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クローバーフィールド/HAKAISHA

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この映画はこれで完璧!だって、誰が作れる?こんな精巧な作品。最新技術のすべてを傑出した、映画史上初の快挙でしょ~う。クリエーターにとって、誰も作ったことのないものを生み出すのは夢。それを成し遂げたJ・J・エイブラムス監督と、この作品に係わった数多くのクリエーターたちに拍手!
“あれ”の攻撃を受けて逃げ回る人物たちを、ホームビデオが撮り続けます。
画面は右往左往し、手振れで激しく揺れるし、時にはあらぬものが映されたり、カメラを落としたりします。
それによって観客は、自分が事件の真っ只中にいるかのような臨場感に包まれるのです。
“あれ”はなかなかカメラのフレームに納まらず、その姿も定かになりません。
終盤になってやっと全体が捉えられますが、じっくり映されることはなく、何なのかよく把握できない状況です。
最後はカメラマンもやられてしまい、その先どうなったのか、“あれ”の正体も分からないまま映画は終わります。
続編の制作が決まっているそうです。
ビデオカメラだけの映像は否応なく緊迫感を煽りますが、映画作品としては極めて多くの制約を受けます。
アングルは全て一個人の目線です。
俯瞰やロング,切り返しもなく、エイゼンシュタインのモンタージュ理論は通用しません。
構成も、カメラマンの移動に合わせて、直線的な時間が進むだけです。
また、素人が撮っている映像らしく見せるために、スタッフは普段以上の難しいテクニックを求められました。
一流の腕を持つプロのカメラマンにはできないことなのです。
そこでカメラマン役の俳優に、実際にカメラを持たせて撮ったシーンが沢山あるそうです。
そして一切が偶然のショット、パニックの中の“取り損ない”であるように見せるために、撮影には周到な計画が立てられなければなりませんでした。
また、CG映像とホームビデオの組み合わせは、困難を極めたということです。
激しく揺れたり振れたりするビデオのフレームに、CG画像をひとつずつ手作業で組み合わせていかなければならなかったといいます。
息つく間もなく、型破りの映画は駆け抜けていきました。
昔あったふんちゃらプロジェクトのような感じの映画なのかなーと思ってた。
ハンディで、臨場感を出してってトコまでは同じなのだけど、一点新しい視点。
「現実(日常)と非現実(非日常)をミックスしてその世界を一つのポイントからのみ見る」
というこりゃ吐き気も催すじゃろって映画だった。
ま、この映画が今のアメリカをよく表していると思う。
一つは、要は映画のネタ切れかなと。ただのSFとかモンスター映画はもうインド人だって見ねぇだろってくらいありふれている。
かと言って日常を描くにはそれなりのレベルの脚本が必要になる。
少々抽象的な表現だけども正直この映画のレベルは高いとは思わない。
けれど、視点だけは斬新だった。
モンスターを倒すヒーローも、モンスターと仲良くなるヒロインも、モンスターが世界を救うのもいらない。
実際この世に居てみろよやべぇだろっていう話。思いつきそうで思いつかない。
現実世界に常識外の生命体がNYで暴れまくるという事態を、観る側に第三者的視点ではなく、現実目線でのみ、伝えることでとにかく恐怖心を煽る。
パニックが始まるまでの伏線もまた当事者意識を植え付けるのにいい按排だった。
二つ目として、この映画は観ている人の多くが感じた通り、911テロ後のアメリカなのかなーと。
舞台がNY。ワールドトレードセンタービルではなく自由の女神の破壊。
敵が見えそうで見えない。手が付けられない。
増え続けてどこで現れてくるか分からない小さな変な生命体(=世界に無数に存在するテロ組織)
911のパニックを思い起こさせるにはぴったりの内容。
とりあえずアレ途中で気分悪くなるよね笑
スターツアーズを10回乗ったみたいな感じ。カメラワークっつーか音とかも影響してるんだろうな。
途中ごまかしてるなーってトコは合ったけど、この映画は映像クリエイターの努力の結晶だと思うんで、ぜひチープな感じで見てください。
絶叫マシーンに乗るってノリで。僕は結構楽しめました。
続編にも興味あります。
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