ワールド・オブ・ライズ karin061さんの映画レビュー

現在の掲載作品数22926

映画トップ > 映画データ > ワールド・オブ・ライズ > 映画レビュー
TOP10

ワールド・オブ・ライズ

劇場公開日 2008年12月20日
RATE
RATE A
ワールド・オブ・ライズのレビューを書く
見たい度
見たい度を投票
クリップ数
ワールド・オブ・ライズをクリップ
どの嘘が世界を救う??
投稿日:2008年12月5日
karin061さんのレビュー

印象Pickup
ネタバレ

アメリカ本国での評価があまり高くなかった理由が分かるような気がします。
この物語の結末では「最後に勝利する強いアメリカ」が描かれていないから。

世界を救うためについた嘘?
ぶくぶくと醜く太ったホフマンはアメリカ本土で家族と暮らし、
自らが危険に晒されることなく、
電話一本の伝言と命令で多くの人間の運命を左右します。
その傲慢さと肥え太った外見は「大国アメリカ」の負の部分の象徴に見えました。
一方冷徹な中に何所か心の優しさが垣間見えるフェリスも、
世界を救うためにでっちあげのテロ組織すら作り上げて、
罪の無い人間を犠牲にしてしまいます。
この後に展開される目を覆いたくなるシーン・・・。
それは生々しいほど現実感がありました。

ホフマンの「嘘」。
フェリスの「嘘」。
そして彼らを上回る「嘘」で二人を欺き最後に目的を果したハニ。
ハニはあわやのところでフェリスを救出しますが、
捉えられたフェリスが多少(かなり)「痛い」思いをさせられてしまったのは、
フェリスが2度もハニを裏切ったことへの「懲罰」の意味も込められていたのかもしれません。

私たちとはかけ離れた世界で繰り広げられている騙し合い。
今もきっと誰かが「世界を救うために」壮大な嘘をついているのでしょう・・・。

これは現実の物語です。
そして同じ事を繰り返しながら
人はちっとも学習することなく、
世界も混沌としたまま一向に進歩しない・・・。
鑑賞後にそんな重苦しい倦怠感も感じてしまいました。

この映画レビューに共感しましたか? [ はい ]  (0人)
読み込み中...

- PR -

リアルタイム投票受付中

投票を見る

ガイド

映画レビュー ユーザが投稿した映画作品に対する評価、印象、コメントがご覧になれます。お気に入りの映画があれば是非書き込んでみてください。

読み込み中...