おくりびとのレビュー

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おくりびと

劇場公開日 2008年9月13日
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55件中 41~50件を表示

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投稿日:2008年9月19日
rasenさんのレビュー

都会で食い詰め帰郷した男。旅行会社に採用されたつもりが、仕事は安らかな旅立ちへのお手伝い。そんなこととはつゆ知らぬ健気な妻の笑顔に送られる日々。ひょんなことから片足突っ込んだ納棺師の道、男はいつしか両足で歩いている。

納棺の儀式を執り行う本木雅弘の心を込めた所作手さばきの鮮やかさ。世俗の汚れをきれいに落とされ、死者の面に生気が蘇る。死出の装束を清らかにまとわせられて、悲しみを新たにする遺族が見守るうち、死者は静かに棺へと納められる。人間の尊厳を慈しむ画面に自然と涙も滲んでくる。泣かせる作品なのだ。

泣かせるがお涙頂戴という訳ではない。人が生きていくことのもろもろを、静謐さと厳粛さのうちに、皮肉の効いた笑わせどころもしっかり織り込んで、厳しくも優しいお話として提示する。その丁寧で行き届いた仕事ぶりに泣けるのだ。

そもそも、モックンが納棺師をモチーフに、脚本は小山薫堂を指名するところから始まった企画だと言う。確かに、これはビジュアル的にも物珍しさからも映画にはおあつらえ向きの素材だ。納棺師と死者との距離感でドラマの幅を広げた脚本は伏線の張り加減など強引とも周到ともとれる点はあるが、普通の人々を敬意を込めて描き、誰もが共感できる物語になっている。見事な脚本で指名に応えた小山薫堂はあまりにカッコいい。

滝田洋二郎の丁寧な画面作りと抑制の効いた演出も良かった。「陰陽師」や「阿修羅城の瞳」のようなスペクタキュラーなものより、前作「バッテリー」同様、家族や夫婦をモチーフに普通の人々を描く方がこの監督の柄に合っているのだろう。

プロデュース的なセンスの良さを発揮したモックンの、作品を力強く引っ張っる華も実もある役者振りがいい。山崎努の人を喰った怪人振りと余貴美子の生活感が作品にクッキリと陰影を刻み込み、広末は屈折した笑顔で貢献する。素材の新鮮さに対し、奇をてらわぬキャスティングが醸し出す説得力。月山を望む庄内平野の美しい四季を背景に、人生を感じさせるチェロの調べが。生きとし生けるものへの共感と慈しみを描いて、隅々迄味わい深い。今年度を代表する作品。

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投稿日:2008年9月18日
ゆりこさんのレビュー

誰もが遅かれ早かれいつかは経験する死。
こんな「死」をテーマにした映画なので、重々しく悲しい話かと思いきや、前半は笑いが満載で、日本ならではのユニークさもあり、おもしろく描かれているのが意外でした^^笑えます♪

葬儀会社全般の業務内容は、なんとなぁ~く理解していたつもりの私だけど、その中で「納棺師」なんぞという職業があるなんて、今まで知りもしませんでした。
・・・ってか、それ以前に、婚礼会社は喜ばれるのに、葬儀会社は遠慮されがちな世の中が現状。でもこの映画を観て、死んだ時に、その人が生きていた中で一番綺麗な時の姿にして、向こうの世界に送り出してくれる。なんて素晴らしい職業なんだろう!って感動せずにはいられませんでした。

「死とは門のようなもの。だから行ってらっしゃい。また逢おうな。と行って送り出すんだ。」火葬場で働く笹野さん役の正吉のセリフにジ~ンときました(涙)
いつかまた逢える。。。そう思えば淋しさも軽減されますよね^^

今回、NKエージェントの社長扮する山﨑努さんが、前回の「クライマーズ・ハイ」のいやらしい社長と全く違って、かっこよく凛々しい姿が印象的でした^^勿論もっくんも良かったです\(^o^)/

身近な人が亡くなった時、死を悼む哀しみははかり知れないものがありますが、そんな中、誰かがひとつひとつ丁寧に、生前の頃の綺麗な姿にして故人を送り出してくれる。そう思うと、何とも言えない温かな優しい気持ちに包まれます。
いつかは私も送られ人。私も最高に綺麗にして送り出して貰いたいものです^^

本当に素晴らしい映画でした^^♪
今年私の感動NO.1映画になりそ~です(^o^)

