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もったいない
投稿日:2008年12月3日
chomogeさんのレビュー
勿体無い感じがしました。役者たちは凄く役にハマッていたんですよ。綾瀬はるかの座頭市も、大沢たかおの侍も、中村獅童の野党も、窪塚洋介なんて久々にハッチャけた窪塚みること出来たし。
でもね、肝心の物語の主題がぶれていると思った。
この話って『綾瀬はるかの座頭市物語』というよりは『大沢たかおの侍物語』だとボクは観てて思ったんです。市と侍が出会うことでお互い影響し合って変わっていくんだけど、侍の方の心理描写の方が作りこまれているし、こっちを主題に持ってきた方が絶対しっくりくると思う。
タイトルはインパクトあるから『ICHI』のままにしといてさ、話はもう完全に侍の話にしちゃうんですよ。『ドラえもん』が、「ドラえもん」が未来から来ることによって変わっていく「のび太」の成長物語だとしても、タイトルを『のび太』にしないことと同じにさ。
侍の心理描写を描ききって終わりにすりゃ良かったのに、どうしても主役の市で締めたくてまた上乗せしてブレちゃった感じになっていた。
なんとも勿体無いと感じてしまうのでありますよ。
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