ゼア・ウィル・ビー・ブラッド seanさんの映画レビュー

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映画レビュー

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

  • 公開日 2008年4月26日
  • 3.2(全120票)
原題:
There Will Be Blood
監督・脚本:
ポール・トーマス・アンダーソン
製作総指揮:
スコット・ルーディン、エリック・シュローサー、デビッド・ウィリアムズ
製作:
ポール・トーマス・アンダーソン、ダニエル・ルピ、ジョアン・セラー
原作:
アプトン・シンクレア
撮影:
ロバート・エルスウィット
音楽:
ジョニー・グリーンウッド
美術:
ジャック・フィスク
製作国:
2007年アメリカ映画
上映時間:
2時間38分
配給:
ディズニー

(C)2007 by PARAMOUNT VANTAGE, a Division of PARAMOUNT PICTURES and MIRAMAX FILM CORP. All Rights Reserved.

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ダニエルさん怖すぎるよ。
投稿日:2008年5月24日
seanさんのレビュー

印象Pickup
悲しい
怖 い
ネタバレ

石油王?となって破滅していく男の人生、、、と聞くと、
すぐに大好きなJ・ディーンの映画「ジャイアンツ」の
ジェット・リンクを思い出します。
富豪ベネディクト家の使用人だった彼が、貰ったちっぽけな
土地から石油を掘り出し、一夜にして大富豪へ立場が逆転。
その、石油が一気に噴き出すシーン!!すごかったです。。

…と、思っていたらやっぱり!ロケ地が同じでした^^;
どっかで見たような景色だなーと思ってたらやっぱり(汗)
アメリカって…広いようで狭いような?不思議です。

で、今回もまたアカデミー賞をとってしまった靴職人(爆)
ダニエル・デイ=ルイスでしたが(劇中の役名もダニエル)
いや~スゴイ迫力!迫真の演技!彼のための映画でしたね。
これでとらなかったら(笑)履かないよ。ってほどでした^^;
だけど、この人が賞レースに出てくると、他の候補者は
イヤでしょうねぇ。だって絶対持ってかれちゃうんだもん。
あれだけ才能がありながら、本人は演技より靴作りに夢中、
たまに脚本がいいからと出てきてはアッサリと受賞☆って
…どうなのかしら^^; 本当の天才(天災?)がここにあり。

彼の演技がメインなんですが、そこに絡む神父イーライ役・
ポール・ダノもすごかった!この二人、性格がそっくり^^;
自身の欲のためには大いに他人を利用する鏡のような存在。
この子誰だろ?と思ってたら『リトル・ミス・サンシャイン』の
あの、変わり者のお兄ちゃん!だったんですねぇ。
あの時はぜんぜん喋らなかったのに~(爆)今回はスゴすぎ!
互いの狂気(?)がぶつかり合うさまは目を覆いたくなるほど。
かなり観応えがありました。でも…かなり気持ちは悪い~x

石油=黒い血。
ドクドクと溢れ出すその光景に、大地と人間の不思議な繋がり
が感じられます。その恩恵が私達に富と安らぎをもたらす反面、
奥底ではどこまでも溢れだす欲望にも火を点けてしまう。。。
秩序を無視してまで得たいもの。
どんなに頂点に君臨しても満足できる居場所はないんだろうな。
哀しい人間の性をあぶり出しているようでもありました。

彼の養子だった息子は、幼くして事故に遭いますが、
それがかえって彼を成長させましたね。彼には見えている。
父親と離れて(半ば捨てられて)暮らした日々が、彼を欲から
解き放ったのでしょうか。父親の哀れが引き立つラストでした。

とにかく怖い!(爆) 音楽からしてかなり怖いですので。

(引き際の大切さを学ぶ映画でもあります^^;ここだ!って…ね)

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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

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