
ミスト

3.6(全78票)
- 原題:
- The Mist
- 監督・脚本:
- フランク・ダラボン
- 製作総指揮:
- ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン、リチャード・サバースタイン
- 製作:
- フランク・ダラボン、リズ・グロッツァー
- 原作:
- スティーブン・キング
- 撮影:
- ローン・シュミット
- 音楽:
- マーク・アイシャム
- 製作国:
- 2007年アメリカ映画
- 上映時間:
- 2時間5分
- 配給:
- ブロードメディア・スタジオ
(C)2007 The Weinstein Company.All rights reserved.
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原作がスティーブンキングとかは置いといて、災害映画かと思い観て来たところ、大変な目に会ってしまった。
映画が始まるや否や、お気楽ホラー映画かと思いきや、とんでもない。
恐ろしいほどに深読みというか、メッセージがあるとすればテーマの重い映画。
霧に包まれるスーパーマーケット(ホームセンター?)のシーンは映画ならではの迫力。
実際、こんな状況に置かれたら、いやでも不安になる。
スーパーに立てこもる状況は「ゾンビ」と同じ。
しかし、コチラは、霧の中の何かが解らない。
そして、身を守る武器も「ゾンビ」と違い、容易には手に入らない。
そして、霧の向こうからの襲撃。
意外と早くから、霧の中の「何か」がどんなものなのかは解ってしまうのだが、この映画の真に怖いところは、この「何か」じゃないところ。
人間の「疑心暗鬼」こそが、恐怖。
お互いよく顔を知っているロコであるのに関わらず、どんどんギスギスしていく様と、皆の表情は、かなり怖い。怖すぎる。
疑心暗鬼のきっかけとなる人物に、いつの間にか支持が集まってしまう展開も妙に納得してしまう怖さがここにある。
ここが、単なるモンスターパニック映画じゃないところだろうか。
すでに、開始から僕の中では災害映画という概念は壊され、モンスターパニック映画なら「みんなで力をあわせようぜ!」という「お約束」も壊され、どうなっちゃうのさ、この先?とグングン引き込まれてしまった。
深読みのテーマだが、僕は「人間への裁き」と捉えている。
何を持ってして人間を裁くのか、それを突きつけられてる気分になった。
そういう意味では一流弁護士さんの映画開始直後の離脱が本当に痛い。
彼が最後まで、理論を保てるかどうか観たかったのだが・・・。
驚愕のラストは色々な意味で必見。
裁きへの報いとみるか、単なる悲劇とみるか。
鑑賞後、大いに議論が交わせる映画であることは間違いない。
お気楽ホラーと侮る無かれ。

