中国の植物学者の娘たち あんゆ~るさんの映画レビュー(感想)

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中国の植物学者の娘たち

劇場公開日 2007年12月15日
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題材はともかくこの監督さんの世界観に憧れます
投稿日:2009年10月12日
あんゆ~るさんのレビュー

2005年カナダ・フランス合作映画。98分。テレビでやってて、なにげに鑑賞したら、けっこう引き込まれて観てしまいました。全編中国ロケの「同性愛」をテーマにした作品でございます。

内容は、1976年の中国、身寄りのない若い女が、孤児院の庭の手入れを学ぼうと、高名な植物学者の植物園に住み込みを始めます。そこで会った学者の娘と恋愛関係になるが、同性愛は当時のこの国では国家犯罪的タブー。二人は秘密の関係を結びつづけるが、植物学者の願いや、恋人と離れたくないという思いから一人息子と結婚。そこから悲劇が起きるという筋立てです。

展開的には、ほぼ読み通り。ですが、男尊女卑きわまりない環境で、二人の女が愛を育む映像が、とても綺麗で、さらに色彩感覚も落ち着きながらも華やか。途中からは物語よりも映像に気がいっていました。

98分という短い上映時間ながらも、本作の時間の流れは、たゆたっていて重厚。ゆっくりと余裕を持ちながら、本作は一歩ずつ着実に、流れるようにエンディングへと進んでいくのです。この世界観に、完全に引き込まれてしまい、とても充実した映画体験ができました。

ちなみに、一人息子役の俳優さんが小川直也にそっくりでした。

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