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人間、医療の複雑さと多様さがよく描けている脚本、映画でした
おすすめの1本です
私の今年のベストいくつかに確実に入ると思います
西川監督の手腕に再び感服しています
脚本、編集と演技(演出)のうまさから2時間余の時間があっという間に経過しました
一方でよくわからないという人がいるのも少し理解できます
監督は説明的なせりふをあえて少しだけ少なめにしてあいまいさをあえて残しているので、題材に身近な経験がない年齢が若い人にはわかりにくいこともあるのでしょう それはそれで複雑さ、あいまいさをあえて表現したのだと考えています
私は医療人ですので「嘘」の内容は2つとも予告編を見たときの予想通りでしたが、編集のうまさと医療現場のきめ細かい表現のうまさで違和感なく映画を堪能できました
監督の次回作にも期待したいと思います

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「ゆれる」や「蛇イチゴ」は好きだ。「ゆれる」に関しては、ラストがよく理解できなかったため、原作本も読んだ。結局分からなかったケド。
肉親ゆえの複雑な感情が描かれているのがよかった。
今回の「ディア・ドクター」
田舎の風景がとっても綺麗だったのは印象的だった。稲の青々としたのが猫の毛のようにざわざわと、模様を描き出しながら風が渡っていくシーンが記憶に残っている。その中での八千草薫や素朴な村民たち。
西川美和監督の言わんとしている事が、わたしには響かなかった。これを理解できてAランクを付けている人は人間的に深いのだろう。
観なければよかった!という程も悪い映画でもなく、よかった!という程、理解もできず中途半端な気持ちが残った。
余貴美子がよかったですね。つるべもはまり役だったのでは?

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西川美和監督がNHKトップランナーに出て言っていた。
「人間は一面ではないですよね。そんな複雑なところを描きたいと
思っているんです」
そして、この映画の発端となったのが
「村の人たちに、非常に便利がられていた白タクが捕まったという記事でした」
まさにそれなんですよね。
鶴瓶ニセモノ医師が、大変便利がられて、尊敬もされている。
その期待に応えようと夜は勉強に励んでいる。
でも、そんな自分に罪悪感をもっているんです。
ある日、ある患者の娘である医者とその医療方針をめぐって討論する。
結局は「よろしくお願いします」と勝つことは勝つんだけど、
その罪悪感から逃げ出すことになるんです。
でも、都会にでて医療を職にしている娘と、
患者の生活まで入り込んで信頼されているニセモノ医師。
そのどちらが患者にとって幸せなのか、実はわからないのです。
かくも、
人間とは?
医療とは?
他人と肉親とは?
都会と田舎とは?
どちらが正しいのか、わからないというのが結論のような気がします。
ただ、映画的には「ゆれる」のような緊張感はない。
これは鶴瓶を主演に迎えたとき、決まっていたんでしょう。
とてもよかったけれど、なにか物足りなく感じてしまったのでした。

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ニセモノだからこそ映し出せる真実。
鶴瓶さんの素晴らしいニセモノぶりに考えさせられました。
今も頭ん中がモヤモヤしています。

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総論です。今週は連日の映画三昧で3本目に観たせいかちょっと感動薄めの作品。
プレミアムシートで観たレスラーや、バルセロナに並ぶ作品ではあるナ。どちらもオスカーがらみの作品。先々週の”愛読む”よりも、やはりちょっと感動薄めかナ。
ある医師(映画監修したとか、小道具も貸したとか)からの作品紹介メイルで観ることになり鑑賞目的は田舎の在宅医療が上手く表現されているとの興味本位でワイフと観にいきました。
日本の原風景、人口1500人の住む田んぼの真ん中の村立診療所、年俸2,000万円の医師と、彼を取巻く看護師、研修生、製薬卸のMS。いい味だしている脇役に恵まれ少々暗めのカメラワークとストーリは全編予測内で展開し意外性にかけました。
善良で誠実な村人との”絡みも落ちも想定内”、医師のバックグランドも凡そ予想の範囲と、邦画モノらしい映画。この監督、西川さんの映画始めて観ました。淡々と描く小作品がお上手なんですネ。

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おじさん的には
鶴瓶は、昔、近畿放送の日本列島ズバリリクエストという番組のパーソナリティをやっていたときに、リクエストをまったく受け付けず、たかじんなんかをゲストによんで戯言を話していたただの偏屈なもじゃもじゃ頭の面白いやつなんですが、最近では、すっかり丸くなったおじさんになりましたね
ストーリーは無医村だった山奥の村に出来た村立診療所に働く医師が行方不明になる所から始まります
この行方不明の原因が徐々に解明されていく訳です
この行方不明となる理由が美しい
オチ自体は勘の良い人なら見る前に予測出来てしまうかもしれませんがこのストーリーは見ないとわからないでしょう
途中笑いもあります
本当の別のオチもあります
おすすめ映画です

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「ゆれる」同様、車載カメラで始まり、日本の原風景である山村を舞台に物語が進み、主人公の前を横に走り抜ける公共乗物で終わる。虚実を織り交ぜながら、登場人物や環境を浮き彫りにしていく手法は健在だ。
農道脇に落ちていた一枚の白衣を皮切りに、過去と現在を行き来しながら、村人に名医と崇められたひとりの男の正体が明らかになっていく編集が巧い。ただ、シャープさという点では「ゆれる」の方が上だ。これは、登場人物と題材の違いもあるだろう。
村人が欲したのは、医師免状という紙切れだったのか、それとも親身に処置してくれる人格だったのか・・・。西川美和監督作品の共通したテーマは、“人の誠意とは何か?”という一点に尽きるかもしれない。
白衣という仮面を脱ぎ捨てた伊野だが、それでもかづ子の様子を見に戻ってきた。
笑福亭鶴瓶もハマり役だが、余貴美子の存在感が大きい。