ブレードランナー ファイナル・カット : 「ファイナル・カット」はどこが違う?「ブレードランナー」裏ネタ集

現在の掲載作品数22926

映画トップ > 映画データ > ブレードランナー ファイナル・カット > 注目映画特集

ブレードランナー ファイナル・カット

劇場公開日 2007年11月17日
RATE
RATE A
ブレードランナー ファイナル・カットのレビューを書く
見たい度
見たい度を投票
クリップ数
ブレードランナー ファイナル・カットをクリップ

ブレードランナー ファイナル・カット

今回の「ファイナル・カット」を含め、全部で5つのバージョンが存在する「ブレードランナー」には、数々の裏ネタが存在し、12月14日に発売される5枚組DVDボックス「アルティメット・コレクターズ・エディション」では、その全てが網羅されているが、バージョンごとの違いを見比べるにも役立つ裏ネタ集をお届けする(一部ネタバレを含みますのでご注意ください)。

「ファイナル・カット」はどこが違う?「ブレードランナー」裏ネタ集

画像1

■「ブレードランナー」というネーミングは、ウィリアム・S・バロウズの小説「映画 ブレードランナー」(本作とは無関係)から拝借したもの。本作のエンドロールでバロウズに対する謝辞がある。

■主人公のデッカード役に最初オファーされたのは、ダスティン・ホフマンだった。ホフマンはマッチョな役柄を理由に断った。

最初はダスティン・ホフマンが演じる予定だった?最初はダスティン・ホフマンが演じる予定だった?

■リドリー・スコット監督は、デッカードのキャラクターを、架空の私立探偵フィリップ・マーロウや探偵映画のハンフリー・ボガートに想定して、ソフト帽を被らせようとしたが、「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」の冒険家インディ・ジョーンズ博士とイメージがダブるため、ハリソン・フォードはそれを拒否した。

■1982年の劇場公開版の完成を見ずして(6月25日公開)、原作者フィリップ・K・ディックは同年3月2日に脳卒中で亡くなったが、ラッシュフィルムを見た生前のディックは「小説の世界観がよく出ている」と満足げで、スコット監督によると、「スリルを感じている様子だった」とのこと。しかし、スコット監督は彼が望んだ映画のビジョンを壊さないように、原作の小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を決して読まなかった。

■“レプリカント”というネーミングは、脚本家デビッド・O・ピープルズが、当時UCLAで化学専攻の学生だった娘から聞いた分子生物学の“replicate(複製、再生)”という言葉をヒントに付けた。

■DVDの特典映像「未公開シーン集」には、タイレル社で撃たれ、集中治療用カプセルに入ったブレードランナー前任者ホールデンを、デッカードが見舞うシーンがある。

前任者を見舞うデッカード(未公開シーンより)前任者を見舞うデッカード(未公開シーンより)

■デッカードが寿司バーで「4つ!」と注文したものは、海老天丼の海老天の本数だった。DVD収録の「ワークプリント」版で、店主が出す海老天丼が映る。ちなみに、そのシーンでガフがしゃべるのはハンガリー語。

■デッカードとガフがスピナー(空飛ぶクルマ)で警察署の屋上に到着する際、「未知との遭遇」(77)のマザーシップが見える。また、ビル群には(左隅に)「スター・ウォーズ」(77)のミレニアム・ファルコン号や、(アジア風ビルボードの裏側に)「ダーク・スター」(74)のダーク・スターの模型が確認できる。いずれもミニチュア・クルーの趣味によるもの。

■「イリヒカタムク(入り陽傾く)」という日本語の声が流れ、アジア風ビルボードに芸者の日本人女性とともに現れる滋養強壮剤「強力わかもと」の広告を使ったのは、工学デザイナーとして日本でも仕事をしていた“ビジュアル・フューチャリスト”シド・ミードのアイデアだと言われる。82年当時、JR浜松町駅付近に同社の巨大看板があった。

■「コカ・コーラ」のビルボード広告に混じって、航空会社「パンアメリカン航空(Pan Am)」(91年倒産)や「トランスワールド航空(TWA)」(01年倒産)の広告が見えるが、2019年の近未来には存在しなかった!?

>>次のページに続く

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする

ABOUT THE MOVIE

  • ブレードランナー ファイナル・カット 画像 [拡大画像]
  • ブレードランナー ファイナル・カット
  • 日本でも未だに根強いファンを持つSF映画の金字塔「ブレードランナー」。初公開から25年を迎えた本作に、リドリー・スコット監督自らが再編集とデジタル修正を施して蘇らせたファイナル・カット版。酸性雨で荒廃した2019年のロサンゼルス。人間にそっくりな外見を持つ人造人間“レプリカント”たちが植民地惑星から逃亡してきた。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードが追跡を開始するが……。
  • 原題:
    Blade Runner: The Final Cut
    監督:
    リドリー・スコット
    脚本:
    ハンプトン・ファンチャー、デビッド・ウェッブ・ピープルズ
    製作総指揮:
    ハンプトン・ファンチャー、ブライアン・ケリー
    製作:
    マイケル・ディーリー
    原作:
    フィリップ・K・ディック
    撮影:
    ジョーダン・クローネンウェス
    音楽:
    バンゲリス
    美術:
    シド・ミード
    特撮:
    ダグラス・トランブル
    出演:
    ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、ダリル・ハンナ、エドワード・ジェームズ・オルモス、ジョアンナ・キャシディ、ブライオン・ジェームズ、M・エメット・ウォルシュ、ウィリアム・サンダーソン、ジョセフ・ターケル、ジェームズ・ホン
    製作国:
    2007年アメリカ映画
    上映時間:
    1時間57分
    配給:
    ワーナー・ブラザース映画
  • 11月17日より新宿バルト9、梅田ブルク7にてロードショー
  • オフィシャルサイト

BLADE RUNNER is a trademark of Blade Runner Partnership.
Blade Runner: The Final Cut
(C) 2007 The Blade Runner Partnership.
TM & (C) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc.
All Rights Reserved.

- PR -

過去の注目映画特集

リアルタイム投票受付中

投票を見る

エイガこみゅ

松竹ONLINE

読み込み中...