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ザ・フィースト
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<ストーリー>
場末のバーに、突然銃を片手に持った男が血だらけで入ってくる。彼は「怪物」の頭を持ってきて、すぐ他の「怪物」がここに来るから、扉や窓を封鎖するように告げるのだった。
<個人的戯言>
登場人物のプロフィールを出して、彼らの「その後」を予告するようなことを匂わせたり、決意表明のような台詞の後の展開、散りばめられた緊迫時のシュールなギャグ等、「ニヤリ」度満点!ヒーロー、ヒロイン像も一筋縄ではいきません。「お約束」の展開になると思いきや・・・そして最後はやはり「ニヤリ」。最初から最後まで、最近のホラーに少ないスプラッターなシーンも満載!説明不要の痛快ホラー・アクション(コメディ?)です。
まず登場人物のプロフィールからして「ニヤリ」。通称、職業の他に、今後暗示するかのような項目もありますが、その紹介の仕方はかなりふざけています。また結構深刻な時に出てくるギャグは完全にシュール。更に登場人物が「決意表明」的なことをした後の展開は、「間」も素晴らしく、「お約束」通りになると思いきや・・・結構掟破りかも。この手の仕掛けは満載で、これにも「ニヤリ」。そしてとにかく短い時間でいきなり本題に入るのもいい!結局最後までその正体ははっきりしませんし、背景なんて何の説明もない潔さ!
ヒーロー、ヒロイン像も一筋縄ではいかず、最初から最後までノン・ストップで飛ばしていますので、一応のフリはあるんですけど忘れちゃうんですよね。またラスト・ファイトを含めたスプラッター振りも、最近のホラーにはなかったくらいなかなかグロいし、凄まじい。そして最後は「お待ちかね」の「お約束」なB級ホラーなエンディング・・・これも忘れてたわ!
何とシリーズは3まで製作されることが決定しています。日本でも公開されること希望。
テンポは良い。クレジットでの人物紹介が終わったと思ったらいきなり、最後までクリーチャーとの戦いの連続。ただ、キャラは描き分けようとした努力は分かるが、どれもありきたりのキャラで面白みが無い。クレジットでの紹介が面白いだけで、実際はどれもこれも説得力(現実感)が無い。予算がないせいか、クリーチャー=SFXに金がかかってないのは仕方ないにしても、致命的なのは、演出力が全く伴っていない事。凝ったカメラワークや、短いショットの積み重ねは今風だけど編集のまずさもあってか意味不明なシーンが多い。ブラックユーモア(のつもり)を効かせた残酷シーンも多いが、これも不要なだけでグロに近い。結局、ダラダラとした演出で、金をかけた学生映画を見せられたような気分。「死霊のはらわた」+「フロムダスクティル・ドーン」調ながら、はるかに凡作に終わっている。
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