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ラスト、コーション

(C)2007 HAISHANG FILMS/WISEPOLICY
生ぬるい展開は一切ありません。
観ごたえがあります。
脚本も画面も役者のチカラも
すべてが素晴らしいです。
・・・ボカシはどこの国に行っても外すことは出来ないんじゃないかと(^_^;
タン・ウェイがとにかくすごかった。
スクリーンの中で変貌していく姿が、女性としても驚きだった。
ストーリーの展開も自然に引き込まれていき、2時間38分という長作だがあっという間だった気がする。
終わった後、なんともいえない気分になって、その世界をひきづってしまったが、それだけ、映画に引き込まれていたことがわかる。
見て2日経つ今もこの世界に浸ってます・・・
年度末ということもあり、仕事が非常に忙しくなかなか観に行けなかったのですが、ようやく観る事ができました。
久々に良い映画を観たなあ、と上映終了後しばらく余韻に浸りました。
主演の新人女優タン・ウェイ、この映画の中では、正に「映画女優!」といった貫禄さえ感じられる堂々たる演技です。
対するトニー・レオンもまるで「カサブランカ」でのハンフリー・ボガートを彷彿とさせる、渋い、寡黙な名演技。
過激な(?)セックスシーンがとても話題になっていますが、実際観てみると、過激というより、緊張感を孕んだ、痛々しいまでに、ふたりの人間の孤独感を表現しているシーンでした。本当に、観ているこちらの胸にまで突き刺さってくるような。
(一般論で言うと)セックスは、どちらかというと「癒し」に似たようなものだと思うのですが、彼らふたりのそれは全く異なったものとして描かれています。
2時間40分、と観る前は少し尻込みをしそうな上映時間でしたが長さはあまり感じず、むしろ堪能した、という感じです。
上海、香港の当時の状況を再現した美術も必見です。再現というより、本当に当時の上海や香港でロケをしたような臨場感がありました。
音楽も「静謐でありながら、サスペンスを盛り上げる」絶妙なものでした。是非ともサントラを購入しようと思っているところです。
文句をつける所はありません。稀にみる完璧な映画ではないかと思います。ベネティア映画祭グランプリ受賞も偶然ではないですね(なんとまあ、偉そうな物言いだこと)。
大絶賛になってしまいましたが。
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