「やりたい放題のアダム・サンドラー。」エージェント・ゾーハン いきいきさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5やりたい放題のアダム・サンドラー。

2008年11月25日

笑える

楽しい



 第1回したまちコメディ映画祭in台東での上映を
 当選した招待券で11月23日に鑑賞。

 度肝は抜かれないが、ありえないアホらしいアクションと、
 ナンセンスギャグに股間大盛りの徹底した下ネタで、
 人種問題、何それ?と言わんばかりに笑い飛ばし、
 しかし、その中に純愛?を描く。

 ゾーハン(アダム・サンドラー)はイスラエルで凄腕のエリートスパイだが、
 彼の夢はニューヨークでヘアデザイナーになるということであった。
 夢を語るゾーハンを両親はバカにし笑い飛ばされたものの、
 それでも夢を叶えるために、
 パレスチナの宿敵であるテロリスト・ファントム(ジョン・タートゥーロ)
 との戦いで自分が死亡したかのように装い、ニューヨークへやってくる。
 何とか仕事にありつくことが出来たゾーハンは、
 自慢の“サービス”で評判になり店は大繁盛するが、
 そんなゾーハンを目撃した過去に因縁のある
 テログループが復讐を果たそうとしており、店も問題を抱えていた。

 DVDスルー作品です。

 全編を通して自慢のモッコリな股間を強調しあそこまで貫いてくれれば
 気持ちいいと思えなくもないが、
 日本での劇場公開は無理なんだろうなと思います。
 それを大画面で観れたので、いい経験をさせてもらいましたな。

 アダム・サンドラーの出演作は
 近年の“もしも昨日が選べたら”や“再会の街で”
 ぐらいしか観てなくてどちらも好きな作品だけど、
 この作品での古臭いダサい髪型で腰を振りまくり股間をモッコリさせ、
 終始“パコパコ”とか“ハメハメ”などと言って、
 ありえないアクションに
 アホらしい足技を繰り出すサンドラーを観ていると、
 他のこっち系の作品を観てるファンなら当然なんだろうけど、
 こっちが大好きなんだろうなと、楽しんで作ってるのがよく分かる。
 ジョン・タートゥーロも楽しそう。
 ただ、飽きるけどね。お腹一杯だけどね。

 そのただバカ笑いすればいいような作品の中で、
 自身もユダヤ系であるサンドラーが、
 難しい人種問題を絡めて笑い飛ばし、
 ちょっと清々しさも感じさせるのは心憎い。
 その解決方法も士気を高め一致団結させるために、
 多くの国や組織が用いる方法である
 分かりやすく“敵を作る”というのも、皮肉を込めてたりするんだろうな。
 敵の敵は見方になっちゃったりするからな。
 何の解決にもならなかったりするからな。

 股間のモッコリは実は・・・というのもアホらしく、
 パコパコしまくりのくせに憧れの美女には
 言ってることは下ネタばかりなのに意外に純情であったりして、
 時にはこんなアホらしい作品を観てみるのもいいのではないでしょうか。
 ドン引きかもしれないけどね。

いきいき