劇場公開日 2008年8月23日

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「伝統の早慶戦とは・・・」ラストゲーム 最後の早慶戦 なおたんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0伝統の早慶戦とは・・・

2008年9月21日

泣ける

悲しい

いきなりですが、この映画素晴らしいです!
基本は大学生が戦時中に野球をやりたいと言う内容
なんですが、心に訴えてくるモノがバシバシあります
戦時中のリアルな緊張感もあり映画に引き込まれる

伝統の早慶戦について私は何も知りませんでした
現代の早慶戦すら、単に六大学野球の1試合に過ぎず
早稲田は単にお祭り好きで、あの校歌を聞くと泥酔して
いる学生を思い出すだけ、慶応については印象すらない

だけど今回の映画で「伝統」の意味を深く印象づけられた
念願叶って戦時中最後の早慶戦のシーン、試合開始前の
両校の校歌斉唱には鳥肌が立ちました、これほどまでに
早稲田の校歌が心地よく聞こえた事は初めてでした

野球シーン1つ1つをとっても妥協が無くまさに戦時中の
野球、現代の野球とは道具、スタイル、ユニフォームまで
違っていて逆に新鮮でした、すごく緻密に作り上げてる
だけにもう少し長く試合シーンを見たかったですね

この映画最大の素晴らしさは、野球というスポーツの裏に
戦争の是非を問う壮大なテーマがあります
しかも今まで数ある反戦映画、戦争のありかたを問う映画
より優れているのは、ドンパチのシーンが本編には全くない
事です、銃声1つありません、、、
それでいて戦争の悲惨さを見ているこちらに投げかけてくる
こんな映画は初めてでした

これからは伝統の早慶戦はあの戦時中の試合があったから
今があると思いながら観戦しようと思います
野球映画という事で敬遠しがちな方もいるだろうが、まったく
そんな事はなくむしろ知らない方が純粋に楽しめる映画です

なおたん