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再会の街で
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アダム・サンドラーが911テロにより妻と子を失い心にキズもつというコメディ俳優のアダム・サンドラー史上かつてないほどのシリアスな役どころにチャレンジしていて正直「スパングリッシュ」のような微妙なラインを創造していたんだけどアダム・サンドラーらしさは少し残した感じではありながら心に訴えかけてくる演技もするといった立派な役者魂をみせてくれている(>_<)
911テロのキズは世間的には癒えてきているようにも思えるがやっぱりその被害を直に受けた者たちにとってはいつまでたっても消えないキズだと言うことを改めて思い知らされる作品で別にテロがどうかとかいうものはほとんど描かれてなくって、ただ急に失ってしまった大切なものの大きさという形で描かれている。それだったら別にテロじゃなくて事故や別の犯罪に巻き込まれたというかたちでもいいような気もするが911テロにすることでよりアメリカ国民に共感をもたせることができるからだろうと思った(>_<)被害者の遺族にとっては昨日のことのようなんだろうね。
心にスッポリと空いてしまった穴はなかなか閉じないけど少しずつなら修復していける。しかし一方ではどんどん忘れていってしまうのではないかという思いから修復したくない自分もいる。この葛藤というかメンタル的な部分を描いているだけにラストはスカッとするようなものではないし何かが解決するといったわけではないけど確実に一筋の光は感じることができるだろう(>_<)
全米で大人気のコメディ俳優アダム・サンドラー渾身のシリアス演技。うん、ジ~ンときましたよ、いいですね!いつものおバカ演技は封印して、非常にシリアスな演技で我々を魅了してくれます。周りの人間が如何に心配(同情)しても、当事者にしかわからない悲しみ、怒り、といった物を、とてもストレートにスクリーンで見せてくれます。吾輩個人的に、彼のこの演技に次回のアカデミー最優秀主演男優賞をあげたいな~と思っております。ノミネート発表はもうすぐですが、入ってないかな~?
この映画は“喪失と友情の物語”です。クサい言い方ですが、他に言い表わしようがないほど、ピッタリな言葉です。何の罪も無いのに、或る日突然愛する全てのモノを一瞬にして失ってしまったら、人はその事実をどのようにして受け入れていくのか?いや、実際のところ受け入れらない人の方が多いのだと思う(この映画もそんな人間を描いています)し、その人達に周りの人間がどのような形で接していき、その傷を癒していくことが出来るのか…。究極のところ、いくら親身になって心配しても、当事者にしか痛みはわからないものだけど、それでも何か話すことによって、人は癒されるんだと、この映画は静かに、しかし力強く観ている者に語り掛けてくれます。
ストーリーも秀逸ですが、随所に出てくるNYのロケーションと、バックに流れる70年代、80年代の音楽も、この映画をとても温かい“ヒューマンドラマ”に仕上げている重要なエッセンスです。洋楽ファンの皆様は、必見ですよ。
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