劇場公開日 2004年9月25日

アラモ(2004)のレビュー・感想・評価

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2.0誰だ?このゴリラみたいな男は?と思っていたら、ビリー・ボブだった。

2018年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 他国から侵略されたことがほとんど無いアメリカ。しかし、パールハーバーの日本軍とアラモ砦におけるメキシコ軍だけは許さないといった心が保守派の人間には根付いているようだ。今さらこんな映画をリメイクするなんてのは、イラク問題で戦闘意欲が落ちているアメリカ国民を奮起させるといった意味以外に見当たらない。

 内容は、とにかく最初からわかりづらい。この話なら誰でも知っているアメリカ人なら簡単なのだろうが、日本人にはわからないでしょ・・・この作り方。ひょっとすると、アメリカ史を教えるための教育ビデオよりもひどい出来かもしれない。クロケットがメインになってから、ようやく面白さが出てきて、ヴァイオリンを使って一時休戦になるシーンや夕焼けの中での休息など、見所はある。しかし、後半になってヒューストンの場面は、史実を完成させるために付け足しただけの雰囲気があるし、前半の無駄を考えても駄作の部類になるのでしょうね。

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kossy

3.0テキサス独立へ

2018年10月6日
iPhoneアプリから投稿

建国の貢献者達が、命を懸けて立て籠もった砦での戦闘とその前後を描いた作品。
全滅した為、米史では英雄が散った悲劇の地として習います。

よくよく考えると、英雄でも何でもないんですよね。
彼らの過去は、奴隷売買にインディアン虐殺。
商業的には大失敗の本作ですが、伝聞的な脚色はともかく、奴隷目線、メキシコ目線も描かれているので、感情移入しにくい分、公平に観れる方かなと思います。

お!こんな人も出てる!と発見が尽きないキャスト陣です(^^)。

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everglaze

4.0決死の戦い

2009年12月1日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

メキシコ正規軍2,400を相手にたった180名で戦いに挑んだのですから凄いです。
アラモ砦に立てこもって戦った英雄の中でも「ジム・ボウイ」「デイヴィ・クロケット」「トラヴィス大佐」などが有名です。
その後、「サム・ヒューストン」率いるテキサス軍がサン・ジャシントにおいて、メキシコ軍を正面から攻撃したのは無謀じゃないですか。
たった18分で壊滅させたそうですが、味方の被害も多かったのではと考えちゃいます。

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scopy