ぐるりのこと。のレビュー

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映画レビュー

ぐるりのこと。

  • 公開日 2008年6月7日
  • 2.5(全45票)
監督・脚本・原作:
橋口亮輔
製作:
山上徹二郎、大和田廣樹、定井勇二、久松猛朗、宮下昌幸、安永義郎
撮影:
上野彰吾
音楽:
Akeboshi
美術:
磯見俊裕
企画:
山上徹二郎
製作国:
2008年日本映画
上映時間:
2時間20分
配給:
ビターズ・エンド

(C)2008「ぐるりのこと。」プロデューサーズ

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5件中 1~5件を表示

投稿日:2008年7月28日
Kame.Plaさんのレビュー

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幸せ

失われた10年といわれるバブル期を背景に、夫婦2人の生活を描いている。

演じている脇役が良い!夫婦が良い、そして家族が良い。とくに不動産屋の兄貴一家(寺島進とその嫁)は良い。善悪がまさに法廷との対比で描かれて、社会全体が悪い方向へ流されていくのが分かるようになっている。今のうつ病患者は600万人とか、社会病理が主人公と法廷作家の手で描かれる法廷の容疑者の画によってあぶりだされる。一見ボーとした主人公の夫、なかなかの描画技術である。主人公の職場に生息する、若い後輩社員の今風の言動。考えさせられる。思わずイルイルと思ってしまった。

ちょっと残念なところ、主人公の妊娠・流産・中絶などなど。その当りの突っ込み不足が、うつっぽい描画に欠けるように思う。

でも、ゆっくりと流れる時間をいつくしみ生きていきたい。

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投稿日:2008年7月28日
とーまさんのレビュー

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泣ける
笑える
幸せ
ネタバレ
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投稿日:2008年7月2日
星なれさんのレビュー

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幸せ

ガツガツした名誉欲や出世欲を持たず 流れに身をまかせて
ユラユラ生きてゆく、 手に職があるとそんな生き方も出来るのかなあ
という映画 というのはウソで

2人で"夫婦"として生きていくということは?
という、答えがあってないような命題に
真摯に向き合う映画。

映画を見終わった後に
手をつなぎたい方々に特にオススメです(^^)

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投稿日:2008年6月27日
レナカナママさんのレビュー

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悲しい
ネタバレ
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投稿日:2008年6月25日
ジョルジュ・トーニオさんのレビュー

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泣ける
笑える

<ストーリー>
靴修理屋で働いているカナオは翔子と結婚している。裕福でもなく、妻はいろいろ口うるさいが、だらしなくも何とかやっている。そんなカナオは先輩の紹介で法廷画家の仕事を始める。妊娠中の翔子は安定しない仕事に不安も覚えるが、今は子供の誕生への喜びのほうが大きい。

しかし子供は流産してしまい、翔子は少しずつ精神のバランスを失っていく。

<個人的戯言>
とにかくリリー・フランキーと木村多江がいいです。

だらしなく、
決して感情表現のうまいとはいえないが、
どんな状態でも妻を受け止める夫役が、
ずぶの素人であるリリー・フランキーに見事にはまりました。
しかも時折見せる「本気」がいいアクセントになって、

「結構演技計算してる?」

とさえ思わせます。

木村多江も、

そんなかなり癖のある共演者とのアンサンブルを、
互いのユーモアのセンスも相まって、
実にイキイキと演じていて、

この二人のシーンは長回しが多いのですが、
とにかく幸せな感じが伝わります。

そして更に流産して
徐々に精神のバランスを崩していき、
ついに感情が爆発するシーンはほんと凄かった。
このシーンは
私の数少ないラヴ・ストーリー鑑賞歴の中で、
1位、2位を争う「ラヴ・シーン」になりました。

一方で並行していく妻の家族の話が、
とても現実的で下世話な分とてもリアルで、
うまく主人公二人の話と対になっているような気がしますし、
最終的には主人公二人が夫婦として生きていくことが、どういうことなのかを与えるようなものになっています。

妻の家族の話が落ち着くところに落ち着いた後の、
ちょっと不意打ちにも思える、
妻の母親からの義理の息子への言葉に・・・感涙。

法廷画家という設定は、
様々な実際の事件を思わすような裁判を振りかえる中で、
この夫婦の「歴史」を辿るようになっていますし、
妻の妊娠とは、
「生死」ということで、
かすかな繋がりは匂わせているようで、
一定の効果はあったと思います。
チョイ役の「被告人」たちが超豪華なのはかなりな特典です。

「食べた!」(by宮崎勤風加瀬亮)

全篇に渡る小ネタやHネタは、
ゆるくもどこか微笑ましいものが多く、
最後はほっこり感に包まれる作品です。

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