲間を失ったと自責の念にかられていた。「イノセントワールド 天下無賊」のチャン・ハンユーが主演。

2007年製作/124分/中国
原題:集結號
配給:ブロードメディア・スタジオ
劇場公開日:2009年1月17日

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映画レビュー

5.0転換期を感じる

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

あまり詳しくないせいかもしれないが、
中国の映画で
内戦をあつかったものに驚いた。
それまでは戦争といえば
反日ものばかりな印象だった。

前半はすさまじいの一言。
物語を追うというよりかは
とにかく現実の戦場の凄惨な光景。
あまりにも強烈で
これが人間たちなのだろうかと
麻痺にも近い感覚さえ覚える。

後半になると
一人の男の生き様ともいえる
様相を見せる。
戦争は終わってからも
人間を縛り続ける。

最後にある意味報われたともとれるのかもしれない。
しかしすごい無常感。

改めて戦争というものを考える意味でも
見る価値があります。
骨太な人間ドラマでもある。

国民党も共産党も
これといって非難する描き方ではないとはいえ、
こういった映画が出てくるとは。
中国が変わってきたのかな、と感じました。

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こまめぞう
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