つぐない

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劇場公開日:

つぐない

解説

1935年イギリス。ある夏の日、タリス家の末娘ブライオニーは、姉セシーリアと使用人の息子ロビー・ターナーの些細ないさかいを目撃し……。ひとりの無垢な少女の嘘によって人生を狂わされてしまった一組のカップルの運命を描く、現代英国文学界を代表するイアン・マキューアンによる傑作小説「贖罪」(新潮社刊)を、「プライドと偏見」のジョー・ライト監督&キーラ・ナイトレイ主演で映画化。共演にジェームズ・マカボイ、ロモーラ・ガライ、バネッサ・レッドグレイブら。

2007年製作/123分/イギリス・フランス合作
原題:Atonement
配給:東宝東和
劇場公開日:2008年4月12日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第65回 ゴールデングローブ賞(2008年)

受賞

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀作曲賞 ダリオ・マリアネッリ

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) ジェームズ・マカボイ
最優秀主演女優賞(ドラマ) キーラ・ナイトレイ
最優秀助演女優賞 シアーシャ・ローナン
最優秀監督賞 ジョー・ライト
最優秀脚本賞 クリストファー・ハンプトン
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映画レビュー

3.5初めは感情移入できなかった

2024年3月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

事件の犯人だと怪しまれかねない行動を取るロビーと、自身の憶測と願望で犯人を決めつける愚かなブライオニー。最初はどちらにも感情移入できなかった。しかし、ブライオニーが事の重大さを認識するようになり、人生の終盤で自身の罪を告白する姿に最初の印象も変わっていった。ブライオニーは人生でこの苦悩を抱え続けて生きてきたのが、彼女の告白から伝わって切なくなった。

映画の演出は見事。タイプライターの音と列車の電灯の点滅を一致させたり、犯人の姿をカットバックで映して印象的に見せたりするなどの要素が、映画を盛り上げることに貢献していた。この辺は『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』のジョー・ライト監督らしいと感じた。また、ダンケルクの海岸で大勢の兵士達がたむろしているところはリアリティがあったし、陽光に照らされた自然も美しかった。

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根岸 圭一

3.0クラッシック映画の雰囲気全開だが…

2023年12月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「プライドと偏見」とまではいかないまでも、古き良き古風な雰囲気を期待して鑑賞。
期待通りの映像美中で、序盤はそれなりの展開で進んでいたと思うが、中盤から後半にかけてのストーリー展開は、期待から大きく逸れ、乱れに乱れた印象。恋愛・家族愛・格差・裏切り・戦争の残酷さ等々、何でもかんでも詰め込み過ぎたのでは。
また、どんな効果を狙ったのかわからないが、時系列を多少いじってみたり、やたらきれいに飾った映像の中でのいきなりの残酷シーンの連続は少々浮き気味に感じる。
主役陣達の心情もいまひとつわかりにくい…
ずいぶん評価された作品のようだが、観る人の好みによって本作の良し悪しは大きく分かれるだろう。

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いけい

4.5これは恋愛映画ではない、贖罪は誰でもある。

2023年9月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

2.5ふたりの人生を狂わせた罪深き妹の証言

2023年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

キーラナイトレイ扮する令嬢セシーリアタリスは、ジェームズマカヴォイ扮する家政婦の息子ロビーターナーとケンブリッジ大学で同級だったが遠ざけていた。しかしながらある時ふたりは愛しあっている事を確認した。

身分違いの恋は難しいよね。しかもシアーシャローナン扮するセシーリアの妹ブライオニーに色々見られていた。

キーラナイトレイ主演作かと思って観たが、嫉妬からふたりの人生を狂わせた罪深き妹の証言と言う後味悪い残忍な展開だったね。

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重
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