                9月16日MOVIX伊勢崎にて観賞

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投稿日:2008年9月17日
seanさんのレビュー

試写会にて。

第32回モントリオール世界映画祭・グランプリ受賞作品。
受賞前から観るつもりではいたけれど、実際に観てみたら、
あ~これは♪と思うほどの素晴らしい作品なので驚いた。

いや、驚いたのは…その内容で、私はもっと荘厳な日本の
葬送儀式を描いた作品なのだと思っていて(そうなんだけど)
あんなにユーモアに満ち溢れたドラマだとは思ってなかった。
だって、腹を抱えて笑えるほどなのである^^; 
そして、ひとしきり笑わせておいて、ズシンと胸にも響く。
やがて流れ落ちる涙が冷たくはなく、温かいことに喜び、
いつか自分にこんな日がやってくることを予測してしまう。
「死」を「旅立ち」と捉えられるなら、ちっとも怖くはない。

そして、なんといっても…。モッくんと山﨑努だ。
こういうテーマを選んでおきながら、なんとも飄々とした
二人の掛け合いを見ていると、あ~生きてるっていうのは
こういうことなんだよな、、、と実感できる。
動植物の死、によって生き長らえている人間たちなのだ。
綺麗だの気持ち悪いだの、まともだのまともでないだのと、
ヒトは他人の職業についてあれこれと意見をするけれど、
どんなにドエライ人間だっていつかは死ぬわけでしょう。
その亡骸を、いっさい他人の手を借りず、迷惑もかけず、
処理することなど、今の日本では到底不可能なのだ。
いつかは皆、おくられびと。になる日が来るのだから…。

一緒に観た母親がボソッと言った。
儀式としての納棺は、母の若い時分には無かったそうだ。
身内や親類が総出で、亡骸を棺に納め、葬送したらしい。
今はお金をかけて、こうやって綺麗にするんだね。。。と
そんなことを隣で言われた私は、何だか泣けてきてしまった。
ちなみに私も身内の「死」に立ち合った経験があるものの、
その時はすでに、棺に納められてからの対面、だった。
納棺はおそらく綺麗な御遺体でなければ見ることは出来ない。

しかしこの作品は、その職業について深く掘り下げる一方で、
人生の悲喜交々を雄大な自然の中で(チェロの伴奏にのせて)
豊かに謳い上げてくれている。人生にどんなことがあっても、
自分がおくられびと。になる日まで終わることはないのだと。

観終えて、久しぶりに拍手を贈りたくなった作品。

(モッくん、今回も素晴らしいコスプレを魅せてくれてます^^;)

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投稿日:2008年9月16日
mori2さんのレビュー

“モントリオール世界映画祭グランプリ受賞”。とても地味なテーマを描いた映画です。でも、素朴でとても優しい気持ちになれる映画です。
 吾輩“モントリオール世界映画祭”が、どれほど権威のある映画祭なのか存じません。しかし、今回のグランプリ受賞は、この映画にとって非常によろこばしいことだったと思います。何せ、公開初日から“満席”でしたから。この“賞効果”がなかったら、この映画はひっそりと公開されて、あっさりと上映終了していたかも知れません。それくらい、取り上げているテーマが、この上ないくらい地味なモノですから。でも映画自体の出来は、とても素晴らしい物でした。ですから多くの人が映画館に足を運んでこの映画をご覧になるっていうのが、何かとっても嬉しいです。

 “納棺師”という仕事があるという事を、吾輩はこのえいがを観て初めて知りました。遺体に死に装束を着せ、死に化粧を施し、あの世へ送り出す。映画ではその作業の一つ一つの動作が、入念に撮り上がられていて、さながら崇高な儀式のようでした。ある意味これは一つの“芸術”だと思います。映画の中では、“遺体を扱う仕事”ということで、抵抗を持つ人々の様子も描かれています。吾輩なんぞは、さほど抵抗は感じなかったのですが、やはりそのように感じるのが一般的な通念なんですかね?しかし、その人達も大悟の“凛とした”仕事振りを見て、考えを改めていきます。様々な形の“人の死”に、愛を持って向き合い、その最期を送り出す“納棺師”。非常に素晴らしく、気高い仕事だと思います。

