ブタがいた教室 ひだまりさんの映画レビュー(感想)

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ブタがいた教室

劇場公開日 2008年11月1日
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そもそも...
投稿日:2008年11月3日
ひだまりさんのレビュー

そもそも 子供達は、

動物を食べなくても人間は生きていけるし、
世界には動物を食べないことを選んでいる人達もいる。
そういう人達も健康に生きていたし、生きている。
そして、子供達自身も自分の食生活を自分で選択することができる。

ということを教えられていない。
こういうことを事前に教えられていなければ、子供達が苦しむのは当たり前だ。

私達は、教えられたことにとても影響を受ける。
親に愛されて育つ中で、私達は命の大切さや他を尊重する大切さについて学ぶ。しかし一方で、嫌がる生き物の命や気持ちを尊重せずに殺している。子供が精神的なストレスをかかえて苦しむのも無理はない。
そして多くの人が、「植物だって生きているじゃないか。」とか「動物を食べなければ生きていけないんだ。」とか、肉食が正しい生き方のように教え込まれる。
映画に出て来た子達は、どんな教育を受けていたのか。大人の言う事にすぐ影響を受ける子は、大人に教えてもらったようなのコメントをしたのかもしれない。でも、自分で感じたことを大切にした子は、周りとの関係や教えられてきたこととの葛藤に苦しむのだと思う。

自分のそばにおいて飼っていた動物なら、コミュニケーションがある分、他の動物よりも強い繋がりができてしまうのは当然のこと。
でも本当は、「家畜」と「愛玩動物」の違いは、人間の頭の中でしている区別で、動物側からしたら、どちらも同じ。家畜も、愛玩動物と同じように人と親しくなり、楽しい時間を共有できる可能性を持った命。

命とは何かについて自分で感じたことを大切にしていいということ、
自分の食生活は自分で選べるということについて教えられなければ、子供達は苦しむ。
命は大切だが、感謝すれば食べてもいいのだという初めから決まった先生の考えの授業を、「何か欠けている授業」と感じる。

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