メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー

劇場公開日:

解説

世界中で根強いファンを持つへヴィ・メタル・ミュージックの実態に迫るドキュメンタリー作品。監督は人類学者サム・ダンと、スコット・マクフェイデン、ジェシカ・ジョイ・ワイズが共同で担当している。

2005年製作/96分/カナダ
原題:Metal: A Headbanger's Journey
配給:ファントム・フィルム=アミューズソフトエンタテインメント
劇場公開日:2006年6月24日

ストーリー

1980年代中盤、へヴィ・メタルは世界でもっとも有名な音楽ジャンルになった。しかし批評家たちは、「メタルは野蛮な音楽である」と非難し、「病的で不快」「悲惨」「危険」とまで評した。へヴィ・メタルはモラルをかき乱す音楽で、メタル・ファンは生活水準が低く、将来性の無い若者ばかりで、社会破滅の元凶であるとみなされた。「何故メタルはいつも偏見を持たれ、非難されるのか?」この疑問への解答を得ようと、筋金入りのメタル・ファンでもある人類学者サム・ダンが、メタルの真の姿を明らかにするための旅に出た。メタルの聖地であるLA,北欧、ロンドンを訪れ、ロブ・ゾンビ、ロニー・ジェイムス・ディオ、モーターヘッド、スリップノット、スレイヤー、トニー・アイオミ(ブラックサバス)などの重鎮に体当たりで取材していくサム。そんな中でサムは、メタルと、セクシャリティや宗教、社会との強い結び付きを改めて思い知らされることになる。そして大のメタルファンであった彼ですら知ることの無かったメタルカルチャーのルーツが明らかにされていく。

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映画レビュー

4.5ヘビーメタルは偏頭痛の元なので、コンサートをみに行けなかった。

2023年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

監督サム・ダンはここで、ハードロック、ショックロック、パンクロックは’初期のヘビーメタルで、それがパワー・メタルなどの数多くのヘビー・メタルになっていったと、チャートを使って説明した。私は1960年代後半からのハードロックのエースたち、ディープ・パープル、レッド・ゼッペリンはハードロックで、ヘビーメタルのブラック・サバス、アイアン・メイデン、バン・へーレンなどとは別なシャンルと考えていた。1972年のディープパープルのコンサートには行った。
ここでは、 Lemmy (Motorhead)がディープ・パープルが(ヘビーメタルの起源)だって、誰かが、ブラック・サバスだって言った。私はブラック・サバスを1960年後半から1970年にかけては知っていたから、ブラック・サバスだとおもった。理由はトニー・アイオミのリードギター。他のハードロックバンドとは音が違って、悪魔がでてきそうな怖そうな音を出す。(リフがそう)。
ブラック・サバス、アイアン・メイデン、バン・へーレンなどのは長く聞くのは無理。 ヘビーメタルは偏頭痛の元なので、コンサートをみに行けなかった。私の偏頭痛が起きるかどうかでロック音楽のジャンルを分類するわけじゃないからねえ。 おかしいでしょ!

アイアン・メイデンのブルース・ディケンソンは最高! 彼は飛行機の操縦士でもあり、本も書くし、声楽(オペラ)も勉強したし、名誉教授でもあり、多才に富んできる。おまけにゴージャス! ブルースの言葉で、ヘビーメタルは会場の人々を温めて、それが、一つになる。場を縮めるって言ってたけど。 それに、Hey You! っていうと届いて、Hey YOU! っていうと、私に! という反応があり、後ろまで届くって言ってたよね。それほと一体感のあるジャンルなんだよね。

ここで(Musical Roots)、暗いクラッシク音楽、ワグナーなどの影響があるって。本当にアイアンメイデンも時々、クラシックを奏でるよね。例えば、Iron Maiden - No More Lies あと、ブラック・サバスのギタリストのトニー・アイオミが言っていた。ブラック・サバスのオリジナルはブルース・ジャズ・バンドだって。

(環境)のところでは、トム・アイオには自分の生まれたところは嫌いだって。貧困、教会、墓場、ガンなどの言葉が一般的にはてはまるようだ。若い怒りを持っているミュージシャンだと。ファンはヘビーメタルのオタクが多いって感じ。ある人が言ってたけど、悪い日も良い日も、音楽がそこにある。この意味は家族も相手にしてくれない、友達も....人間と触れ合わず、音楽だけという感じで、暗いイメージを持った。

(文化)のところだが、ヘビーメタルのメッカ、ドイツ。Festival Wacken Open Air ,Alemanha.
ノルウェーのバンド(Mayhem?)はいい加減にしてほしかった。サムも言ってたけど、インタビューとビールはダメだねって。パワーメタルのRonnie Japames Dio (ブラック・サバスのリードシンガーだったこともある)が言った言葉だと思うけど、『そこに自分が属している、自分が属するとこがある。それが人生』というようなことを言ってたと思うけど、私的に思うに、この言葉の反面をみると危険性がある。右翼の塊、スキンヘッドも同じことをいう。特に、スイスのネオナチヘビーメタルのバンドが人種差別を奨励した音楽を作っている。もっとも有名な組織は『Blood Honour 』だと読んだ。こういう思想はドイツだとはいえ、EU内を駆け巡るのは絶やすからねえ。あくまでも私見。

この後、1980年代のアメリカ本土に入るが、個人的にバンドの名前は知っているが、話は私にとって全てが新しい。ヘビーメタルが過激すぎて、言葉の危険性も出てきたようだ。
のDee Snider の裁判。We're Not Gonna Take It.の歌詞を読めばわかるが、人の言うことは聞かないよ、自分の人生があるよと。音楽倫理団体「PMRC(Parents Music Resource Center)」からクレームが。今なら大したことない言葉に思うけど、1980年代だからねえ。トランプも大統領選でこの反骨精神の曲を利用したわけで。

ヘビーメタルはその後、暴力、男の世界、ブルーカラーの世界から、例えば、化粧や大きな髪の毛のスタイルのGlam Metal に。ロサンジェルスのサンセット通りに。モトレー・クルーのヴィンス・ニールに。この頃、レザーからレースに変わっていって、男・女のファンっションに拘らず、よくいえば、多様的、より、反骨精神になってきたように
思える。Rob Halford (ジューダス・プリースト)はゲイだが、それを明かせなかったと。 ここまで、ヘビーメタルを追って書いてきたが、過激すぎて疲れちゃった。 長いドキュメンタリーなので、もう限界なので途中だけどここでやめる。1992年ノルウェーのブラックメタルのバーグ・ヴィーケネス、はキリスト教の教会の3棟の焼失に関わっていたと。ヘビーメタルが犯罪につながってしまってるのは残念。

それに、カーター元大統領が自宅で、最期の時を迎えるので、ヘビーメタルには集中できなくなった。カーターほど人に惜しまれる人はいないね。それに、10年も20年も先を見ていて発言した人だから。ノーベル賞受賞のスピーチがそれを物語ってるね。
表面的で、かつ建前ばかりの裏表のある生き方は心に残らないね。パーフォーマンスの上手な首脳陣をたくさん見てきたから。

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