掲載作品数22430件
クローバーフィールド/HAKAISHA

Copyright (C) 2008 Paramount Pictures. All rights reserved.
前へ 1 2 3 4 5 6 次へ 30件中 11~15件を表示
さんざん秘密主義を押通しつつ、予告作成、
公開後も意見が真っ二つに分かれていた本作^^;
実はあんまり観る気がしなかったのですが。。
友人が「観よう観よう!」とうるさかったので
(ゴメン、友人)私はポイントを使ってケチに徹し、
つまんないかもしれないからとPコーンを抱いて、
観た次第です。。エイブラムスさんすいません^^;
えーと。。ひとことでいうと××映画でした。
正体が何か、もう結構広まっているけど…一応^m^
でもってそれが、日本来日時のエイブラムスさんの
息子さん?の影響もあったようですが、すごく
有名なキャラクターがモデルになっているのです。
まぁすぐに分かりますけど…^^;
あまり造形そのものには期待しない方がいいかな。
R・エメリッヒさんが作ったのと大した違いはなく。。
どうもハリウッドでは、ああいうキャラを魅力的に
作れないみたいです。声とも全然合ってないしねぇ。
さて、内容を観た感想なんですが。。。
私的には思ったほど悪くなかったです。意外や意外!
だってちゃんとプロの仕事になってるんですもん。
画面が揺れて観辛かろうが、一点からの映像だろうが、
人物と話の筋が追えて、クライマックスがある。
計算され、作り込まれたパニック感がアリアリ。。
さすがお金をかけただけあって、そのあたりはかなり
上手かったですよ。とても藪から棒な展開ですが^^;
もともとこれを観たくなかった理由は、
以前よく似た展開の作品、B・ウィッチ・プロジェクトを
観て、幻滅&後悔。(特に二作目)
もうこの手は観ないぞ!と心に誓ったからなのです。
…でもよくそう言いながら、例えば出たがりインド人
(シャマラン)の作品などをしっかり観ている私の
いいかげんな性格を、友人は見抜いていたようです。
…さすが。^^;
そう、さすがといえば、ハッド!?
彼がいちばん記憶に残りましたよ!あのカメラワーク!
素人でしょう~?最初なんてかなり嫌々だったのに。
プロのカメラマンだって、あの状況でちゃんと撮れるか
どうか…なのに、彼!走りながらですよ。すごいです。
HAKAISHAのあとに、SATSUEISYAって付けたいくらい^^;
(あとはエンディング曲。これを聴くだけでも十分!!)
確かにブレア・ウィッチプロジェクトのような、手振れのビデオ・カム=臨場感という手法は安易なのかもしれない。しかし、「バベル」やダルデンヌ兄弟、あるいはラース・フォントリアーの作品等様々な映画でその手法は既に使われており(もちろんそれぞれ演出上の意図は違うのだが)、映画の中において「リアル」を表現する手法としての手振れカメラの賛否という問題は別にこの映画に始まった訳ではなく、わざわざ指摘する事ではない。
注目すべきなのは手振れのカメラではなく、この映画の持つ世界観だ。もろ9・11的ビジュアルと、全てが映し出される事がなく、途切れる編集。その「全てを把握する事が出来ない」世界、「答えが用意されない」物語こそ、私達が9・11以降感じている不安や恐怖を呼び覚ます。そしてその様な世界や物語に対する認識は、実は最近の映画のあらゆる所で見られるものなのである。
例えばスピルバーグの「宇宙戦争」を初めて見た時我々は、「インディペンデンスデイ」のようなスペクタクルを期待し肩透かしを食らわされた。しかし、あの映画では、その事が意図的に行われている。主人公の知らない所で大きな物語が起こり、その全体像を把握する事もなく翻弄され、彼が世界を救う鍵を見つける訳でもなく、主人公の知らない所で物語が収束に向かう(スピルバーグの映画に常にある裏テーマである、家族の再生という物語は完結するのだが)。この大きな物語、世界の一部でしかない感覚は、クローバーフィールドと共通する世界観である。
もう一つ別の例えとして「ゾディアック」を出そう。90年代に、その後に「ソウ」等のサイコホラーの流れにもつながる、パズル的な「答えが用意された物語」のある種の金字塔を「セブン」において生み出し、「ファイトクラブ」において9・11を予見するかの様な映像を取ってしまったデビッド・フィンチャー。その彼が長いブランクの後発表した「ゾディアック」が、実際にあった「未解決事件」を題材にしているという事に、彼の興味の変化を感じる。そう、かつての「セブン」や「ファイトクラブ」と違い、主人公そして我々観客は、「答えの用意されない物語を受け入れる事」を要求されているのだ。
例えが長くなってしまったが、この様な要因から、クローバーフィールドはそのまま単なるモンスター映画であると同時に、今日的な世界観を持った作品だとも言える。確かにJJエイブラムスがどこまでそういった、「全てを把握出来ない」世界や「答えの用意されない」物語、あるいはそこから来る不安、恐怖というものを意識的にクローバーフィールドに取り込んでいるかはわからない。だが意識的か無意識的いずれにしろ、現代の観客にアピールしようと真摯に取りくまれた作品であれば、必然的にそういった感覚を内包するのではないだろうか。なぜなら多くの観客にその作品が届くという事は、同時代の観客の持つ深層心理に潜む共通感覚にその映画が訴えかける事に成功しているという事だ。だから私達が言いようのない不安を持つ2008年の同時期に、「クローバーフィールド」という映画と、これまた予測不能な世界の恐怖が描かれた、「ノーカントリー」という映画を目撃したという事は、偶然ではない。
人によってですが、酔いやすい人は本当に行かないほうがいいです。
ブレア・ウィッチ・プロジェクトで酔った人は避けたほうがいいかも。
ストーリーは微妙というか、話題作とか宣伝の割にはたいした事なく、
期待しなかった分にはそこそこに面白かったって感じでしょうか?
どんな映像でも平気だよって人が期待せずに見に行くとそこそこに楽しめるかも。
粒子の粗いブレまくった映像ということから、ある程度覚悟していたが、全然見にくくなかった。逃げるというシンプルなストーリーをチーム編成やキャラ設定の工夫で成立させているが、冒険行なのに男達に苛つかせられたのは作り手の計算なのか。
地球を揺るがす大厄災がごく普通の青年の視点からホームビデオに収められたとの設定が、いかにもそれらしく計算し尽くされた迫真的映像の見事なリアリズム。これを極彩色大画面でなく、あえてハンディカムで見せたろうかというへそ曲がりなクリエーター魂に感動し、クライマックスの凄みあるイメージにはしびれた。
エンドロールで初めて娯楽映画らしい曲が鳴り響く。伊福部的なリズムと旋律の意図は情緒的で無機的でドライな本編の味わいとはあまり折り合いがよろしくない。
日常感覚で見せる異常な光景、意外な怖さで楽しんだ充実の1時間半。
- PR -
映画レビュー ユーザが投稿した映画作品に対する評価、印象、コメントがご覧になれます。お気に入りの映画があれば是非書き込んでみてください。