JUNO/ジュノのレビュー Page2

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映画レビュー

JUNO/ジュノ

  • 公開日 2008年6月14日
  • 3.3(全100票)
原題:
Juno
監督:
ジェイソン・ライトマン
脚本:
ディアブロ・コーディ
製作:
リアンヌ・ハルフォン、ジョン・マルコビッチ、メイソン・ノビック、ラッセル・スミス
撮影:
エリック・スティールバーグ
音楽:
マテオ・メシナ
美術:
スティーブ・サクラッド
製作国:
2007年アメリカ映画
上映時間:
1時間36分
配給:
20世紀フォックス映画

TM and (C) 2007 Twentieth Century Fox. All rights reserved.

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投稿日:2008年7月13日
いきいきさんのレビュー

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笑える
楽しい
幸せ

 16歳で高校生のジュノの予想外の妊娠。

 望んでいなかった妊娠でも、自分らしくキュートにポップに、
 人の波を掻き分け歩いて行くジュノが大好き。

 女子高生のジュノ(エレン・ペイジ)が
 バンド仲間のポーリー(マイケル・セラ)とのたった一回のセックスで
 妊娠してしまい、中絶しようとしたものの思いとどまり、
 里親となる夫婦を見つけ出し、家族の協力を得ながら、
 出産に挑戦していく。

 アメリカでは小さな公開規模から徐々に面白さが広まって大ヒット。
 そんな情報があって期待度も高くなっていましたが、素直に面白かった。

 ジュノは普通に見ればちょっと変わった女の子。
 性格も行動も普通じゃないと言えば、普通じゃない。
 子供が出来てしまい、中絶しようとしたものの、すぐに心変わりし、
 里親を探して一生懸命になる。その重そうな話を実に軽妙に描いていく。
 が、決して軽いだけではない、上っ面をなでただけの作品にはなってない。

 エレン・ペイジが作り上げたジュノのキャラクターは素晴らしく魅力的。
 軽いだけじゃなく、真剣さを、深刻さを十分に感じさせるけども、
 趣味も独特で、十代らしい振る舞いで、ユーモア溢れる言葉遣いで、
 周りを振り回し、どこかつかみ所のないようなキャラクターが、
 作品を明るくし、温かくし、大人で子供なジュノを笑いながら、
 涙しながら、見守りたくなる。

 残念なのはリアルだと思われる現代的な言い回しだったり、
 ポップな世界観だったりがおそらくアメリカの人々が感じたようには、
 僕には全ては分からないのだろうなというところだろうか。
 アメリカ特有の文化や社会を理解できていない僕には、
 労働者層や富裕層の描き方や、
 十代の友人関係の描き方を全てを理解出来ない僕には、
 皮肉を込めた描きかと分かってるようで、存分には味わえてないでしょう。

 ジュノだけでなくポーリーだって、両親だって、親友だって、
 里親に選んだ夫婦も、魅力的で、この作品のキャラクターたちは、
 みんな大好きで、冒頭から引き込まれる演出で、
 印象的な人波に向かっていく場面や、何気ない描写が心地よく、
 軽いようで、ただ軽くなっていない家族だったり、親友だったり、
 ポーリーに対する愛も、十分に感じられる。

 これで今年のアカデミー作品賞ノミネートの作品は全部観たことになる。
 僕がノミネート作品から選ぶと作品賞は
 ゼア・ウィル・ビー・ブラッドだけど、
 すると当然のように次点はノーカントリーであるが、
 ジュノも大好きな作品となりました。

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投稿日:2008年6月29日
nekonekoさんのレビュー

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泣ける
笑える
楽しい

暗くなりがちな10代の妊娠が、予想に反して軽いタッチで描かれていて、しかもホロッとさせられるシーンもちりばめられている。凄くバランスのいい作品です。
赤ちゃんを養子に迎える予定の奥さんが主人公のお腹をさするシーンや出産のシーンなどには思わず涙が。。。実は“人の誕生の”尊さをしっかり描いている映画なんだな~と思いました。

