劇場公開日 2008年4月12日

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つぐないのレビュー・感想・評価

全60件中、1~20件目を表示

3.0クラッシック映画の雰囲気全開だが…

2023年12月7日
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鑑賞方法:VOD

「プライドと偏見」とまではいかないまでも、古き良き古風な雰囲気を期待して鑑賞。
期待通りの映像美中で、序盤はそれなりの展開で進んでいたと思うが、中盤から後半にかけてのストーリー展開は、期待から大きく逸れ、乱れに乱れた印象。恋愛・家族愛・格差・裏切り・戦争の残酷さ等々、何でもかんでも詰め込み過ぎたのでは。
また、どんな効果を狙ったのかわからないが、時系列を多少いじってみたり、やたらきれいに飾った映像の中でのいきなりの残酷シーンの連続は少々浮き気味に感じる。
主役陣達の心情もいまひとつわかりにくい…
ずいぶん評価された作品のようだが、観る人の好みによって本作の良し悪しは大きく分かれるだろう。

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いけい

4.5これは恋愛映画ではない、贖罪は誰でもある。

2023年9月25日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

2.5ふたりの人生を狂わせた罪深き妹の証言

2023年4月17日
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鑑賞方法:VOD

キーラナイトレイ扮する令嬢セシーリアタリスは、ジェームズマカヴォイ扮する家政婦の息子ロビーターナーとケンブリッジ大学で同級だったが遠ざけていた。しかしながらある時ふたりは愛しあっている事を確認した。

身分違いの恋は難しいよね。しかもシアーシャローナン扮するセシーリアの妹ブライオニーに色々見られていた。

キーラナイトレイ主演作かと思って観たが、嫉妬からふたりの人生を狂わせた罪深き妹の証言と言う後味悪い残忍な展開だったね。

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重

4.5一人の少女の嘘が

2023年3月16日
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やっと結ばれた男女の仲を引き裂いてしまう…
生涯をかけたつぐないの覚悟か、裕福な暮らしを捨てて看護師の道へ
ブライオニー役の少女の鬼気迫る演技
I saw him my own eyes
の繰り返しは、、どこか取り憑かれた印象で、凄みがあった。
キーナナイトレイの、美しくも芯の強い女性の好演
プライドと偏見での
あなた、あらゆる言葉で私を侮辱しましたね
と、富豪のダーシー氏と自分の娘を結婚させようと画策する良家の夫人をピシャリと言い放った場面を、思い出した。

また、引き裂かれた相手方の青年
海辺の基地で、水を求めてさまよい、蛇口をひねるも水は出ない…
袋小路に入り込んだ人生を象徴していた

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トッキー

1.5本当の事を言えない人達

2023年2月8日
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鑑賞方法:DVD/BD
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見聞

3.5贖罪とは何かを考えさせてくれる映画

2022年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

小さな嘘がカップル、二人の人間の運命を狂わせていく話です。観終わった後でフランス映画のエッセンスを感じたので確認したら英仏合作でした。フランス映画は人間の機微を描く作品が多いですし、そうした描写が秀逸だったりするので納得です。

ブライオニーの少女時代を演じるのはシアーシャ・ローナン。この作品で2007年の助演女優賞にノミネートされています。この時まだ13歳。上手なだけでなく、しっかりと存在感を感じさせてくれます。のちに「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」では次女ジョーを演じて、オスカー主演女優賞にノミネートされますね。

うその証言によって有罪になった話は今でも全然ありますが、罪の意識を感じるかどうかは人により大きく異なるでしょう。日本で有名な冤罪事件は警察の嘘によって死刑が確定するものも少なくありませんが、関係者が贖罪したという話は全く聞いたことがありません。そうした意識を本人が持ち合わせていても、家族親族が表沙汰になることを阻止することもあるでしょう。

そうしたことを考えさせてくれる映画でした。

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ねりまっくま

4.0愛するふたりを羨んで

2022年3月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

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しろくろぱんだ

4.0マキューアンの世界

2021年12月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

多分、この映画がきっかけでマキューアンの小説を読むようになった。イギリスの上流階級、広大な庭園、豪奢な家具にイギリス的(リバティ柄?)壁紙にカーテン、図書室まである豪邸。偶然が重ならなければ、育ちが異なっていなければ、いとこ達が来ていなければ、感性が豊かすぎるあの子さえいなければ、運命が狂うことはなかったのに。幼いシアーシャ・ローナンの恐ろしいほどの演技力にたまげます。

今回、Cumberbatch確認の為に久しぶりに鑑賞。「イギリス」世界に自然に美しくフィットする方です。チョコレート野郎の最低な奴という役回りですが。映画は緑と水と花が美しい映像で時間軸のずらしも素晴らしい。そして音楽、手紙、タイプライターの音がとても効いている。原作はもっと巧妙で果たして本当に「つぐない」になっているのかと読者を悩ませ猜疑心すら抱かせる。映画ではヴァネッサ・レッドグレーブがシアーシャの老年期を演じているのでどうしても肩入れしてしまうが・・・。

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talisman

5.0凄い音響

2021年9月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ストーリーの重さ、役者の芝居、長回しのダンケルクのシーンなど見所は多いが、なんといっても音響の凄いこと。最初のシーンから音と映像がぴたりと合ってて、本当に気持ちがいい。兵士たちの歌からBGMへと自然に繋がってストーリーを進めたり、思い出話の「月の光」が看取ったあとに流れてブライオニーを後押ししたり。そして全編効果的に流れるタイプライターの音。
なんか凄いものを見ました。

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ユウコ

4.0二日続けて重い映画を観てしまった、、

2021年5月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

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yolanda

5.0キーラと、マカヴォイの最高傑作

2021年1月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

2人が、1番、綺麗で格好良い時に。出会えて良かったぁ。
もう、ロビー。セシーリア。Greenの、この上無く美しいドレスと星の髪飾り

大人になったら、一体、どうなってしまうんだろう?と心配(笑)していた
シアーシャ。当時は、ナンテ凄い子役が出て来たんだ!と驚いたもの。
認められて良かった。彼女も、つぐないの演技が最高なんじゃない?

