天使と悪魔のレビュー・感想・評価
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死んでから焼かれるのはいいけど、生きたままはやだ
バチカンの枢機卿誘拐事件に協力(半強制)することになった、ラングドン教授。並行して、新たに作られた反物質の爆発を防ぐことにもなり、大忙し。1時間サイクルで街を移動する、売れっ子アイドル並のタイムスケジュール。
ユアンマクレガーの動機が、説明はされても、あまり理解できない。なんでここまでの大きな展開になってしまうの? 狂信ってそういうこと?
BS12の放送を視聴。
日本人には不向き?
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ダビンチコードの続編。
犯人が司祭か何かを4人、胸に焼印を押して次々に殺す、
と予告して来て、その通りになる。
トムハンクスが呼ばれ、次の現場を予測する。
3人目までは殺されるが4人目は助けることに成功する。
そしてローマ法王の息子?何か知らんけど(以後X)、
誘拐換金されているそいつの場所を特定し助けに行く。
ドアを開けると、胸に焼印を押され助けを求めるXがいた。
警官隊は踏み込んで側にいた司祭を犯人と見なして射殺。
で、探してた爆発物を見つける。
X(多分)がそれを積んでヘリで上昇し、パラシュートで脱出。
爆弾はすさまじい爆発をするが高度が高く、何とか人々は無事。
Xはこれにて完全に法王の後継者か何かになる。
が、後で監視カメラ見たら実は違った。
Xがタイミング見て自らの胸に焼印を押して助けてくれと叫び、
濡れ衣を着させられて司祭は殺されたのだった。
これがバレて正しい司祭が後継者となった。
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基本的にキリスト教を理解してない人が見るとわかりにくい。
ちゃんと見てなかったのもあるが、誰がどの立場の人かわからなかった。
アメリカという国は科学でも先進的ではあるが、
聖書が正しくて進化論が誤りと信じている人が多い。
そのあたりの背景がわからなければ、正直わかりにくい。
ハリウッド映画の、人種差別系と宗教系とコメディは日本人には向いてない。
この映画もやたらと長く感じた。そういえばダビンチコードもそうだった。
感想としてはこれくらいかなあ。
悪魔はどこにでもいて、どこにもいない
前作「ダ・ヴィンチ・コード」に比べて、「天使と悪魔」については書くことが少ない。この映画の主眼は完全に「天が割れ、光の中から天使が舞い降りてきた」あのシーン、あれを撮るためにこの映画は存在したと言っても過言ではない。
だから、その他のことはほんの瑣末な出来事でしかないし、特段書くこともないな、と思っていた。
が、突然思い立ったのだ。なんで「天使と悪魔」なんだろう?と。天使はわかる。が、悪魔って何だ?
今作、悪魔って出てきただろうか?
その視点に立って映画を振り返ると、悪魔と呼べそうな存在は「イルミナティ」ということになりそうだ。バチカンと対立しながらも、ローマ市内はおろか、バチカン警察やサン・ピエトロ大聖堂の内部など、どこにだって入り込めるという。
次期教皇候補の中でも最有力と言われる4名の枢機卿を拉致・監禁し、次々と手にかけていく。
だが、まことしやかにその存在を示唆され、恐るべき一連の事件の黒幕と目されていた「イルミナティ」とは、カメルレンゴ・パトリック神父が成りすましていただけの、実態のない組織(今作品の中では)だったのだ。
つまり、「天使と悪魔」という作品の中において、悪魔とは天使によって生み出された幻想上の敵なのである。
悪魔はこんな恐ろしいことを企んでいるよ、悪魔は一見それとはわからずに人々の中に紛れているよ、彼も彼女も悪魔かもしれないよ…。
そんな天使の囁きに、人々は惑い、疑い、時には身内に犠牲者を出し、絶望の中に突き落とされる。
あとは奇跡を待つしかない、という状態で尊い自己犠牲の精神で諸悪の根源を取り除き、奇跡的に生還し舞い降りてきた青年がいたら、それは神の僕、まさに天使と思われても不思議はない。
自作自演の救世主。それが「天使と悪魔」なのだ。
悪魔とは天使が堕天したもの、とも言える。空から降りてきたパトリック神父は、追いつめられて地下へ地下へと降りていった。翼を失くした天使が地獄を住処とするように。
反物質、天地創造と対極を成すものを人が手にすることは傲慢な行いである。と、他者を断罪した時点から、彼の堕天は決まっていたのかもしれない。
沈黙は金 雄弁は銀
ラングドンの謎解き第二弾!1作目のダヴィンチコードでは、謎に次ぐ謎を解いたストーリーで観る者を唸らせたが、今回は宗教の奥に潜む闇を見せられた、いや魅せられた感じ。こんな内情を題材にして良いのかというコンクラーベでのミステリーを、イルミナティ絡みで謎解きをするとは驚きでした。大分揉めたでしょうね実状は笑。正直ダヴィンチコードを観た時、ホントに感動してこれ以上のミステリー作品はないんじゃないかと思ったが、何回も観直すとエンジェル&デビルの方が奥深く真実に迫った作品のように思える。映画としては、パート2の失敗を恐れてワザとパート1とパート2の順番を逆に映画化したんじゃないかと疑いたくなる程の良作です。
歴史やミステリー好きには堪らないネーム、ダヴィンチやガリレオ、シェイクスピアやベルニーニ等、謎の多い人物の名前や作品が出てくるだけで涎物でしょうね。個人的には、やっぱりユアンがパラシュートで降りてくるシーンの空模様をエンジェルに見立て、沈黙で追い立てられて火を被ったユアンをデビルに見立てた原作者と監督に感動した
まさかの…!!
