真夏のオリオンのレビュー・感想・評価
全44件中、1~20件目を表示
特にみどころなし
...............................................................................................................................................
第二次世界大戦で20代で潜水艦の艦長になった男がいた。
で魚雷が残り1本とかで、頑張って戦って勝ったんやったかな?
とにかくそこで終戦し、ここから新しい日本が始まるとか言って終了。
...............................................................................................................................................
全体に目的もなく話が進む感じで、あまり面白くなかった。
なのでちゃんとは見てなかった。ってか、英語会話で字幕のシーンはうざい。
いつも言ってるが、画面を見ずに何かをしながらでも楽しめないと意味がない。
戦争で負け、ほとんどの人間がもう終わりだみたいに思う中、
主人公だけは、いやこれからだみたいな前向きな感じになってた。
全体に戦争映画独特の悲壮感とか無情感もなく、
戦争を舞台にして英雄を描き、その恋愛を描いたような作品。
ところで本当の戦争の終了時にはみんなどう思ってたんだろうか?
失望した者、戦争が終わって喜んだ者、どんな比率だったのかな?
米英は鬼畜との風評が意図的に流されてたからなあ。
ふとそんな事を考えた。
日本の潜水艦と米軍の駆逐艦、両艦長の知略、お互いの策を読み合っての...
日本の潜水艦と米軍の駆逐艦、両艦長の知略、お互いの策を読み合っての攻防は見応えがあった。
単なる殺し合いではなく、戦争が終結した後は無用な争いは避けようという姿勢に感銘を受けた。
死なない戦争映画。ノンビリが新味。
こんなに死なない戦争映画を他に知らぬ。
緊縛が売りの潜水艦ものにして日米ともを何処かノンビリさせたのが新味。
甘い緩いとせず身を委ねて楽しんだ。
特に面白くなく所謂感動もしないが、だから逆に沁みるのか、これはこれでアリだ。
トンデモ作のローレライと並べて愛でるか。
ケミストリーの堂珍、映画初出演作品
太平洋戦争のころ、敗戦の色濃い日本軍の中で、最後まで果敢にアメリカ軍に戦いを挑んで行く、潜水艦のお話。
艦長の玉木宏がカッコイイ!!でも、艦長としてはイマイチで、責任感に欠けるというか…
回天の乗組員に「だって、もったいないじゃ~あ~ん」の一言で、回天に乗せないし。で、そのせいで敵艦を倒せなかったから、結果的に仲間を危ないメに合わせちゃって。…やっぱり、艦長としてダメジャン って思うんだけど、でも、イケメンだから、クルーがみんな慕ってくるんでやんの…なんかイケメンってズルい…
機械室の吉田栄作がカッコイイ!!!
そして、ドランクドラゴンの鈴木がカッコイイ!!
そしてなにより、堂珍がカッコイイ!!!
ケミストリーの堂珍が映画初出演です。
演技、下手なんじゃないか?と思ってみていたけど、これがなかなか。うま下手でした(笑)
名言も残していたしね。玉木宏に対して、「ショパンだ」。なんていうアタリがチョーツボ!!!!
とまぁ、こういう感想になりました。潜水艦 vs 戦艦の戦い方とか、普通に面白いところもいっぱいありました。
悪い意味で美しい映画。
少し前に観ました。
私は戦争映画を娯楽として観れない部分があります。
個人的に、モヤモヤしました。
美しいです。悪い意味で。
北川景子も玉木宏もすごく綺麗です。
美しい役者に涙を誘う美しいストーリー。
そこそこ広めな潜水艦にイケメン達。
奇跡のような美しい結末。
本当に爽やかで美しい映画でした。
戦争映画とは思えないくらい。
暗いけれど悲壮感は無くて「戦争って、そんなに悪いもんでもないんじゃない?」みたいな声も聞こえてきそうです。
美しいものを創りたいなら戦争を題材にしなくても。。。と思ってしまいました。
もう一息
日本映画の予算の関係なのか、演出や役者の質の問題なのか?
