潜水服は蝶の夢を見る アマポーラさんの映画レビュー

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ヴェロニカ・マーズ

映画レビュー

潜水服は蝶の夢を見る

  • 公開日 2008年2月9日
  • 4.0(全85票)
原題:
Le Scaphandre et le Papillon
監督:
ジュリアン・シュナーベル
脚本:
ロナルド・ハーウッド
製作:
キャスリーン・ケネディ、ジョン・キリク
原作:
ジャン=ドミニク・ボビー
撮影:
ヤヌス・カミンスキー
音楽:
ポール・カンテロン
美術:
ミッシェル・エリック、ロラン・オット
製作国:
2007年フランス・アメリカ合作映画
上映時間:
1時間52分
配給:
アスミック・エース

(C)Pathe Renn Production-France 3

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蝶になれない蝶を観るのは退屈
投稿日:2008年3月3日
アマポーラさんのレビュー

印象Pickup
単純
寝られる

ロックトインシンドローム患者が瞬きで自伝を綴ったという事実には驚嘆するが、それを映像化して面白いかといえば、必ずしもそうではないし、その手法には大いなる工夫と困難がつきまとう。だが、この作品はそうした難問を、前宣伝ほどには克服できていない。それどころか、作品として哀しいくらい見事につまらない。
同患者にかろうじて残されたものは左目の自由の他に二つ。「記憶」と「想像力」。その貴重な「想像力」が貧弱で陳腐ときては誰も面白がれないし、楽しめないし、安手の涙さえ流せない。患者の「想像力」は大空を自在に羽ばたく「蝶」になれず、さなぎのまま朽ち果てている。一つ言えば、言語療養士の唇が何度も何度も繰り返す「E.S.A.R.I.N・・・」というアルファベッド、意味を持たぬはずのアルファベッドの文字がある様式美やリズムを伴ってしだいに耳に快く響いてくるのは意外であった。意味は不明だが、俳句か短歌のような定型詩を聞かされているような不思議な錯覚と陶酔にとらわれた。だが、だからといって、これはこの映画の評価を上げるものでは決してない。

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潜水服は蝶の夢を見る

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