劇場公開日 2003年1月25日

「ジェニロペ七変化」イナフ みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5ジェニロペ七変化

2016年1月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

世の中には結婚してしまうと、釣った魚にエサをやらないと言うような不届き者の亭主がいるようだが、それよりも最低最悪の亭主がここに登場する。
この亭主にとって妻は単なる所有物でしかない。
ハンサムで優しく、おまけにリッチと非の打ち所の全くなかった亭主が、傲慢で暴力的な一面を露わにし始める。しかも本人はすっとぼけているが愛人も何人か居るようだ。
玉の輿に乗ったつもりが、こいつはとんだ食わせ者だったってわけ。
当初は我慢して堪え忍ぶしかなかった女房だったが、娘を連れて家出することを決意する。
しかし、二人を連れ戻すためにこの亭主は、思い付く限りのあらゆる手段を講じて、執拗なまでに追跡を繰り返すのである。このヘビのような執念深さには思わず身の毛がよだつ。
そして、いつまでも逃げてばかりはいられないと悟った女房は遂に反撃を開始するのであった ー。

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みつまる。