軍服の似合わないガタイの大きすぎる主人公、細かい突っ込みどころが…
シリアスな戦争映画だけど、主役がカッコゆすぎで大根役者的なセリフとか。
同じ原作、脚本もっと感動的な映画が作れる気がします。
リメイク希望
戦争戦争してない
戦争映画だけど、SF要素強いと言うか、ちょっと現実離れしている感あり。戦争が終わった瞬間の敗けを伝えるシーンが一番良かった。どれほど真剣に戦っていたか。人殺しが平然と行われるなかでも、命を尊く扱う。
どうして、潜水艦乗りを選んだんですか?
映画「真夏のオリオン」(篠原哲雄監督)から。
同じ「太平洋戦争」の海軍の話なのに、
艦隊(船)、ゼロ戦(飛行機)とはまた一味違う、
潜水艦が舞台とあって、またまた違った視点で戦争を眺められた。
私が興味をもったのは、潜水艦長に若い医師が訊ねるシーン。
「どうして、潜水艦乗りを選んだんですか?」
「自由なんですよ」「自由?」
「潜水艦は、いったん海に出てしまえば、
自分の判断だけで行動ができるんです」
そうか、潜水艦の居場所が敵にわかってしまっては、
話にならないから、極力、本部とは連絡を取らないし、
そういう意味では、戦争中は上官の司令は絶対という、
軍隊ならではの縦の規律もあまり届かない世界と言えそうだ。
逆に言うと「全て自分の判断」がものをいうこととなる。
「艦長、潜航してから35時間です」という台詞は、
空気があと僅かしかありません、を意味し、
行動は自由だけれど、空気が吸えなくなる危険性もある。
戦争時の配属先って、どうやって決まるのだろうか。
もう少し、調べてみようかなぁ。
潜水艦ものにはずれなしというけれど
総合:45点
ストーリー: 45
キャスト: 40
演出: 30
ビジュアル: 65
音楽: 60
もう潜水艦のこととか海軍のこととか、本当に全然わかっていない人が脚本書いているんでしょう。設定や技術・時代背景の描写が現実無視して無茶苦茶でした。
・坊主頭が基本の日本海軍の兵士なのに、何故かみんな髪が長い。潜水艦なんか乗っていると汗だくになってシラミだらけになりますよ。
・自動追尾魚雷もなくて水上艦艇しか攻撃できない時代に、何故か潜行中の潜水艦同士が魚雷の打ち合いをする。
・最初の戦闘(最後の主な戦闘ではない)で何故か敵駆逐艦の目前で堂々と浮上し、敵は救助活動をしているから攻撃してこないと断言し、実際攻撃されない。
・アメリカ側が日本の潜水艦を見ただけで、それがたくさんある他の同型艦ではなく具体的にどの潜水艦か名前まで特定ができるだけでなく、その艦がどのような戦果をあげたのかまで実によく知っている(イ77が13隻沈めたと知っていた)。隠密兵器の潜水艦なのに、なんでそんなことがわかるの?
