夏休みのレモネード

劇場公開日:

解説

宗教の違う2人の少年の友情を通して心の成長を描くハートウォーミング・ストーリー。監督・脚本はこれがデビューとなるピート・ジョーンズ。製作は「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」などの俳優として知られるマット・デイモン、ベン・アフレックほか。出演は「ミュージック・オブ・ハート」のアイダン・クイン、「グリーンマイル」のボニー・ハント、「ウェディング・プランナー」のケヴィン・ポラック、「推定無罪」のブライアン・デネヒー、「アメリカン・パイ」のエディー・ケイ・トーマス、これがデビューのアディ・スタイン、「海辺の家」のマイク・ワインバーグほか。第1回プロジェクト・グリーンライト(脚本コンテスト)グランプリ受賞。

2001年製作/94分/アメリカ
原題:Stolen Summer
配給:メディア・スーツ(メディア・スーツ=バップ 提供)
劇場公開日:2003年6月28日

ストーリー

1976年のシカゴ。アイルランド系カトリックの大家族で育つ8歳の少年ピート・オマリー(アディ・スタイン)は、夏休みのある日、ラビ・ジャコブセン(ケヴィン・ポラック)の息子であるユダヤ教徒の少年ダニー(マイク・ワインバーグ)と友達になる。しかしダニーは白血病に冒されていた。ピートは、ダニーをキリスト教徒に改宗させれば、自分は聖人になって天国へ行けるし、ダニーも天国へ行けると考える。だが、医大に行きたがっているピートの兄パトリック(エディー・ケイ・トーマス)に、教会堂で出している奨学金を与えることにしたラビに、自分たちをユダヤ教徒が助けるのは宣伝行為だとピートの父ジョー(アイダン・クイン)が憤慨。兄の話をラビにしたピートは、ジョーにしかられてしまう。やがてパトリックの奨学金の話は、母マーガレット(ボニー・ハント)がジョーを説得。そんな時、ダニーが死んでしまった。そしてピートは、人はそれぞれの神を信じればいいのだということに気づくのだった。

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映画レビュー

3.0悪魔の道を選ぶか神の道を行くかは夏休み中に決まる

2021年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 オンライン脚本コンテストで選ばれた作品。宗教の意識が弱い日本人には不向きだ。何だろうなぁ。ユダヤ教とカトリックの橋渡しをする少年ピートは、ダニー教という宗教の創始者になったのであろうか。

 ダニー少年は白血病である。死んだら天国へという純粋な気持ちで10のテストを行うのだが、観終わってからよ~く考えてみると、ピートはダニーが死んでしまうということを予期していたような気がする。そうでなければ、ピートの深層心理にはキリスト教へ改宗させようという意識があったとしか思えない。純粋な気持ちは理解できるが、やはり心が狭いせいなのであろうか、余計なことを考えてしまいました。

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kossy

3.5信じることの大切さ

2016年4月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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Nakano
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