劇場公開日 2008年11月15日

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「終わり方には賛否両論」BOY A パースィさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0終わり方には賛否両論

2013年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

社会に怯えながら慎ましく生きようとする、儚げで健気でとても繊細、見ていて心がいたくなります。
日頃ニュースや新聞を見つめる私たち第三者にとっての印象と、当事者の印象は当たり前ですが違います。これも現実の一つなのでしょう。

映画ですから、かなり繊細で美しく描きすぎているようにも見えます。そして、人によってはただ悲しい。この映画が何を訴えたいのか分からない人もいると思います。

音の入り方や映像、個人的に好みです。
友人はエンディングが嫌だったらしいのですが、私は良かったと思っています。

ストーリーだけを見たらそこまでかもしれませんが、描き方がとてもすてきでした。一人でしっとりと観て、見終わってからいろいろと考えを巡らせてみるのをおすすめしたいです。

パースィ