劇場公開日 2005年10月15日

そして、ひと粒のひかりのレビュー・感想・評価

全3件を表示

5.02004年度 AFI Best10 Films 入選

2023年8月20日
PCから投稿

アメリカ映画と思ったら、アメリカ資本が入ったアメリカ人監督によるスペイン語のコロンビア映画でしたが、全体のタッチはアメリカ映画風です。

お話はシリアスでハラハラしますが、感覚的にはヒリヒリではなく見守るような視線の演出が好感を持てます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
越後屋

3.5うまくいっても困る

2019年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

そりゃ、いい話にはできないよな。内容的に。うまくいっても困る。

主人公が通らないとお話にならないわけで、とはいえ、すんなり行くのもおかしい、となれば、あんな感じになる。。
ただ、題材を考えたときに、このへんの展開の都合よさに違和感を感じてしまう、ということ。
入国のときのごたごたも、友達が死ぬのもなく、お金も手にする、そのうえで問題を提示するくらいリアルなほうが引き込まれたでしょうね。

主人公ずっと無表情なだけに、お腹の赤ちゃんの心音で見せた笑顔は作中で際立っていて、あれは良いアクセントだっと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
okaoka0820

4.5希望の街へ歩みだす。

2012年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

コロンビアの小さな田舎町で暮らす17才の少女。ある日体調が悪く仕事に集中できずにいて監督に怒られて仕事を辞めさせられてしまう。
そして、彼氏にはお腹に赤ちゃんがいることを告げると、逃げ腰になり真剣に話をしてくれない。そんな彼に愛想を尽かし別れてしまう。
でも家では彼女の給料が家計を助ける大事なもの。
仕事を無くした彼女に姉は激しく叱責する。
何もかも希望をなくした彼女はある日仕事を探しに町へと出る。そこで知り合った男からミュールと呼ばれる運び屋の仕事を教えられる。簡単に大金が手に入るが失敗すれば死だ。
彼女は考えた末に決断する。お腹の中に麻薬を入れた小さなビニール袋を飲み込む。四つ、五つと飲み込む。もしお腹の中でビニールが破ければ即死だ。
決死の思いで空港に向かう。行き先はニューヨークだ。
空港でパスポートを見た係官が彼女を呼び止める。

ドキュメント・タッチで描く希望を求めてニューヨークへ向かう一人の少女の物語。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
みっどないと・シネマ