 主演の本木雅弘さんが、イイ演技を見せてくれます。最初の方は、何となく“ダメ男”なんですが、様々な“人の死”と向き合い人間的に成長していく主人公・大悟の姿を、抑えめの演技で堅実に好演しています。もう“モックン”なんて呼んだら失礼ですね。そして妻役の広末さんが、これまたイイ!一時期“プッツン女優”とか言われてましたが、何か完全にふっ切れてるんでしょうね。可愛くも芯が強く、愛する夫を常に支える妻・美香をとても愛らしく演じています。いやあ、あんな奥さん、そうそういませんよ!
 山﨑努、余貴美子、吉行和子、笹野高史…、脇を固めるベテラン俳優陣の皆さん。もう何も言うことはございません。映画を安心して見ていられます。それぞれの魅力を如何なく発揮され、この映画をとてもしっかりした作品に仕上げています。

 観る前は、宣伝などから『ひょっとして“号泣誘発映画”なのかな?』と思っていたのですが、随所にユーモアが散りばめられていて(事実、前半1時間くらいは、笑いの方が多かった)、観ていてとても優しい気持ちになれました。こういう“心が優しくなる“演出、滝田洋二郎 監督は、ホントお上手ですね。あと、久石譲 さんの音楽と、山形の素朴な自然の風景が、観る者の心を更に優しくしてくれます。
 何度も書きますが、決して派手な大作ではなく、地味な映画です。でも日本映画として、日本文化の優しい所が描かれていて、本当に“秀作”です。来年のアカデミー賞の日本代表に選出されたそうですが、何とか“外国語映画賞”にノミネートされてほしいですね。ガンバレ!

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投稿日:2008年9月11日
antさんのレビュー
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投稿日:2008年9月7日
しげさんのレビュー

この手のテーマにありがちな説明的台詞が皆無であるのに、登場人物一人一人の心情がもの凄く伝わりました。
邦画では間違いなく歴史に残る一作です。

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投稿日:2008年9月5日
けろこさんのレビュー

試写会で見ました。正直単なる暗い映画なのかな・・・と思っていましたが、
見事に裏切られました。

山崎努と本木雅弘のテンポの良さのかけひきに笑ったり、本当に美味しそうに食事をするシーン、広末涼子と本木雅弘の夫婦の生活、そして納棺師としての仕事っぷり、チェロを演奏するシーン。
山崎努のコミカルながらも深みのある言葉、本木雅弘のびっくりしたり悲しんだりする表情、広末涼子の柔らかい優しい表情。

さまざまな場面が心地よいBGMと盛り込まれていて、死との向き合い方を考えさせる話でした。

また、人との縁はどこかでつながっている、ということも感じました。

今までに対面してきた、納棺やお通夜、お葬式、悲しみにくれてばかりいて、納棺の一つ一つの作法に意味があることが分かりませんでした。亡くなった方へのお礼の気持ち、最後はいい顔をしていたよ、っていうありがとうの意を込めての納棺なんだな、次に自分が立ち会う時は、またこの映画を思い出して、違う気持ちでいるんだろうな、と思いました。

本当に見て良かった映画でした。

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ももママさんの画像


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投稿日:2008年9月5日
ももママさんのレビュー

納棺師の所作は美しくて、お茶のお手前のような完成度がありました。それを演じるモックンの微妙な表情の変化。彼は本当に、良い俳優さんになりましたね。深みのあるチェロの音色に彩られ、人生の最後の一幕・・・納棺は、その人の命を大切にするひと時なのだと伝わってきました。
時に笑いながらも、命の尊さを静かにかみ締める秀作です。
脇役は芸達者が揃っていて、しかもそれぞれに合ったキャスト。山崎努は社長を楽しんで演じていましたね。吉行和子、さすが、笹野高史、相変わらず良い味。個人的には杉本哲太が好きです。

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投稿日:2008年9月4日
nagirakenichiさんのレビュー

eiga.comの試写会で拝見しました。
納棺師ってなに
シリアスコメディーかと思っていましたが、とても切なくて、愛があって、偏見
があって、あたたかな人の血の流れている素敵な作品でした。
本木雅弘ってこんなに演技がうまかったっけ
ずっと思いだせなかった父親の顔を思い出せた瞬間に、この作品は人の死を引金
に、生きている者の思いや愛を気付かせるのだなぁと感じました。
素晴らしい映画をありがとう!って感じの映画でした。

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投稿日:2008年9月3日
ららさんのレビュー

納棺師というお仕事を知るいいきっかけになりました。
実際にそんな場面に出くわしたことがないので「へぇ~」と思えることも多かったです。
死者は他人にとっては死体でも家族にとっては”亡骸”であり、尊いものであるというのがよく現れてると思います。
笑わせるけど泣かせる映画で2時間10分の上映時間ですが長さを感じさせない映画だと思います。

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