ダ・ヴィンチ コードがすごく面白くて、次を観たくなって観てみたら…!
こちらも大満足の作品でした。
なんだろう、この謎解きと宗教と陰謀と…誰が味方で誰が敵なのか…という好きな要素しかない感じ!
こちらも話は難しくて、一度では理解しきれないんだけども、でも、面白い。
もう、何あの最後のどんでん返し!
そう来る?!感動してたのに!!って感じで…
そしてまた心を掴まれた
伏線があったり、宗教とはだったり、この外国の街中のシーンが多いところもまた好き。
原作、読んでみようかな〜
映画は原作とは全然違っている。 原作の方がやっぱりおもしろいのだけ...
映画は原作とは全然違っている。
原作の方がやっぱりおもしろいのだけど。
原作もダ・ヴィンチ・コードとは異なってエンタメ性があっておもしろかったのだけど、映画もその部分では同じですね。ハラハラスリルがある造りでした。
犯人は何がしたかったのか?
題名と予告に騙された私が悪いのだろう。
手塚作品のような展開を期待していた。天使であり、悪魔であり、そんな存在が、人格の中で、人々の中で、世の中で、人類の歴史の中で、もっと問われるのかと思った。
バチカンのある報道はこの映画を「無害なエンターテイメント」と評したらしい。
結局、この映画で行われた凶行は、宗教は関係なく、一個人の咎として責任は一個人の帰せられている。この映画の脚本・演出ならそうなるだろう。
『ダビンチコード』映画鑑賞済み。
今作の原作未読。
原作では、もっと丁寧に、一人一人の心のありようが綴られているんだろう、たぶん。
もっと、科学の意義、宗教の意義、その敵対と融合が綴られているんだろう、たぶん。
でも、この映画ではそこまでは踏み込んでいない。
あくまで、サスペンス・アクション。そうみればそれなりに楽しめる。
と言っても、映画の時間的な制約のためだろうが、『ダビンチコード』と同じく、展開・謎解きが速すぎて…。手がかりが次々に示されるのでご都合主義?にも見えてくる。
突っ込みどころも満載。
事件の動機ももっともらしく設定されているが、鑑賞してしばらくたつと、最初の殺人を犯人が犯す理由は鮮明に覚えているけれど、他の殺人の意味づけも覚えているけれど、なぜあの人を犠牲者としたんだっけ?とうろ覚え…。勢いと役者の熱演に納得させられたような気にはなるけれど、よくわからない…。
結末を知ってから鑑賞しなおすと、ミスリード?人間だもの、完璧じゃないってこと?
あれ?
それでも、ドキドキハラハラさせてくれるのはさすが。
ユアンさんの、ああいう物腰・言い方をする役って私的には初めてで新鮮。
神・科学への”信仰”って、何なのだろう。
その”信仰”のためなら犠牲は厭わない?殉教?『沈黙』が頭をよぎる。
”聖戦”?異端(=相容れないもの)は抹殺すればよい?
自分を慈しみ育んでくれたものさえ、”信仰”の前には切り捨てるのか…。
”英雄”の最期が、意外に残る。
そして
つい一面だけをみて、”英雄”を作って祭り上げてしまう私たち。
守ってくれるものへの依存。
それこそ”信仰”心の正体にも見える。
怖い。
それらの様を”天使と悪魔”として、原作は描き出しているのだろうか?うう~深い…。
でも、映画は、役者の力で匂わせてはいるものの、そのテーマをじっくりとは描かず、あくまでエンターテインメント。
バチカンとの兼ね合いの中で狙ってやったのか?
映画としての経済的なものを考えて長尺な原作をまとめたら、こうなったのか?
ある意味成功したのだろうが、私的には、勿体ないと思ってしまう。
<追記>
コンクラーベに日本人名が出てきてびっくり。
<追記2>
欧米の、爆弾に対する認識に唖然…
”反物質”による爆発。街一つ簡単に消滅させられると言っていたような…記憶違いか?
処理の仕方はある意味、この話の見どころの一つなので、ネタバレになるからあまり詳しくはかけないが…。
原子爆弾を受けた国として、その後も苦しむ方々を知っている身としては、
水爆実験の被害を知っている身としては、
”反物質”がどのような物質かは知らねども、
単なる破壊力の強さだけが威力なのか?
