再会の街で seanさんの映画レビュー

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ヴェロニカ・マーズ

映画レビュー

再会の街で

  • 公開日 2007年12月22日
  • 1.4(全8票)
原題:
Reign Over Me
監督・脚本:
マイク・バインダー
製作:
ジャック・バインダー、マイケル・ロテンバーグ
撮影:
ラス・アルソブルック
音楽:
ロルフ・ケント
製作国:
2007年アメリカ映画
上映時間:
2時間4分
配給:
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

(C) 2007 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

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自分を癒す道のり。
投稿日:2008年5月17日
seanさんのレビュー

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ネタバレ

名画座にて。
髪の毛のあるA・サンドラーを観たのっていつ以来だろう?^^;
…なんて考えながらスクリーンを見つめていた私。
コメディアン出身ながら、俳優としても独自の路線を歩み続け、
日本でのブレイクは今一歩…?^^;ながらも好きな男優の一人。
今回は題材が題材だけに…どうだろうと思っていたけれど。。

いや~素晴らしかったです!
9・11の同時多発テロで妻子を失い、計り知れない喪失を抱え、
ギリギリの精神状態で現世と虚構界を生きる男、チャーリー。
自室でゲームをしている時くらいしか笑顔はなく、旧友アラン
(D・チードル)を部屋にあげてからも、奇行ばかりが目立つ彼。
その行動の裏に、彼が抱えていた哀しみとは。。。

割と唐突に物語が始まり、けっこう笑えるシーンが多いので、
最初のうちチャーリーが機能不全な男のように見えて仕方なく、
とても涙が出そうな内容とは思えないのですが、、、やがて、
彼が本当の気持ち(抱えているトラウマ)を語りはじめてから。。
彼の奇行が、なんという優しさからの行動だったのかを改めて
知り、そこからは彼の笑顔を見る度、哀しくてたまらなかった。

大好きな家族をある日突然奪われてしまった…。
最後に交わした言葉が、どうしてあんな喧嘩台詞だったのか。
後悔しても、どんなに懺悔しても、帰ってきてはくれない。
抱えきれないほどの哀しみを味わった人間の喪失感を、誰が
理解出来るというんだろう…。なにがセラピーだ!と思う。

この作品のすごいところは、アランとチャーリーの立場が、
物語の中盤を境に逆転するところにありますね。一見なんの
障害もなさそうに見えるアランの人生が、哀しみの果てに
好き勝手しているとしか映らないチャーリーの人生を羨み、
真にセラピストが必要だったのは、ホントはアナタだったの
でしょう?と、我々にも理解させてくれるのです。
彼に付きまとい、可笑しな行動に出る患者役(すごい美人!)
が、チャーリーを見てすぐに「なぜみんな、彼の哀しみに
気付かないの?あんなにボロボロなのに…。」と理解を示す
シーン。。。とても印象的でした。同じ(ではないけれど)
哀しみを味わった人間には、理解できる部分があるのかも。。

別に、傷を舐め合え。とは言わないけれど、
心を通わせる人間同士が寄り添ったっていいじゃないかと、
そんな風に思わせるラストも印象的。少しずつでいいから、
前を向いて、自分の人生を謳歌する喜びを知って欲しいな。

不思議な作品でしたけど、じんわりと心に残りました。

(サンドラーは髪の毛ある方がイイぞ♪チードルは現状維持で^^;)

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再会の街で

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