隠し砦の三悪人/THE LAST PRINCESS seanさんの映画レビュー

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映画レビュー

隠し砦の三悪人/THE LAST PRINCESS

  • 公開日 2008年5月10日
  • 4.5(全274票)
監督:
樋口真嗣
脚本:
中島かずき
撮影:
江原祥二
音楽:
佐藤直紀
オリジナル脚本:
菊島隆三、小國英雄、橋本忍、黒澤明
製作国:
2008年日本映画
上映時間:
1時間58分
配給:
東宝

(C)2008「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」製作委員会

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隠し砦の恋人たち。
投稿日:2008年5月28日
seanさんのレビュー

印象Pickup
笑える
単純
ネタバレ

これ、リメイクじゃなくて「リボ~ン」だそうですが(爆)
本当にそれで良かった、と思わせる仕上がりでした…。
褒め言葉ではないですよxx念のため。
黒澤明の傑作を「リボ~ン」させた本作ですが、
まず根本が間違ってるんじゃ、、、そんな感じです。

先日も、彼の名作「椿三十郎」がリメイクされましたが、
これは監督&キャストに、どう違和感があろうとも(汗)
脚本をまったく書き変えずに「リメイク」したのが
功を奏したのか、ハナシの面白さを堪能できました。
面白い脚本にはそれだけ力があるということを再認識。

でも…。
そもそもジャニーズを使うなよ、とは言いませんが(=_=)
(マツジュンの演技にどうこう言いたいのではないため)
どうしてハナシの筋を彼らアイドル主演のラブストーリー
にしなければならないのかがまったく分からないxx
このハナシの面白さは、姫が誰かと恋に落ちることじゃなく、
彼らがいかに頭(悪知恵?)を働かせて、「黄金」と「姫」を
守りながら敵を出し抜くか…!という冒険活劇にあるのに。

題名にあるように、あくまでメインは「三悪人」。
まさか副題が「隠し砦の恋人たち」。じゃないよねぇ。。。
中盤まではなかなかのハイテンポで楽しめたものの、
(長澤まさみの雪姫も、かなり好演してましたから)
それ以降は…ずっと砦にいればいいじゃない、って感じ。
敵陣をかわしながらすり抜けていくスリルとドキドキ感が、
ぜんぜん感じられないまま弱まって…最後にドッカーン★
その後の大団円はもう、やぶれかぶれですね。

原因は、真壁六郎太の存在感をうやむやに扱いながら、
(彼が主役であるべき。だから根本から間違えている。)
いきなり鷹山刑部との対決をラストに持ってきて、
ハイ、盛り上がってください!っていう強引な演出と、
オリジナルキャラクターの武蔵と雪姫を絡ませたことで、
姫の気高さと距離感を完全に失わせてしまった演出。
「リボ~ン」というより「ドボ~ン」って落ちた感じ。。

正時代劇にこだわりたくないなら、それもよし。
監督がどう「リボ~ン」させようが個人の自由ですけど、
せっかくの面白いハナシをそんな風に現代に書き変えて、
それで数字がとれたとしても、作品の良さは伝わりません。
作る前にもっと熟考すべきでは。

(名作を簡単にリメイクする風潮は、まだ続くのかしらねぇ。)

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隠し砦の三悪人/THE LAST PRINCESS

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