純喫茶磯辺

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純喫茶磯辺

解説

高校生の娘・咲子と2人で暮らしている水道工員の磯辺裕次郎は、父親の急死によって多額の遺産を相続する。生来いい加減な性格の彼は、ただモテたいという理由だけで喫茶店を始めようと思いつき……。「机のなかみ」の吉田恵輔が監督・脚本を手掛け、喫茶店に集った個性的な人々が織りなす人間模様を描いた人情コメディ。俳優としても活躍するお笑い芸人の宮迫博之が主演を務めるほか、麻生久美子、ダンカンら個性派キャストが集結。

2008年製作/113分/日本
配給:ムービーアイ
劇場公開日:2008年7月5日

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(C)2008「純喫茶磯辺」製作委員会

映画レビュー

4.0「おいにい喫茶店」はツボにハマった

2024年1月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

怖い

監督と脚本は『ばしゃ馬さんとビッグマウス』『麦子さんと』『ヒメアノ〜ル』『犬猿』『愛しのアイリーン』『BLUE/ブルー』『空白』『神は見返りを求める』の吉田恵輔

吉田恵輔監督にハズレはない
あくまで個人の感想です

粗筋
裕次郎が喫茶店を始めた
店名は純喫茶磯辺
始めたものの開店休業状態
それなのに娘の咲子の他バイト2人
1人目のバイト麻美に辞めてもらう
客寄せに2人目のバイト素子にピンクの制服を着せてみたら店は大繁盛
裕次郎は素子にホの字
咲子は父と母がよりを戻しまた3人で暮らしたかったので素子が邪魔になった
なんやかんやで父と客の1人が店内で取っ組み合いの喧嘩になり警察沙汰に
これをきっかけに素子は店を辞め麻美が復帰したピンクの制服を着て
一年後咲子はの麻美と再会した
故郷の北海道に帰るはずだったがその夜に出会ったJRの職員といい関係になり妊娠していた
素子目当てだったためか結局店は潰れた

父と娘のユル系ホームコメディー

右足の匂いを嗅ぐ咲子
左足の匂いを嗅ごうとしたら椅子ごとひっくり返る咲子

アパートに帰る直前で元彼に殴られしばらくしてから鼻血を流す素子

クッションのようなジャンボどら焼きが気になった
どこで売っているんだろうか
Amazonで買えるのかな

あと語尾に「〜っすよ」をつける女は嫌だ
たとえ美人でも
麻生久美子は役でだけどこれに限らずつけがちな印象がある
でも麻生久美子は嫌いじゃない
むしろ好きだけどね
でもさ「〜すよ」は嫌なんだ生理的に

エンドロールはクレイジーケンバンド

配役
小さい工務店を営んでいたが父の遺産が手に入ると仕事を辞めて喫茶店経営を始めた磯辺裕次郎に宮迫博之
裕次郎の娘で高校生の磯辺咲子に仲里依紗
純喫茶磯辺2人目のバイトで北海道出身の菅原素子に麻生久美子
裕次郎と離婚し再婚相手とも離婚した咲子の母の麦子に濱田マリ
純喫茶磯辺1人目のバイトの江頭麻美に近藤春菜
純喫茶磯辺の客で熊本出身の柴田に斎藤洋介
純喫茶磯辺の客の小沢にダンカン
純喫茶磯辺の客の本郷にミッキー・カーチス
純喫茶磯辺の客で小説家の安田に和田聰宏
純喫茶磯辺の客にあべこうじ
純喫茶の客に踊り子あり
純喫茶磯辺の客に谷口一
咲子のクラスメートの金沢カナに悠木碧
咲子のクラスメートの真鍋マナに田島ゆみか
裕次郎行きつけのキャバクラの嬢に堀越のり
咲子と素子が立ち寄った喫茶店のマスターに矢柴俊博
素子の元彼に伊藤明賢
居酒屋の店主に明樂哲典
改装業者に三島ゆたか

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野川新栄

4.0これが映画だ。

2020年12月24日
iPhoneアプリから投稿

再々…見。

大人達のブザマと矛盾に触れて拒絶し受け容れるJK仲里依紗。

その成長の微量が巧い。

其々が不器用に孤立する家族がその距離感のまま少しだけ再生する。

それで良しとする天才監督吉田恵輔の優しさ。

居酒屋での麻生久美子のダンカンに関する告白は映画史に残る衝撃。

これが映画だ。

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きねまっきい

3.5非日常が日常に変わる毎日

2019年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

何でも無い一日なんだけど何かは変化していて、気づけば1か月前とは、1年前とは、全然違っていたりするから面白い。それを共感できる視点で映す吉田恵輔監督は信頼できます。メチャメチャ面白い訳ではないが、外れは作らない監督。

「あれ」ってなんだっけ?
印象的なのに覚えてない。

宮迫の毛根が頑張ってます。

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クリストフ

3.0麻生久美子

2019年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 グータラな父親裕次郎(宮迫)。遺産が入った途端に仕事を辞め、家でゴロゴロ。そんな怠け者が始めた喫茶店なんて客が入るわけもない。客が入らないのに菅原素子(麻生久美子)をバイトとして雇ってしまう。そして元からいたバイト江頭(近藤春菜)を辞めさせてしまう。

 素子のおかげで客足は順調。裕次郎はなんとか口説こうと毎晩のように飲みに連れていき、素子は小説家の客にぞっこん。だが、男は盗撮マニアでロリコンだったことにショックを受け、逃げてくる。そして、8年前に離婚したお母さん(濱田)が再婚相手とも別れたと聞いた咲子はよりを戻してほしいと願う。

 居酒屋で飲んでた裕次郎は素子にプロポーズしようとしていたが、そこへ咲子が現れ、父に変な気を持たせないよう頼むのだ。「わたし常連客の小沢(ダンカン)さんとやっちゃいました」、「わたしヤリマンなんです」と衝撃の告白。観ている方もショックだった(笑)。小沢が店に現れたとき、店内で喧嘩。警察沙汰となってしまう。そういや素子がバイトを始める動機も全身脱毛したいからだった。ボーボー・・・見てみたい。

 素子が去ってからすぐ店はたたんでしまい、一年後、素子と再会した咲子は妊娠していた素子にびっくり。まぁ、誰とでもやる女だから・・・

 父親の失恋を間近で見ながらも友だちのような親子を続ける二人の関係がとてさわやか。つぶれた店はいまだ買い手もつかず放置されたまま。中を覗き込んだ咲子が涙するシーンは、これも女子高生の青春の一コマだったと思えば、ほんわかしてくる。

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kossy
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