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巨匠という域にもはや到達しているかもしれない、久石譲の音楽が見事にストーリーを体現している。
雄大な山々と厳しい冬が終わったあとの春の暖かさなど、山形の自然が物語を大きく包む。
生死は万人に等しく訪れるもの。それを全編とおしてじんわりと染み入るように伝えてくれる、深い幸せに包まれる作品だ。

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元喫茶店の実家の落ち着いた雰囲気の内装が,
チェロのテーマ曲が,
美香の理解と,
絆の継承のラストシーンが好き。
威厳と優しさを全身から醸し出す佐々木と,門番が良かった。
夫への愛情がたしかに見える美香も良い。
主人公の小林大悟が,真摯で穏やかな人柄で好印象。
本木雅弘がハマり役。
顔立ちが中性的だから嫌らしくなかった。
「死」にまつわる偏見と,事務的な葬儀の形を,
声高に追求せず,さらりと取り込んで,
クスっと笑いと爆笑を織り交ぜながら,
厳かで崇高な「納棺師」の仕事を通して,
人生に自問自答を続ける大悟の成長を,
シンプルに描いた脚本が秀逸。
生きるを見つめる前向きな物語でした。
ひとつだけ注文を付けるなら,
エンディングバックは父親にしてほしかった。。

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愛国心的なものを持ち合せていない私ですが
「日本に生まれてよかった」と思わせてくれる映画です。
大切な人を失い送りだすその時、目の前で
物のように棺に入れられたら死んでしまった悲しみが
溢れ出すだけでなにも残りません…。
でも、故人に生前同様の敬意はらい「身支度」を
してくれる姿を見ているだけで故人に対しての感謝を感じ、
悲しいけど優しい気持ちでいられるような気がします。
どう表現していいのかわかりませんが「日本人」であることが
誇らしい気持ちにもなります。
いつか、そんな日がくるのなら親もそんなふうにしてあげたいな
とただ純粋に思えるそんな映画です。
※内容もただ、悲しいだけじゃなくコミカルで笑えるので
暗そうとかジミとか思わず見に行ってみてください。

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周囲の人の死に直面する機会が多くなるような年齢になって、この映画のように正面から死に向かう姿勢を取り上げられると感動を覚えます。花粉症の涙と鼻水と、それより多いこの映画を見てのそれらが一体となって、映画が終わった時ぐじゃぐじゃになっておりました。
直接テーマとは関係ないかもしれませんが、広末さんが演じる妻が転職しないなら実家へ帰ると言った時のさまが、自分が転職使用とした時の愚妻のものの言い方と全く同じだったので「そんなヤツとは別れてしまえ」と思わず言ってしまいました。

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昨年公開直後に観ました。去年観た映画の中で私にとってベストといえる作品でしたが評判もよく、多くの方のレビューを読んでいると私の言いたいことがうまく表現されていてここに私が書く必要もないなぁ~と思っていました。
しかし今日ある映画を観てがっかりし、比べてみるとあらためてこの映画の素晴らしさを認識したので遅ればせながらですがここに書いてみようかと思いました。
映画は音と映像と内容が一体となる媒体です。テレビやDVDもそうですが映画は画面と音が大きくその利点も生かさなくてはならないと思います。この映画はそのすべてが揃っていました。
音楽、風景、そして所作すべてが美しく、人の思いが温かい。
しかし人間には5感があります。
耳と目だけではない肌に感じる湿度や匂いそれをこの映画では感じることが出来たと思っています。
これはどんな映画でも感じることが出来るわけではないし、時に有り得ない質感の映画があります。
しかしこの映画は大袈裟でなくとても自然に日本を感じることが出来ると思いました。
映画は勿論内容が大切ではありますが、それだけでは絶対にないと
思えるそんな映画だと思います。

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試写会でみました。感動です。本当に職業に対しての偏見ってありそうです。非常に腹がたちます。広末涼子さんのセクシーシーンが。それはオッケーなのと思いました。真面目な映画なんですけど。

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一言で言うと、とっても深~くて、あったかい、良い映画でした。
なかなか身近にはない、だけど誰もがいつかは目にするであろう
永遠のお別れの儀式・・・。
それを仕事とする「納棺師」という、特殊な職業だからこその苦悩や、
人への優しさなどが丁寧に描かれています。
笑えるところもあり、山形の美しい四季の景色あり。
美しいチェロの音楽ありと、盛りだくさん。
そして、泣きます。 感動します。 号泣です・・・。
鼻も目も大変なことになっちゃいました。
内容的にはオススメしたい映画ですが、注意点が1つ。
くれぐれも、ぐちゃぐちゃの泣き顔を見せても平気な相手を選んで
見に行く事をオススメします。

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演出がもたつくせいで若干長く感じたり、「広末は何を演じても広末だなぁ」なんて、そのステレオタイプの演技にちょっと閉口したり、不満がないわけではない。でも、それを補って余りある魅力のある、丁寧に撮られた1本でした。「死」をテーマにしながらも、決して重過ぎず、むしろ軽い語り口で巧妙に語られている点も素直に胸に迫ります。と、いうことで08年を代表する1本になるだろうと思います。
役者陣では、本木扮する主人公が、その人柄にいつの間にか引き寄せられる社長を演じた山崎努が素晴らしい。また、吉行和子、笹野高史のコンビが非常にいい味を出してました。モックンも頑張っていたけど、大ベテランを前にすると、やっぱりちょっと霞んじゃったかな。(あと、この場を借りて峰岸徹さんに合掌)
それから「命」を象徴する食事のシーンがまた素晴らしい。人間は生きとし生けるものを自らの糧にすることでしか生きられないわけだけど、主人公達が美味しそうにフグの白子や干し柿、そしてフライドチキンにむしゃぶりつく姿は、食べることの喜びと食べ物への感謝がよく表現されていて、映画の魅力を格段にアップさせていると思う。
この映画を観ると、誰もが本作に登場する納棺師のような人たちに送ってもらいたいと思うのではないだろうか。いつか来るその日のために、誰もが観ておいた方がいい1本だと思う。

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