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洋画の中の変な日本に関するシーンを教えてください!昔の映画ですが最近、スカパーで「ベストキッド1~4」、レンタルで「ブレード・ランナー(ファイナル・カット)」を見て、へんてこな日本の表現にちょっと苦笑いしてしまいました(^^;)そこで、みなさんの知ってる洋画の中の変な日本文化や映像表現を教えてください!
質問日時: 2008/10/10 11:38:33
解決日時: 2008/10/11 17:57:38
『大洋のかなたに』(監督トム・グリース/1970年)はジョージ・ロイ・ヒル監督「ハワイ」の続編です。ハワイを舞台として主に中国人移民の姿を描いた映画ですが、日本劇場公開時の上映時間よりもアメリカ公開時の上映時間が10分ほど長くなっています。このカットされた10分間にあったのが、日本人移民のシーンです。カットされていたのも当然、と頷けるほど、これがなかなかにひどい。中国人移民たちの力の入った描き方と違って、れっきとしたポンチ絵の類でした。日本人移民の家の前には大きな露天風呂がどんと置いてあって、そこでは衆人環視の中、日本人の男女10余人がニヤニヤしながら裸で混浴しています。地主のチャールトン・ヘストンがやってきて「これは何か」と自分の手下に聞くと、「日本人にとって入浴は一種の宗教です」などと知った風な解説をします。興味を持ったヘストンが金を払って仲間に入ると、裸の日本人男女はニヤニヤ笑いながら、ヘストンにペコペコお辞儀をするばかりで一言も発しません。ヘストンが呆れて「誰かピジンを話す者はいないのか」と問うと、ひとりの豊満な日本人女性が風呂に入ってきて「私はフミコですピジン話します」と自己紹介。そこでフミコを見染めたヘストンはやがて彼女を愛人にするのです。ボンドガールの若林映子と森三中の村上を足して2で割ったような顔のフミコを演じているのは、アメリカのテレビや映画で活躍していたミコ・マヤマという人。アメリカ人の求めるジャパニーズ・セクシーガール(+男にかしづく愛人)の典型です。日本が登場する50~60年代のアメリカ映画を観ると、あきれ返るほど風呂のシーンがありました。よくエキゾチックジャパンの定番として「フジヤマ・ゲイシャ」と言われましたが、映画の中ではそれよりもスシよりもハラキリよりも「オフロ」。とくに「コンヨク」。戦前のアメリカ映画に出てくる日本は少なくともこうじゃなかったと思います。それが混浴風呂の場面に象徴される「無防備で愚かな民」というイメージで多く描かれるようになったのは、主に敗戦、GHQによる占領を経た後だと思います。アメリカ側が植民地的発想で日本を見るようになったせいかもしれません。しかし、この作品は1970年の作品で、しかも大真面目な歴史劇。日本への輸入にあたってこの部分がカットされたのは賢明な選択で、そのまま公開したら轟々たる非難の声が上がったと思いますが、あまりにもとってつけたようなこの日本人移民の場面は、日本市場向けのサービスだった可能性もあります。ところが一方では、話が少し逸れますが「良いものはみんな日本製」と日本製品を称えるシーンも数多く登場しますね。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ではデロリアンが壊れた時に、ドクとマーティーが修理するシーンで車の部品を見て「made in Japanと書いてあるぞ」というセリフがありました。『スリー・キングス』でアイス・キューブ演じる兵士が狙ったお宝は「日産のオープンカー」。しきりと「日産にはオープンカーがあるか?」と尋ねていたのが印象的でしたね。『60セカンズ』でも、狙われる高級車リストに日本車が入っていました。
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