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投稿日:2008年6月28日
マクレガーさんのレビュー

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笑える
楽しい

「14才の母」的な感じかと思ってたら全然違った

お国事情ですね

妊娠してから出産までの過程を淡々と描いた青春映画

軽い感じでセックスして、軽い感じで生むと決めて、軽い感じで里親探し、何もかもがライトな印象を受ける

主人公1人称の物語で登場人物に深入りしないせいもあって、ものすごくシンプルな仕上がり

でもやっぱり最初に言ったように、舞台はアメリカ、日本と価値観がまったく違うわけだから里親制度がなんじゃら、子供の父親のボーイフレンドはなんと無責任か、とまぁいろいろでてくるはず、そういうつっかえもあって、純粋には楽しめなかった感じでした

でもアメリカ風ハッピーエンド、登場人物みんなが納得をして最後を迎えられたところには拍手を送ってもいいかな

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投稿日:2008年6月25日
seanさんのレビュー

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難しい
幸せ
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投稿日:2008年6月23日
ジョルジュ・トーニオさんのレビュー

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幸せ

<ストーリー>
ジュノは16歳の高校生。興味本位で友達のブリーカーとした、一度だけのSEXで妊娠してしまう。最初はすぐに堕ろそうとするのだが、産婦人科で待っている間に考えが変わり、出産後養子に出すことにする。すぐに子供のいない、感じのよさそうな夫婦と養子縁組の話も進むのだが・・・

<個人的戯言>
【♪レ~ジ~メ~♪】
アカデミー脚本賞や、
わずか4館での上映から全米に拡がった等の冠にも、
その予告編を観た後も全く食指が動くことはなかったのですが、何かの解説で読んだ、

未成年の妊婦を持った親が、決してその事で娘を卑下しない態度を見せる・・・

というのに惹かれ鑑賞。

まずは70年代中心の渋い選曲と、絶妙にチープな楽曲に乗せて、
軽快な台詞を連発する主人公が超魅力的!
また周りの大人たちがかっこいい!
主人公の「相手」だけが・・・

【ぐだぐだ独り言詳細】
楽曲は70年代の既成曲と、いい感じで力の抜けた楽曲のバランスが実にいいです。

古めの曲は、
ザ・キンクス、
バデイー・ホリー(懐メロか・・・)、
モット・ザ・フープル、
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、

更にカヴァーで、
カーペンターズ(byソニック・ユース)、
♪シー・オブ・ラヴ♪(ハニー・ドリッパーズのカヴァーで有名な曲)

が流れるのとともに、

ベル・アンド・セバスチャンと、
これは私は初耳の、
キミヤ・ドーソンなるアーティストの曲が7曲も使われてます。主演のエレン・ペイジが好きなアーティストとして挙げた彼女を、監督が気にいったようですが、
かなり力の抜けた感じは、この映画にピッタリ。

この楽曲のリズムに乗るように、
主人公は結構スラングや際どい言葉の連続ですが、
汚い言葉を吐いているいうよりは、
あっけらかんとしたキャラクターを表し、
むしろいい印象です。

またそのスタンスはどんなときも変わらず、
自分の身に起こった一大事を、
悩んでオロオロするのではなく、
何とか解決しようと超前向きで、
ユーモアと潔さを感じます。

周りの大人たちがこれまた魅力的で、
特にジュノの継母がかっこいい!

継母という立場ながらとても娘のことを思っていて、
妊娠してもその事を卑下することなく、

妊娠することがとても素敵であることを伝えるところ、
むしろ無神経な外からの目から守ろうとする態度、
大人になって夫婦関係を築いていくことの難しさを説くところ等、

こちらもユーモアを持ちながらも、
凛とした姿勢にジ~ン・・・

父親も少しの戸惑いはあるものの、

自分の仕事のことも、
夫婦関係を築いてきたことも、
そして娘のことも、

誇りに思っていて、こちらもかっこいい!

里親の夫の方も、
ちょっと大人になりきれない感じが、
逆に素直に出ている役どころは、

養子を迎えることにはやるばかりの妻との対比の中で、
好感が持てる感じでした。

米映画の流れで行くと、ありがちな結末に行きそうな流れでしたが、
その流れに行かないところもかなりの好感度です。

一つわからなかったのは「相手」のブリーカー。何でこいつ・・・まあ趣味の問題と言われればそれまでですが・・・

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