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この映画観た人からいい評価聞かなかったので、劇場で観るのを控えてました。が、一言おもしろかったです。ただ見方によっては戦争推進映画と取るのも仕方ないでしょう。
中東の複雑な歴史と大国との背後関係など、一連の流れの背景知識を持っていると、この映画はとてもエスプリの効いた度胸満点風刺コメディ映画。そして、さまざまな解釈をはらませる危険な作品です。
個人的な信条として持っているのは、いずれにせよ共産主義は世界にとって良くない思想であること。唄っている事は素晴らしいですが、それは所謂氷山の一角で、その下には様々な危険がこの思想には潜在的に眠っているのは歴史が証明しているし、日常の人々のふれあいで分かること。それを打破しようとした主人公の政治工作、ロビー活動は、それはそれで尊敬できます。
この映画を観終わった後、中東の民族、文化、歴史というしがらみを内包したまま大国にのしあがったアメリカの抱えた、現在の宿命的悲劇がよく見えるようになりました。そして、そこから省みて日本という島国は詰まる所、幸運だったのであり、ずっと縁の下にいる宿命を背負った国なのだとも思いました。現在、降下しつづける日本の地位は、ごく自然の場所にようやく戻ろうとしているのです。
皮肉にも、この映画を観て、他国との歴史の絆がうすい国に住む私たちは(アメリカ同様に)もっと謙虚にならなければと思わされた作品でした。この作品で色々学びましたが、一番は自分の国、日本のことでした。

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実話ネタ
題名は本作のことではなく、語られているアフガン対策についてです。
モスクワ五輪のボイコット、あの頃は特に関心ありませんでしたが、こんな流れだったとは。「実行力」「強い意志」といったものを感じました。ジュリアロバーツがあんまり大富豪婦人に見えませんでしたけど。
予告編からはオチャラケ路線かなとも思いましたが、楽しめました(内容的には娯楽的ではないですが)。

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「アフガンゲリラがソ連のヘリを落とすには何が必要だ?」
「莫大な資金と最新の兵器です。しかし最新兵器を提供することは目を引きます。アメリカがアフガニスタンに武器を供給していることが知れたら、冷戦がいよいよ実戦になってしまいます。」
「むむむ・・・・」
「・・・よし、ランボーを呼べ!!」
なんかこの映画を観てたら『ランボー3 怒りのアフガン』を思い出しました。
武器なんか送らなくても、ランボー派遣すればヘリなんてヘッチャラさ!
こう考えると、冷戦時のアメリカは本当にヒーローという存在に飢えていたのかもしれませんね。『ランボー3』みたいなとんでも映画が出来ちゃうのもちょっと納得か・・・。
しかし現実にいたのはチャーリー・ウィルソン。
彼のしたことが正解なのか間違いなのかは簡単に決めることが出来ないけど、映画の最後で文字で出てきた彼の言葉、あれには簡単に納得しちゃダメだと思った。

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“アカデミー主演男優賞×2”+“アカデミー主演女優賞”+“アカデミー監督賞”まあ、何と豪華な顔ぶれでございましょうか!にも関わらず、何なのでしょうか、この地味~な空気は…?
なるほど確かにキャッチの通り“たったひとりで世界を変えた、本当にウソみたいな話”ではあります。当時のアフガニスタンは悲惨だったでしょうし、その危機を救うためにチャーリーがやったことは、確かに素晴らしいと称賛に値するとは思います。しかしこの映画、ラストでトンでもない事をヌカしておるのです。それは『俺たち、最後にチョット失敗しちゃいました』ってことを、堂々とカミングアウトしとるのですよ!何を失敗したかってことは、映画を観てご確認いただきたいのですが、このことが結局ソ連撤退後のアフガンを混迷させ、結果タリバンやアルカイダなどを台頭させる要因となってしまったのです。それに伴う世界的な混乱は、皆さんもご承知の通りですし、そしてそれは現在も間違いなく進行形で存在している問題なのです。にも関わらず、こんな状況下でこのような映画を作って公開してしまう…吾輩は、この映画を観て『こんなん、アメリカのエゴやがな!』としか思えませんでした。行なったことに対する結果に対して、これではあまりにも無責任すぎます。
随分と政治的な内容についてツッこんでしまいましたが、映画としても冒頭にも書いたように豪華スタッフ&キャストが集結しているのも関わらず、何か締まりがないんですよね。ユル~いって言うのかな?トム・ハンクスは、至って“普通”です。ホントに“普通”としか言いようがないくらい“普通”ですし、ジュリア・ロバーツなんか、『別に誰でもイイんとちゃうの?』ってくらい、存在感の感じられない演技ですし、唯一フィリップ・シーモア・ホフマンが、“はぐれエージェント”の役で、イイ味出してくれてるのが救いのタネですね。マイク・ニコルズ監督お得意の“風刺をきかせた演出”も、この映画では少々空回りしちゃったようです。重いテーマを、軽い作風で仕上げようとしたんでしょうが、非常に中途半端な“どっちつかず”という印象を受けました。どうしたかったんだよ~??
ただ、“知られざる歴史の1ページ”を知ることが出来るのは確かです。特に中東問題やテロとの戦いなどに興味がおありの方には、必見の映画であると思います。

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前半の軽く笑える内容。中盤の現実を知る場面、後半の折りたたむような進行での構成。
アフガンへのソ連侵攻をUSAが介入した事実を映像化したもの。
戦争の悲惨さや場面は少ないのでR-15の必要なし。政治上のやりとりが多い内容のため、女性にとっては退屈な内容と思われます。
「大いなる陰謀」にも通じる、「世界におけるUSAの立場」を考えさせられる作品。
終わったあとの痛快な気分は全く無く逆に「ドーン」と重いものを背負った感じが不思議な印象。
つまりこの事実に近い作品を深刻に考えると当時の日本経済も何かの形で戦争に加担していたのか?と考えてしまう。