エコーズ(1999)

劇場公開日:

解説

『激突!』『ある日どこかで』などで知られる作家リチャード・マシスンの『渦巻く谺』を、「宇宙戦争」「パニック・ルーム」の脚本家デヴィッド・コープが映画化。突然霊が見えるようになった男が、ある殺人事件に巻き込まれていくサスペンス・ホラー。主演は「ミスティック・リバー」のケヴィン・ベーコン。

1999年製作/99分/アメリカ
原題:Stir of Echoes
配給:アートポート
劇場公開日:2005年9月10日

ストーリー

毎週どこかの家で、近所のみんなが集まりパーティーが開かれるシカゴの平和な町。配線工のトム(ケヴィン・ベーコン)は妻のマギー(キャスリン・アーブ)と一人息子のジェイク(ザカリー・デヴィッド・コープ)の3人で引っ越してきたばかりだった。トムはこの町で平凡だが幸せな暮らしを送っていた。しかしある日パーティーの余興として、義姉のリサ(イレーナ・ダグラス)に催眠術をかけられたことから、生活は一変してしまう。催眠術や心霊現象など信じていなかったトムだったが、リサの誘導により、あっけなく深い催眠状態に落ちた。トムは痛みを感じずに針で手を刺され、昔のいじめっ子の思い出を聞かれるままに語った。普段から「頭が固すぎる」とリサに罵られていたトム。催眠が解かれる直前、リサのほんの出来心から「精神の扉を開け」と暗示をかけられてしまう。目覚めたとき、それまでトム自身も気付いていなかった能力が覚醒された。その夜トムは、半年前から行方不明になっている少女、サマンサの幽霊を見てしまう。何か言いたげに、悲しげな瞳で彼をじっと見つめるサマンサ。以来、彼女の失踪に関わるこの映像が昼夜を問わず、突然彼を襲うようになる。断片的な映像はとても暴力的で、トムは頭痛と精神的なダメージに悩まされた。さらにその映像は、サマンサは事故や自殺ではなく、何者かによって殺されていたことを示していた。突然自分を襲った信じがたい現象に疲労したトムは、次第に苛立ちを隠せなくなり、周りから距離を置くようになる。しかし映像は止まることなく、ついにトムは普段の生活さえ送れなくなってしまう。リサに事情を説明し、何とか催眠術で再び「扉」を閉じようとするトムだったが、今度は催眠中に「掘れ」という啓示を受け、目覚めたときには何かにとりつかれたかのように庭や床下を掘るようになってしまう。トムの奇怪な行動に周囲は唖然とするばかりで、ついには彼のよき理解者であったマギーさえも、息子を連れて出て行ってしまう。一人残されたトムはさらに新しい映像に襲われる。サマンサ失踪の真実が明らかになった時、トムの身にも危険が迫っていた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

3.0意識の扉を開いたら

2022年12月16日
Androidアプリから投稿

echoes(反響・こだま・オウム返し)とはちょっと違う気がするんだよね。
シックスセンスの方がしっくりくる。

内容は予想以上に面白かった。ストーリーの展開や伏線の回収が良かった。
『羽が舞うから帰りたくない』の意味もなるほどって感じ。

霊能力に目覚めて家族を顧みず少女の願いを叶えようとする主人公だけど
気持ちは少し理解できる。
ただの平凡な男が特別な力を得て、自分しかできないことで人を救うことが出来るかもしれないってなったら、あんな風になるかもしれないよね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
カミムラ

3.5変なヒネリのない、優等生な感じ。衝撃もないけど。 ケビンベーコンは...

2019年3月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

変なヒネリのない、優等生な感じ。衝撃もないけど。
ケビンベーコンはえろいなあ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
まるぼに
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る