受験のシンデレラ

劇場公開日:

解説

大学受験のカリスマ講師・五十嵐は、友人の外科医から癌の宣告を受ける。余命1年半と知らされた彼は、帰りがけに偶然出会った少女・真紀が数学の才能を秘めていることを見抜き、家庭環境に恵まれず高校を中退した彼女を東大受験へと導いていく。受験アドバイザーとしても活動する精神科医・和田秀樹が、自らの体験を基に初監督を手掛け、第5回モナコ国際映画祭で最優秀作品賞をはじめとする4冠に輝いた人間ドラマ。

2007年製作/106分/日本
配給:大風
劇場公開日:2008年3月29日

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(C)「受験のシンデレラ」パートナーズ

映画レビュー

3.0受験生諸君!

2024年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

知的

大学受験のカリスマ講師(豊原功補)がガンで余命宣告を受ける。
車の前に飛び出した当たり屋の女の子(寺島咲)の、数学での天性の能力を見出す。
恵まれない環境で今日で育ったその子を、大学受験資格取得から東大受験へと導く。
「ゴールは次のスタート」

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いやよセブン

3.0次の500円はもう要らない

2023年5月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

次への500円の授業料はもう必要なくなってしまった。
最後に花付け出来たのが、良かった。

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上みちる

3.0人生に当てはまったり、当てはまらなかったり

2020年6月18日
iPhoneアプリから投稿

精神科医の和田秀樹が監督ということで、
どうなもんだろうと興味を持ちました。
まあまあでした笑

受験だけのノウハウではなく、
人生の色んな場面で使える言葉が出てきましたが、
一方、人生は受験ほど一面的ではなく、
色んなやり方、色んな価値観があるので、
この受験での要領のよさが、
人生では損になることもあるよななんて。

背伸びせず基本が大事。
目の前の結果に一喜一憂するのではなく、
ゴールを見据えて自分の位置を冷静に分析する。
とかは、人生でも役立つメッセージですね!

とにかく、こんなにかっこいい先生が
マンツーマンでついてくれたら、
東大受かるわって思いました笑

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しろ

4.0ガラスの靴は自らの手で勝ち取りにゆく

2010年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

幸せ

イイ映画じゃないですか
『ドラゴン桜』TBSドラマより
公開時期が、後っていうのが辛かったかな・・・

◇   ◇

〈 受身になるな。人生は自分で選択する 〉
〈 受験勉強は“時間”でなく“量”でするのだ 〉
〈 予習より繰り返しの復習 〉
〈 人生は変えられる 〉

こんなにも、ココロに残ったセリフがありましたので
イイ映画には違いないのですが、粗探しをしながら、
観てしまうとダメな作品だと思います。

高校中退した女の子を2年で東大に合格させる

初期設定に無理がありますので、今作を観る心構えとして

これはフィクションだ
観客を楽しませる映画だ

そのように割り切って観て、楽しみきる作品でしょう。

◇   ◇

服装、メイク

寺島さんへの演出。
東大入試が近づくにつれ、自信を持ち
輝きだす変化が非常に上手く出せていました。

クリスマスプレゼントで貰った服を着て
センター試験終了後、先生が入院する病院へ行く

わかりやすくはあるのですが、
こういったさり気ない気遣いを
こちらもさり気なくスクリーンに映す撮影のしかた好きです。

クライマックスも、もう少し引っ張れば
もっとお客さんを、泣かすことができるのに
ためすぎず、サラッと行ってしまう。観る人によっては
物足りない、との感想が漏れそうですが、そんなカラッとした感じも好きです。

子供は一人娘
学費が払えず、
高校を中退させてしまう。
娘が働き生計を立てる貧しい母子家庭
働かず男と酒ばかり飲んだくれている母親
お金がなくなると娘が貯金した受験代にまで手をつける母親

『プライド』(08)
満島ひかり・キムラ緑子親子と設定が似ています。

だから、今作も昼ドラテイストになってもおかしくなかったんです。

ところが、徹底的にメロドラマっぽいのは排除しています。
その象徴が、東大受験当日の母親役を演じた浅田美代子さんかと。

このシーンを観て

監督は意図して安易な事件性を回避しているな
イコール、安易に観客の涙を誘いに来ていないな

そう確信できました。
イコール、単館系だったのもしょうがないかな、に結びつくわけですが(苦笑)

☆彡     ☆彡

ファンの寺島咲さん。

『櫻の園』(08)
『悲しいボーイフレンド』(09)
『モノクロームの少女』(09)

生意気なこと言ってごめんなさい。
その3作品の比べると今作の演技はあれっ?って感じ。

特に、涙を流して泣くシーン。
今なら、同じ泣くにしても、泣いているときの表情を
シーンに応じて変えられる、だけの実力がありますが、
今作に関しては、泣きかたが単調に見えてしまいました。

最後に、ファンだからこその辛口コメントを書いてしまいましたが、
監督の、こだわりを含めて満足できました。A-をつけさせていただきます(笑顔)

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septaka
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