・戦闘状態の緊迫した状態で音を出せば発見されてしまうのに、何故か船員は大声を出したり音を出しっぱなし。
・何時間もお互い相手の位置を見失ったこう着状態なのに、何故かアクティブソナーが使用されっぱなしでピンガーの音が鳴り続けて自分の位置を暴露しているのに、それでも不思議とお互いを発見出来ない。
・爆雷を投下されているのに、何故か艦長は平気でソナーのヘッドセットを耳につけたまま。鼓膜破れるでしょう。
・一発当たれば駆逐艦など沈めてしまう強力な潜水艦搭載用魚雷を直撃されたアメリカ駆逐艦が、何故か沈むどころかまだ戦闘能力すら維持している。
ここまで無茶苦茶なことが次々に出てくると、こんなことがあるわけないだろうと呆れてしまい、見ていてどうも面白くありません。だからもう何もかもが嘘に見えてしまう。
それに攻撃されている命の危険のある恐怖状態において、何故か乗員たちに死線を彷徨う緊迫感がない。攻撃されて死を感じたときでも本来は敵のソナーに捕捉されないように声が出せないはずだが、そんな場面でもただ大声で叫びっぱなしによってそれを表そうとする。演技も下手な人が多い。君たち死ぬかもしれないんだぞという雰囲気がなくて、なんとなく平和な感じがする。せいぜいクラス対抗のサッカーの試合をやってるけど負けそうです、くらいの緊迫感しかない。これはもう演技の素人の芸人とかを配役したことの失敗でしょう。
艦長の決断といった物語性をとにかく重視しているのか、そのために戦闘や技術的な現実を無視して都合のいい話を無理やり作り上げている。
映画では潜水艦ものにはずれなしという格言があります。それは潜水艦がどういうものか、戦闘とはどういうものか、そのときの乗組員の心理はどういうものかを非常に現実的に描いているからです。この作品にはそれがない。まるでサッカーボールの代わりにバレーボールを使用して、手をつかってもハンドにならず、相手を殴ってもファールにならないサッカーの試合を、吹奏楽部の部員が演じている映画を見ているようなもの。だから例えば潜水艦映画の傑作「Uボート」とは全く比較になりません。
眼下の敵Part2
ナショジオで実際、似たような出来事があったことを知りました。
もし自分が同様の立場で艦に乗っていたら・・・主人公と同じように少しでもひろく判断できるかどうか・・・自分の感性に忠実に生きれるかどうか・・考えさせられました。そう生きたいが・・・なかなか修行が足りなくって。
終戦記念日には最高の映画の贈り物となりました。
個人的に潜水艦大好き人間でパッシブソナー音に痺れます。携帯も呼び出し音にしています。
φ(・_・。 )フムフム
太平洋戦争
海軍
と言えば玉砕と連想する映画が多い中
少し異色な感じがする作品でした
太平洋戦争末期の軍人と言えば
いかに散り花を咲かせるか
という勝手な印象があるのですが
あの時代にこのような「戦争」があったのだとしたら
まだ少しは救われたのかなぁなんて
思ったり 思わなかったり
テレビで放映されて見ました
2010.8.15 のきのう、テレビでやつているのに後半のみ気付いて見ました。
ちょうどチヤンネルを変えさせないような息をつめて見るような場面が続きました。
題名もロマンがあり、結末が却って連想されないよい題名でした。
戦争映画の転換期。
観る前までは、それほど期待していない作品だったので^^;
これはまだあとで良いか。なんて、先延ばしにしていた。
玉木宏を使っているあたりからして、ん?アイドル映画?
あるいは…コメディ?じゃないな、潜水艦映画だから…など
色々な憶測を持ったが、観終えてこれは私の好きなタイプだと
(出ている役者自体タイプですが)素直に観て良かったと思った。
まぁ洋画の…傑作「眼下の敵」とか「Uボート」などには、
(それを引き合いに出しては可哀相)叶わずとも健闘している。
なんで戦中映画なのに、みんなしてロン毛なのさ??という
(キムタクが決して髪型を変えずドラマに出るような)不具合を
指摘する旨もあるが、当時の乗組員たちはボサボサのロン毛。
とても散髪をする余裕などなかったそうだ。でも確かに、
潜水艦vs駆逐艦映画には、スッキリとした髪型の俳優が出る。
とりあえず今回は、私には目に余るほどの、ではなかった。
それともう一つ。
玉木君が艦長ってのは…ちょっと若すぎやしないかい?
