ダークナイトのレビュー Page10

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ダークナイト

劇場公開日 2008年8月9日
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57件中 46~50件を表示

投稿日:2008年8月4日
AKIRAさんのレビュー

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泣ける
怖 い
興奮

正義と犯罪,光と闇,善と悪,
表裏一体のそれらの葛藤を戦わせる登場人物のドラマに,
感情の起伏が波打つ。

本作の撮影後に急逝したヒース・レジャーの熱演が見事な,
マフィアさえ上回る邪悪のジョーカー。

彼の圧倒的な存在感に偏らず,
デントがトゥーフェイスに変貌してゆく様子,
執事と開発者の協力,
ゴードンの活躍,
そして,ブルース・ウェインの葛藤。

それらのドラマを,まんべんなく繋ぎ,
皆に見せ場を用意する編集が素晴らしい。

先の読めないダイナミックかつパワフルな展開に,
終始,引き込まれた。

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投稿日:2008年8月4日
harryさんのレビュー

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楽しい
興奮
幸せ

前作が最高に良かったので期待大で見ましたら、2時間半があっと言う間でした。ヒーローものでも等身大なので現在のここそこの国と変わらぬ世界観でジョーカーの人間的リアル感は原産国よりも最近の自国の凶悪ニュースを見ているようでぞっとしました。悪が強ければ強いほど善が光ると言う持論ですが、善悪で割り切れない内なる世界がバットマンの面白さ。前作までは一応どこにでもさっと現れるバットマンでしたが、今回はそうもいかないところが描かれていて、その分チームワークが良くなっていたり、肉弾戦よりも頭脳戦、ストーリー展開の良さが光りました。
前作で「アルフレッド、アルフレッド」と叫んでいたヒーローも闇の騎士が板に付いて、ますますかっこいいけどこんなに生傷が絶えないヒーローにはなりたくないと思いました。
しかし、最初にコインが出たときにすぐ気付くべきでしたね。やられました。
もう一回見よう~と。

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投稿日:2008年8月4日
マキシマムさんのレビュー

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楽しい
興奮
知的

バッドマンビギンズに興奮していた私は、この作品に期待してました。
これから見る方は、ぜひ、バッドマンビギンズを見てから劇場へ行ってください。

この映画は、
バッドマンと聞くと単純アメコミと想像してしまうかもしれませんが、
「深い」映画といっていいかもしれません。

文句なしという位置づけの理由は以下です。

①クリスチャン・ベールは相変わらず、表も裏もカッコイイ。
②脇役の名俳優たちが素晴らしい。
③敵役のジョーカー、08年演技力NO.1になるのではないか?
④アクションが半端ない。
⑤サウンドトラックが最高。バッドマンに浸れる。
⑥「もしかして、この映画・・」と途中思わせるが、完結してる。
⑦映画が終わっても、ジョーカーが頭から離れない。
⑧何度も見たくなる。
⑨単純なアメコミではなく、メッセージが込められている。

絶対、見てください。
過去、アメコミのようなバッドマンが作品でありますが、
あちらをベースに考えないで下さい。
バッドマンビギンズから見れば、理解できます。
アメコミが嫌いな人も楽しめます。絶対見てください。

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投稿日:2008年8月4日
澤駿さんのレビュー

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楽しい
興奮
知的

 かなり期待して観たのにもかかわらず、大きな衝動を与えてくれた、(マトリックス以来感じた)映画館で観たい映画の一つ。

 何が良かったのかといえば、①一見複雑そうに見える設定や内容も、その実とてもシンプルで身近に感じられた。②説明されていないシ-ンは、(見る側の)想像力で補えるものになっていた。③「悪」を(その生まれる原因から)いくつかに分類し、様々な悪に対する、様々な善が存在していることを、普通に描いていた。④空撮とロ-アングルショットが人間の許容感覚内で撮られていたので、リアリスティックな映像となっていた・・・など。

 ヒ-ス・レジャ-について。
 もし彼が、この作品の出演が原因で、クスリに依存したのであれば、たいした役者ではない。このジョ-カ-程度の役は、きっと彼にとっては一つの通過点であって、周りが騒ぐほどのことでもなかったはずだから。
 俳優は、自分の芝居によりストイックさを求めることはあっても、(まだまだ不十分であったと思うことはあっても)、それは次につながる発展性のある気持ちであるから、(自ら)死を選択するということは不自然。もっと他に原因があったと思わざるを得ない。まぁ、行き詰ったというのであればわからないでもないが、(28歳という年齢を考えると)悩みの元は複雑なガラス細工のハ-トにあったのではないだろうか。(無論、個人的な見解です)

 その他の出演陣について。
 クリスチャン・ベ-ルは、ヒ-ス以上の演技を見せてくれていた。権威のもとでの「正義」から、市民の「正義」へ移行せざる得ない状況で、自分の存在意義をふらつかせてしまうブル-ス。それは、ある意味「正義」は「悪」であると認めてしまうようなもの。さらに、恋人(「権威」と「大衆」の中間的存在)との行き違い。
 それらの(かなり微妙な)設定の中で、まさにトゥ-フェイスばりの実体のある影を全身にあふれさせていた。・・・彼の、黒目の比率が高い、あの目がそう見せるのか・・・。 
 ア-ロン・エッカ-トは、そのまま。及第点。
 マギ-・ギレンホ-ルは、やや集中力を欠いた芝居、・・・役を掘り下げきれてなかった感じがした。
 モ-ガン・フリ-マンは、ものすごく光っていた。が、きっとこれは監督、クリストファ-・ノ-ランのお陰のような気がする。

 良い所ばかりで、不満に感じた点はなかったのかといえば、いくつかある。が、それはあえて、言わないでおきたい。何故なら、完璧なものならここまで感じることはなかっただろうし、(逆に)虚しさも同時に襲ってきたのではないだろうかと思うから。
 
 

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投稿日:2008年8月4日
あんゆ~るさんのレビュー

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泣ける
怖 い
興奮

わたくしA+をつける基準はたった一つです。それは、現実に根を下ろしつつ作品全体として普遍的なレベルまでたどり着いてるかどうか、という事です。ここでいう「現実」とは、それが比ゆであれなんであれ、人間のリアリティの要素を忠実に描いていればいいのです。

さて、この「ダークナイト」。はっきりいってすごいです。この映画はエンターティメントの枠組みを守りつつ、最低限のアメコミヒーローものを守りつつ、善と悪の哲学です。それは単純な善悪でなく、善と悪のバランスが崩れれば、そこから片方が反動で一層増殖するという非常にリアルな事を描いています。超一級品の大人向けのエンターティメントです。

あそこまで話を大きくして、どう話をまとめるのか不安で観てましたが、あのラストの展開はすごいですね。善と悪の均衡を破ったバットマンに訪れる試練と、苦悩、そしてラストの悟りめいたあの行動に感涙。そこらへんのご都合主義な映画とは違います。やっぱりクリストファー・ノーランは本物です。キャラクターの造形がただものじゃありません。あまりに感動して涙でそうになりました。

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