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モトモトすさんでいたでしょ?
投稿日:2009年8月4日
森乃やまねさんのレビュー
山師親子が石油を求めて放浪する。ある日、石油が眠る土地を売りたいと若者がやってくる。ダニエルは西部に渡り二束三文で土地を買い占める。石油を掘り当てて膨大な富を得たダニエルだが、爆発事故で息子が聴力を失う。相棒としてやってきた息子はもう何の役にもたたない。息子を騙し、列車に乗せ、聾学校に送り込んでしまう。信じられるもの(無条件で利用できるもの?)はいなくなり、ダニエルの心はすさんでいく。(というより、モトモトすさんでいたでしょ?)
話題を集めていた作品です。前半面白く見ていましたが、後半がどうもわからないというかスッキリしない。最後には殺人を平気でするような鬼畜になりさがってしまったということか。でももともと鬼畜だったよ?
息子が聴力を失ってしまったせいで人間不信になるという解説がついているが、役に立たない者は息子でもポイする、という印象が強かったです。そして息子が立派な大人になって戻ってきて事業に協力しないからといってキレる。ポイした息子が立派な紳士になって新たな道を選ぶなら喜ぶのが親でしょう。息子ですら道具として見ていないダニエルです。人間不信というかただの身勝手男。
原作は社会派作家アプトン・シンクレアによる「石油」。
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