という心配だったのだが、これがまたなかなかいい感じだった。
実社会でも、歳若い上司と年配の部下。というのは当たり前に
存在するし、優秀な人材が常に上に立つのは決して珍しくない。
(まぁ凄味には欠けるんだけど…)
そんなことよりも、常に艦長を信頼して従う部下と、部下を労う
艦長の人間性に清々しいものを感じたし、常に「飯にしよう」と
まるで永谷園のCMのように食べまくる豪快さに笑いが毀れた。
とはいえ、戦略となれば抜群の勘と指導力、一寸外せば、命に
かかわるという決断をする…という重要な立場をよく演じていた。
彼を取り巻く部下たちも好演していて、みんな素晴らしく、
なんか「男の仕事場」を見せてもらいました。という感じだった。
地上でのやり取りや、恋愛云々を出来るだけ排したのも良い。
せめて「真夏のオリオン」だけ、ロマンチックに掲げたのだろうか。
映画初出演の堂珍嘉邦、若手ベテランの平岡祐太・黄川田将也、
中年勢の吉田栄作、吹越満、益岡徹に加え、敵駆逐艦長の
D・ウィニングという俳優の目が良かった。艦長の頭脳攻略戦が
期せずして「終戦」を迎えた洋上でのラストシーン…。
戦争という凄まじい男の仕事を終えたあとの、男同士の視線の
交わし合いに、やっと終わったのだ。と安堵の気持ちが訪れた。
確かに戦争映画としては、キレイに描かれすぎ感が強いものの、
何をか云わんや。語ろうとすることはどの映画も同じなのである。
(回天の悲劇に対する「もったいない」には尊い意味があったのね)
日本の戦争映画の転機か?
日本映画における夏の風物詩ともいえる戦争映画だが、一貫したテーマは軍政府の愚かさだった。ところがこの作品、ある作戦行動に的を絞り、海上と海底を舞台にした駆け引きに焦点を当てている。史実に捕われない作品を作り上げた勇気がいい。これを機会に、もっと割り切った娯楽作品が生まれることを期待する。戦争の愚かさは、見る側が悟ればいい話。そろそろお仕着せはやめてほしい。
VFXはしょぼいが、作品としては見応えがあり、スコープ・サイズに意気込みを感じる。
カレーライスがうまそうだった。「おい、飯にしよう!」って食えるものがあると生きるための戦いにもなるが、食えるものがないとどこかの国みたいに自虐的な行動に出るんだな、きっと。
細かく見たら文句があるけど・・・
まったく期待せずに観たので予想外に良作だった。
戦争映画だと思うと、いかがかと思うし、艦長たちはもっと年配の方が、もしくは、
がっちりした俳優の方が内容的にいいような気もするし、
ヒロインはなんだか感情表現が乏しい気もしたし、細かい部分を言い出したらきりがない。
しかし、特に何の情報もなく、期待もせず観たためか、
一つの物語として、感動することが出来た。
また、観た後の余韻も心地よく、良い意味でじわじわと気持ちが暖かくなった。
脇役がすばらしい。
潜水艦って、重いんじゃないの?
全体的にスケールが小さく、ちまちましている。
玉木宏が潜水艦の艦長って、設定に無理があるような気がします。
若すぎて・・・。
太平洋戦争末期という設定になっていますが、「戦争をしている」という切迫感、悲壮感、緊張感がまったく伝わってこない。
細かいことですが、当時の海軍なんて言ったら、それこそ規律が厳しくて
上官にむかって話す時は「~であります!」と直立不動で答えるんじゃないの?命令されたら必ず「復唱」するんじゃないの?
艦長自ら「みんな、ありがとう」なんて軽い言葉吐くわけ?兵隊たちは、皆、坊主頭なんじゃないの?カレンダーに西暦なんて載せちゃっていいわけ?
この作品のどこにも琴線がくすぶられる部分はありませんでした。
SFX、ヴィジュアルエフェクト、船(潜水艦、敵艦等)のミニチュアの出来もお粗末。
撮影が、拙いセット内で行われているのがありあり・・・。
「オリオンよ・・・」のキーワードは一体誰に対して言っているの???
全44件中、1~20件目を表示