ぐるりのこと。 ジョルジュ・トーニオさんの映画レビュー(感想)

現在の掲載作品数23633

ぐるりのこと。

劇場公開日 2008年6月7日
RATE
RATE A
ぐるりのこと。のレビューを書く
見たい度
見たい度を投票
クリップ数
ぐるりのこと。をクリップ
  • ぐるりのこと。の作品情報
  • ぐるりのこと。の注目特集
  • ぐるりのこと。の映画評論
  • ぐるりのこと。の予告動画
  • ぐるりのこと。のフォトギャラリー
  • ぐるりのこと。のDVD
  • ぐるりのこと。の映画レビュー
  • ぐるりのこと。のグッズ
  • ぐるりのこと。の知恵袋
  • ぐるりのこと。のつぶやき
作品レビュー一覧へ戻る11件


印象Pickup
泣ける!
笑える!
鑑賞手段
  -
PCから投稿
私史上、最高レベルの「ラヴ・シーン」!長回しのアンサンブル必見。
投稿日:2008年6月25日
ジョルジュ・トーニオさんのレビュー

<ストーリー>
靴修理屋で働いているカナオは翔子と結婚している。裕福でもなく、妻はいろいろ口うるさいが、だらしなくも何とかやっている。そんなカナオは先輩の紹介で法廷画家の仕事を始める。妊娠中の翔子は安定しない仕事に不安も覚えるが、今は子供の誕生への喜びのほうが大きい。

しかし子供は流産してしまい、翔子は少しずつ精神のバランスを失っていく。

<個人的戯言>
とにかくリリー・フランキーと木村多江がいいです。

だらしなく、
決して感情表現のうまいとはいえないが、
どんな状態でも妻を受け止める夫役が、
ずぶの素人であるリリー・フランキーに見事にはまりました。
しかも時折見せる「本気」がいいアクセントになって、

「結構演技計算してる?」

とさえ思わせます。

木村多江も、

そんなかなり癖のある共演者とのアンサンブルを、
互いのユーモアのセンスも相まって、
実にイキイキと演じていて、

この二人のシーンは長回しが多いのですが、
とにかく幸せな感じが伝わります。

そして更に流産して
徐々に精神のバランスを崩していき、
ついに感情が爆発するシーンはほんと凄かった。
このシーンは
私の数少ないラヴ・ストーリー鑑賞歴の中で、
1位、2位を争う「ラヴ・シーン」になりました。

一方で並行していく妻の家族の話が、
とても現実的で下世話な分とてもリアルで、
うまく主人公二人の話と対になっているような気がしますし、
最終的には主人公二人が夫婦として生きていくことが、どういうことなのかを与えるようなものになっています。

妻の家族の話が落ち着くところに落ち着いた後の、
ちょっと不意打ちにも思える、
妻の母親からの義理の息子への言葉に・・・感涙。

法廷画家という設定は、
様々な実際の事件を思わすような裁判を振りかえる中で、
この夫婦の「歴史」を辿るようになっていますし、
妻の妊娠とは、
「生死」ということで、
かすかな繋がりは匂わせているようで、
一定の効果はあったと思います。
チョイ役の「被告人」たちが超豪華なのはかなりな特典です。

「食べた!」(by宮崎勤風加瀬亮)

全篇に渡る小ネタやHネタは、
ゆるくもどこか微笑ましいものが多く、
最後はほっこり感に包まれる作品です。

この映画レビューに共感しましたか? [ はい ]   (0人)   コメント(0件)
コメントする

DVD・ブルーレイ:ぐるりのこと。

ぐるりのこと。[VPBT-15449][DVD]
  • ぐるりのこと。[VPBT-15449][DVD]
【画像提供:ぐるぐる王国】
読み込み中...
- PR -

リアルタイム投票受付中

投票を見る

ガイド

映画レビュー ユーザが投稿した映画作品に対する評価、印象、コメントがご覧になれます。お気に入りの映画があれば是非書き込んでみてください。

読み込み中...