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相変わらずこの監督らしい演出・音楽・登場人物。一見だけではさほど面白いと感じないんだが、家で何回か見ると味が出てくるんだ…だから劇場で観た後の自分の感想は自分でもアテにならんのです。
アンジェリカ・ヒューストンのお母さんは滑っているが、ラストの汽車への疾走は心地よく全てオール・ライトな後味。
『ホテル・シェヴァリエ』は意味わからんかった。意味不明故にアンダーソンか。

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「ライフ・アクアティック」のウェス・アンダーソン監督の最新作です。いつもは、ビル・マーレイが主演なのですが、今回はオーウェン・ウィルソン(実生活では恋の悩みに迷走中、鼻の形に特徴のあるコメディ中心のイケメン俳優。今回は敢えてその特徴のある鼻に絆創膏。)、エイドリアン・ブローディ(戦場のピアニスト)、ジェイソン・シュワルツマン(?)の3兄弟がインドのダージリン急行に乗って繰り広げるロード・ムービーです。シニカルな笑いの中にホロリと来るシーンがあったりといつものウェス・アンダーソン節が炸裂です。ゆるーく映画を楽しみたいときにどうぞ。

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あーーーーーーーーーーーー!
なんてかっこいいオープニングなの!?
これを観ただけで、もう十分。席を立ってもいいくらいだった。
そんな象徴的な始まりは、起承転結を経て再び、
あーーーーーーーーーーーー!
なんてかっこいいエンディングなの!?
と、締めくくられる。
ルイ・ヴィトンの特注バッグ&スーツケースを贅沢に使って。
それでも壊れないのだろうな(スーツケース)。
スタイリッシュなCMを見ている気分にもなる。
やっぱりスーツもヴィトンかな?
じゃぁ、あのパジャマも?
その使い方、脱帽です。参りました。

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わりとわかりやすいロードムービー。
何も考えずにふらっと入って観るには
ちょうどよい。
小ネタやインドらしい色使いの事物も盛り込まれてて
画面は飽きない。
ナタリーポートマンが出てるのがなんだか不思議。

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ウディ・アレンが掘り当てた「軟弱なインテリ都会人の悩み多き人生」という鉱脈の採掘人に名乗りを上げた,才人ウェス・アンダーソンの最新作。
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」,「ライフ・アクアティック」の2本と同様に,すかした案配も,情けなさの度合いも,しみじみの加減も,じつにしっくりとくる。
世界は小さいが,描きたいものとそのアプローチがくっきりと見えているクリエイターの仕事は,実に心地よい。
これまでと同様,基本的なモチーフは「家族」。今回は父の死に際して葬儀に参列しなかった母を訪ねて,3兄弟がインドを旅する。セクシーなアテンダントや毒蛇,ドイツ人の旅行客に行く手を阻まれ,8歳児レヴェルの兄弟喧嘩を繰り返しながらも,家族だけが持つ独特の温度が,それぞれの悩みを少しずつほぐしていく様子が,インドの大地との対比でちんまりと浮かび上がる。
全編を通じてそこはかとない笑いが漂う中で,至る所に「死の影」が顔を覗かせるのもアンダーソン作品らしい。父の死に始まり,長男の事故,途中で遭遇する子供の死,母の働く場所でのトラ騒動等々。
これらは全て,山上で石を積む儀式によって象徴的に弔われたと思わされるのだが,ラスト,3人が父の形見であるスーツケースを放り投げながら列車に乗り込むハイスピードのワンカットによって,そんな思い込みはひっくり返される。得体の知れない感情と現実の間に横たわる溝に,丸太を切り倒して架橋するような演出には,前作「ライフ・アクアティック」の船体輪切りのクレーンショットと同様に,ひ弱なインテリの底力が脈打っている。
3兄弟を演じる若手3人もすばらしいが,やはり最後に出て来てアップのショット1発でさらってしまうアンジェリカ・ヒューストンの存在感は凄い。子供達に「どうしてお父さんの葬式に来てくれなかったの?」と問われ,「出たくなかったから」という台詞で納得させてしまうのは,この人の貫禄ならではだろう。
そこはかとない旅情を漂わせながらも,「あぁ,インドに行ってみたいなぁ」とは思わせないところが,達人の証か。
「大地のうた」3部作で知られるインド映画の巨匠,サタジット・レイの作品で使われた曲をサンプリングしたという音楽と,ザ・バンドの「南十字星」のジャケットにそっくりな構図の焚火のシーンが美しい。