
君のためなら千回でも

1.6(全10票)
- 原題:
- The Kite Runner
- 監督:
- マーク・フォースター
- 脚本:
- デビッド・ベニオフ
- 製作総指揮:
- サム・メンデス
- 原作:
- カーレド・ホッセイニ
- 撮影:
- ロベルト・シェイファー
- 音楽:
- アルベルト・イグレシアス
- 製作国:
- 2007年アメリカ映画
- 上映時間:
- 2時間9分
- 配給:
- 角川映画、角川エンタテインメント
(C)2007 DreamWorks LLC and Kite Runner Holdings, LLC. All Rights Reserved.
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名画座にて。
…こんな台詞、いちど言われてみたいもの^^;
非常に効果的に使われているこの題名の台詞ですが、
作品中でこれが言われるのは、たったの二回。
しかも、違う人間が立場を変えて言うのが印象的です。
これは…どういう意味なんだろう。
ずっとそう思っていたけれど、ほぼ冒頭で見えてきます。
主人公二人の関係。
一人はお坊ちゃま。もう一人はその家の使用人の息子。
兄弟のように育った二人は、父親の公平な計らいにより、
まだ平和だったアフガニスタンで、凧揚げに興じています。
この凧揚げ競技の映像は素晴らしかった!
こんな風に相手を攻めて、糸を切るのを(昔あったかなぁ)
初めて観ました。スゴイ技だなぁ~と感心。
自分の小さい頃も凧揚げはお正月の定番だったし、
上手に揚げられる子はいましたね。凧にもよるんだけど^^;
自分が落とした相手の凧を、パートナーが拾いに行く時、
まずこの台詞を言うのだけれど、これを拾うのにも抜群の
勘が必要らしい。影を追うのではなく自然に分かるのだと。
そんなプロ?めいた二人の凧は見事に優勝。
幸せムードだった二人の間に、街の不良グループが嫉妬、
とある事件が起こって、二人の間に溝が出来てしまいます。
…そして現在。
アメリカに亡命し、小説家として成功、結婚も終えて
幸せな男に、親友の危機を伝える電話がかかってきます。
過去にソ連、現在はタリバンと、平和だったあの世界が、
まったく様相を変えてしまった現在、彼がとった行動とは。
長い長い物語(内容的に)で、主人公の半生が描かれていき、
二人(そして父親)が辿ってきた運命の過酷さが語られます。
この父親が本当に素晴らしい人格者で、息子のために働き、
母親のいない分をすべて埋めてきた存在感がありました。
彼がなぜ、使用人であった少年を息子のように扱ったのか、
そのあたりの真実もラストで丁寧に描かれていきます。
…政治的な描写は、かなりリアルで怖かった。
でもなにより、この主人公が過去にとってしまった行動への
懺悔に他ならない物語でもあります。
子供の頃、もしあんなことが目前で起こったら傷つくだろうし、
理解できない行動をとるかもしれない(父親は分かっていた)
…それがまだ、どこかで取り戻せるのなら。
自分に出来るすべてを相手の為に捧げようとする行為は、
過去に使用人だった彼が、自分の為にしてくれたことと同じ。
いつかしら人間は、巡り巡って誰かのために、尽くしとおす
時がやってくるのかもしれない。それでいいのだと思います。
悲しみと希望を胸に刻みつけるような作品でした。
(懸命に書いてくれた手紙って嬉しいよねぇ。私も嬉しい☆)

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国のことが分かっていないと少し難しい映画でした。
ストーリーはいい話だとは思うのですが、途中でちょっとだれてしまった…。
背景を理解していなかった私は、少し難しいと感じる所がありましたが。少年のぶれないまっすぐな気持ちに心打たれました。後半は泣きっぱなしです。時を越えてわかりあえた?後悔しないうちにできる事をすべしです。
印象Pickup
いったい何を千回でもしてくれるのか気になるタイトルだよね。
まぁそれは置いといて。
どんなに仲が良い友達でも、中学、高校、大学とお互いの環境が変わるにつれて、疎遠になっちゃうことってない?
時間が経てば経つほどその人との再会はしずらくなってくよね。
寂しいことだけど、僕もそんなことだらけです。
この映画の主人公も少年時代の大切な親友と疎遠になってまうわけ。
しかも舞台はアフガニスタン。ソ連のアフガニスタン侵攻で、アメリカに亡命した主人公とその地に残った親友との間には、そりゃもう高校大学の比ではないレベルの疎遠発生なわけだよ。
しかも主人公は、自分を他の誰よりも信じて慕ってくれた親友に対して、最悪な裏切り行為をして別れたっきりという状況。
あぁ、こりゃ一生心に残るトゲだ。忘れたくなるのも無理はない。
でもある日ね、20年ぶりにそんなことを思い起こさせる1本の電話が入るんだ。
それを受けて主人公は、自分が親友にしてしまった罪を償うために、タリバン独裁政権下にあるアフガニスタンへと、故郷へと向うことになったんだ。
「君のためなら千回でも」これは親友が主人公に送ってくれた言葉。
「君のためなら千回でも」これは主人公が親友に送りたかった言葉。
かつて送れなかった言葉を親友に返すために、主人公は行くのでした。
凧飛ばすシーンは迫力大です!
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