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新聞記者たち
投稿日:2008年7月21日
あまがえるさんのレビュー
1985年に起きた日航ジャンボ機墜落事故。この悲惨な事故を追った群馬県の地方紙の記者たちを描いた物語だ。原作では地元紙と全国紙、中堅の年齢でありながら遊軍記者である主人公など、それぞれの「立ち位置」が鮮明に描かれ、物語に深みをもたらしている。しかし映画では社内のさまざまな軋轢を中心とした人間関係がメインに据えられ、原作を読んでいる身としては物足りなさを感じた。映画である以上、書籍のように言葉を尽くして状況説明ができないのは仕方がない。その分、映画では役者の渾身の演技が、それをカバーし、リアリティを生み出した。厭世観に支配されながらも事故の全権デスクとなり変わっていく主人公を演じた堤真一。ひたむきに事件を追う堺雅人。過去にとらわれつつも、自分の仕事にプライドを持つ遠藤憲一。新聞記者らしい角がある男たちを見事に演じ、映画の「時間の制約があるというハンデ」を補っている。
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