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まぁ~、この映画について批評する前に、大変だったのよ。
実は、オールナイト覚悟で新宿に『ミスト』を観に行ったのですけれども。
なんと!!!映画が始まってすぐ、何かがおかしいと思い劇場の店員に言いにいくも。
それもそのはず、幕が開かないで映画が始まったの
もうゆがんじゃって。大変だった。
なんとか修理してくれるのかと思ったら、幕が結局開かず、客に上映中止を伝えるのよ。
もう~ありえない!!
ありえないわ!!
この映画の為だけに、オールしに来たのに、映画上映中止。
スティーブン・キングの呪い!!
ミストの呪い!!
まぁ、映画料金の返却と、招待券をいただいたので、さっそく本日みてまいりました。
まぁ~今年みた映画の中では、今のところ最高よん!!
最近おもしろい映画がなかったから、この映画はマジお勧め。
ラストシーン、あれは賛否両論あると思うけど。
私(わたくし)は、納得したわ。
それに、スティーブン・キングもそうだけど、D・R・クーンツとかも、やたらと向こうの作家って、宗教ネタが入ったりするじゃない。
今回もちゃんとたっぷり宗教関係はいっております。
もう、映画を見終わったあと。
頭の中が、『贖罪』『贖罪』でいっぱいになったわ!!
スティーブン・キングの映画って、これまた賛否両論あるじゃない。
『ドリーム・キャッチャー』はひどかったもんね。
あれはちゃんと原作読んでいたから、原作の方が素晴らしいわ。
今回は原作を読んでいないので、比較はできないけど。
ちょっと原作を読んでみようかと思いましたわ。
私(わたくし)の大好きなトーマス・ジェーンが出演しているのも、この映画の魅力。
それにしても、トーマスもふけちゃったわね。
『ディープ・ブルー』の頃の彼好きだったけど。
でこが広くなったわ。
それにしても、キングって本当にストーリーテラーよね。
「ある日小さな街の地元のスーパーに行ったら、たくさんの人たちが買い物をしていた。ふと窓を見ながら、もし、ここで最悪なことが起きたら……窓が全部凹型に歪んでしまったら…と思ったんだ」
それで、この小説のアイデアが生まれたらしいわ。
最高よ!!
キングって
まぁ、お話は、タイトルどおり、霧がでてくるのよ。
この霧の中になぞの存在が。
まぁ、魔界水滸伝みたな話、クトゥルー神話みたいな感じの化物でてきて。
もう~大変。
しかも、これとは別に人間心理をうまくえがいているわ。
神の話を説いて、人を煽る者が現れたり。
こういう状況に陥った時の人間心理もとてもうまく描いております。
一番怖いのは、人間かしら?
って感じ。
ホラーだから、とか、SFだから、とか好き嫌いせずに、つべこべ言わずに、この映画は是非見るべきだわ。
ラストシーンに、あなたはどう感じるか?
それが知りたいわ。
2時間以上ありますけど、あっという間に見れます。
ズバリ!斬新な映画でビックリしました。
モンスターパニックというよりも人間の心理パニックというべきでしょうか。
名もない一般人が何故かいつも完璧なヒーローに君臨する・・・というハリウッド映画とはまるで違い、「ミスト」の主人公はどこにでも現実に存在してる考え方や行動で、とてもリアルさを感じました。
ことあるごとに選択に迫られ、常に自ら選択をして運命を切り開いていく・・・その選択がそれぞれの登場人物の運命の分かれ道。
パニック映画なのに、その人間模様が我々の生活と重なる感じがして切なかったです。後悔先に立たず!!!まさにこの一言に尽きます。
監督さんは人生の岐路の重要性を教えたかったのかなぁ~
印象Pickup
最初の方は、「家で木曜日の夜9持にビールとタコワサを手にゲッラゲラ笑いながら観る映画」って感じだったんですが。
でもしだいに、後の展開が、すっごいことになっていきました・・・。
スティーブン・キング原作×フランク・ダラボン監督のコンビ。
このコンビの映画には「希望と絶望」が全面に打ち出されてますよね。
今回の『ミスト』もこのキーワードありきなんだけど、今までとは描き方がまるっきり違って。
今までは、 「どんな絶望の淵にあろうと、希望を抱いていればいずれ道は切り開かれる。」 ってな描き方。 『ショーシャンクの空に』なんてそのド真ん中な映画ですよね。
でも今回のは、 「絶望の淵にあるからって希望を捨てたら、さらなる絶望に打ちひしがれるぞ。」 ってな描き方。 「お前らが希望を捨てたからいけないんだぞ。」ってな描き方。
さんざん主人公たちを絶望の淵に落としときながら、そんなことをするんですよ。
あぁ、ほんとうに、なんてクソったれな映画なんだ!!!
観てる側が期待する展開には絶対持っていかないし、もう最高にタチが悪い!!!
でも凄いんですよ、心の底から凄いと思ってしまうんですよ。
良くも悪くも、映画はいかにパワーを持っているかだなぁ~っと改めて思わされた映画でした。

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ラストシーンを観終わった後、どうとらえたら良いのか、しばらくの間、呆然としてしまいました。お陰で、普段なら、エンドクレジットは観ずにすぐに席を立つのですが、この作品に限っては最後まで観る事になってしまいました。
宣伝コピーに「霧の中には何が待っていたのか・・・映画史上かつてない、震撼のラスト15分」とあります。大体の映画は誇大コピーだと思いますが(私見では90%超?)、この映画に限っては誇大宣伝ではないですね。
霧(=ミスト)=人生?・・・などなど、様々な解釈が生まれてくる作品です。「人生」「神」などシリアスなワードで語ることができる、ハードな映画ですね。もちろん、SFホラーとしても充分面白いですが。
未見の方のために、詳しい記述は控えますが、ひとつだけ。
先日観た「クローバーフィールド」は、視点が個人からのものであったのに対し(脚本はともかく、ハンディカメラによる撮影手法に関しては一級品でした!)、この「ミスト」はラストで、物語が「神」からの視点で語られていたことが明かされます。
それは何とも皮肉というか・・・、「神」ではない「人間」には、この世界全体を俯瞰することは無理なのか・・・。
一見すると、アンハッピーエンドに思えるのですが、よくよく考えてみると、ハッピーエンドともアンハッピーエンドとも言い切れないこのラスト。
近年稀にみる、余韻が残るラストではないでしょうか?
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