何回、観ても泣ける。最高のLove Story.

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jade

4.0せめていい捉え方をしたいくらい辛い

2020年9月7日
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胸が締め付けられるような話。

前々から気になっていた映画だったけれど
レビューを読んでこれは余裕がある時にみなくてはと心構えで観た。

せめてポジティブな感想をしたい。

結末はどうであれ、
愛し合っていた過去は事実。
それは決して消すことが出来ない事実。
消えない愛し合った事実。

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ももせ

3.5鎮魂

2020年7月27日
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戦争で若くして死した者の無念を、生き残った者が想い祀るのは東西を問わぬ。過去の過ちの為にその想いを倍加する展開であるが、13歳に罪悪感を背負わせるのはそれも罪で、きちんと裁けない司法の問題のはずだが...などと話自体はスッキリはしない。
ダンケルクを長回しで描いたシーンが圧巻。役者陣の頑張りと演出の妙、見応えはある。

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Kj

4.5タイトル通り

2020年7月25日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

とても悲しい話でした。
ここまででないにしろ、取り返しのつかないことってありますね。

この映画は映像がとにかく美しいです。
光の使い方がすごく良くて噴水や草木や登場する人々でさえも皆きらきらして綺麗でした。
それがまた物語の悲しさを引き立てます。

ダンケルクの海岸での長回しのシーンも圧巻でした。
馬が銃で撃たれてバタンと倒れるところがありどうやって撮ったのか?CGなのか?と思ったらサーカスの馬を使ったとか。

最後にふたりが海辺でじゃれあっている幸せなシーンがあり、救われるような、より悲しくなるような気持ちになりました。

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polkmn

4.0食わず嫌いで今まで未鑑賞でしたが・・思いの外 いい映画でした。

2020年7月22日
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食わず嫌いで今まで未鑑賞でしたが・・思いの外 いい映画でした。

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J417

4.0原罪と恋愛は小説の永遠のテーマ

2020年4月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

年老いた女流作家が追憶する少女期の出来事の、あまりにも悲痛な恋愛ドラマ。ジョー・ライト監督の演出は「プライドと偏見」の時よりも進化して、モンタージュと音の効果に新しい試みを行い、文学の世界観の表現に近づいた印象を持つ。ジョセフ・ロージー監督の「恋」を連想させるが、原作者イアン・マキューアンの世界は更に心苦しく、感情の複雑さに至る。ラストのバネッサ・レッドグレーブの登場で、作家内の想像と小説の為の創造が一つになる面白さが凄い。キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ共に好演。
小説完読後の満足感に似た感銘を得られる反面、鑑賞時の精神安定も求められる難しい映画。

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Gustav

4.5未熟な嫉妬が産んだ悲劇

2020年1月3日
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切なさの中に、ある種の正当性を持つ報いがある。

「無垢な少女」は、「純真」ではない。

未熟な嫉妬心が事実を歪め、
真実を知ることから目を背けた。

恋愛、嫉妬、無垢、偽り、
情熱、真実、贖罪、悲劇、、、

あまりに深いテーマを、見事に描いた名作だった。

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0ZPacQ8kMy7gWAX

3.510年前のシアーシャ・ローナンと髪のあるマカヴォイ

2019年11月29日
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なお

4.0息もできない

2019年3月26日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:4.3
息も出来なくなるほど、つらく悲しい物語。
前半の透明感あるイギリスの夏の休暇の描写と、後半の戦火に否応にも巻き込まれる登場人物たちの描写があまりにも絵が違い、不幸へと転がり落ちる様を見事に描いている。
またダンケルクの浜の描写は、ノーラン作の「ダンケルク」をも凌駕する演出と長回しの1シーンでの撮影。この迫力あるカットで、物語がよりリアルな世界観へと変わる。
贖罪をテーマに描かれた本作。少女時代のシアーシャ・ローナンの純粋かつ勝ち気な性格が、この物語の贖罪の基盤となり核となる。
そのキーパーソンに抜擢された若き日のシアーシャ・ローナンの宝石のような演技も見もの。

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カメ

4.0嘘が悲劇に

2019年1月1日
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マッツの偽りなき者を思い出しました。幼い嫉妬からくる嘘が人の人生を変えてしまう。なんて悲しいの!ダンケルクのあたりは悲しさが中だったのですが、ラストの展開に驚かされ、悲しさが大に増えました。あの夜は本当に事件だったのかも疑問ですね。本当は合意の上だったのでは?と。ベネさんファンはとても複雑な気持ちになるでしょう。とても切なく悲しい運命だけど良い作品でした。

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サラ