原子爆弾や水爆のような被害は引き起こさないのかと、心配してしまう。
結局、欧米の認識ってこの程度なんだよな。
時間に追われながら推理していく醍醐味
トムハンクス扮するロバートラングドン教授のところへバチカン警察がやって来た。4人の枢機卿がさらわれたと言う。イルミナティがキーワードとなっていた。
劇場で観て以来4回目ぐらいかな。時間に追われながら推理していく醍醐味は格別だね。日本人は宗教に疎いから分かりにくいが、なかなか面白かったよ。
期待した深謀陰惨なバチカン裏面劇だが矮小陳腐という印象
想像するにこの映画はイルミナティという実在する秘密結社が、「イルミナティなんて絵空事の陰謀論に過ぎないんですよー笑」と煙幕を張るための意図で作ったものかもしれない。
まぁそれはともかく、映像やセットなどは金をかけているそつのなさが感じられ文句なし。
しかし、肝心のストーリーがどうにも・・・・。
これは各種陰謀論を読んできた人間のないものねだりとなるのだろうが、もっと頭をぐるぐる混乱させるような難解さがあればよかったのにと思う。
※「反物質」なんてスーパー飛び道具は想像の域を超えてはいるけれどもね。苦笑
致命的だったのは真犯人が割合簡単にこちらにもわかってしまった点。あの場面にはシューッと一気に空気が抜けてしまったよ。
結局は深刻味のないエンタメ演出偽フラッグ陰謀論映画だったということですね。個人的に
ラングドン教授
ユアン・マクレガーが良い役だった。
殺され方が科学的ではなく宗教的だからという理由で誰が犯人か早々分かった人もいるらしいが、私は鈍感だから全然最後まで気づかなかった。
しかし、ユアンが出てる時点で重要な役だろうなというのがわかったから、、。
宗教的な話の映画は大好き。勉強にもなるし。
なかなか面白い作品だった。
最後は怒涛の展開だが
2009年公開のロン・ハワード監督の米国映画。原作はダン・ブラウンの同名小説で、脚本はデヴィッド・コープ(ジェラシック・パークの共同脚本)及びダ・ヴィンチ・コード脚本をダン・ブラウンと手がけたアキヴァ・ゴールドマン。音楽はハンス・ジマー。
主演がトム・ハンクス、アイェレット・ゾラー(イスラエルの女優)、ユアン・マクレガー。
ダ・ヴィンチ・コードがとても面白かったので期待。残念ながら、途中までの展開は、脚本が今一つなのか謎解き的な要素が少なく、かなり退屈だった。
トム・ハンクスは今回も体張っての大活躍も、前作のヒロインのオドレイ・トトウと違って、今回のヒロイン・ゾラーが自分には魅力に欠けたせいもあるかもしれない。
とは言え、最後の展開は意表を突くどんでん返しも有り、面白かった、ハンス・ジマーの音楽もドラマ性を増し効果的であった。
ツッコミ所はいくつかあるけど
反物質を大量に取り出せたとしてああやって光って見えるものじゃないだろ、見えないから反物質なんだろ。とか、教授がイタリア警察を説得してたった2人の警官に噴水へ連れてってもらい、結局警官が撃ち殺されてしまうけど、警察組織としては教授をバチカンに送り別働隊を噴水に向かわせるべきだろ普通。だとか、ヘリが爆発することは分かってんだからカメルレンゴがヘリに乗った時点で自分達も伏せるか物陰に隠れるかして民衆にもそう警告すべきだろとか、、
まぁそれは置いといて、件の反物質が上空で爆発したシーン、宗教絵でよく見る空の色合いになってたね。詳しくないからなんて名前の絵画かとか分からないけど元ネタがありそう。
今調べたらジェズ教会とサンティニャチオ教会ってとこの天井絵がそんな感じだった。
全体的に面白かった!つまらないとか分からないとか言ってる人かわいそう、、
ロン・ハワードっぽくて好み
"ダビンチ・コード"トリロジーの三作目、相変わらずラングドン教授が事件に巻き込まれるが、個人的には本作が一番面白かった。
脚本的にもサスペンス色が強く、エンディングに掛けても驚く仕掛けが用意されていた。
ただ、ユアン・マクレガーが濃すぎてトム・ハンクスを食いそうな勢い。アクション演出もオビ=ワン・ケノービを思い出すド派手さ。
推理がよくわからないの
啓示の道を辿りイルミナティの教会を見つける過程で
ラファエロだのベルニーニだの彫刻家の秘密を解くシーンが
何言ってるのかわからず楽しさは半減。
ただし細かい推理はともかく大筋のミステリーは面白く
騙されました。
ただ反物質とかちょっと詳しくないけど、いきなりSF的なエネルギーが
飛び出して全体の雰囲気からちょっとかけ離れた感じがしたんですが
そうでもないんですかね?
毎度作家はよくキリスト教を調べてあり歴史を聞いてるだけでも
中々血生臭く興味深い話がいっぱい出てきて面白かったですね。
小説で読まないと多分理解できないだろうなとおもいました。
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