チェ・ゲバラ 人々のために

劇場公開日:

解説

キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの人生を彼の友人や当時の護衛兵等が語ったドキュメンタリー。監督は、アルゼンチンの名匠マルセロ・シャプセス。証言者は、アルベルト・グラナドス、メルバ・エルナンデス、エンリケ・オルトスキほか。

1999年製作/89分/アルゼンチン
原題:Che, Un hombre de este mundo
配給:パイオニア映画シネマデスク
劇場公開日:2002年12月14日

ストーリー

エルネスト・ゲバラはアルゼンチン生まれだ。友人やゲリラ隊員は、キューバ革命でのゲバラの勇敢な闘いや、彼の英雄的なエピソードが話され、同時に革命後の政権で工業相となった彼の積極的な奉仕労働や、皮肉屋なところ、その容貌から女性にも人気があったことなども語られ、愛すべき人間的実像が浮き彫りとなる。また、世界的に有名なベレー帽のゲバラを撮ったアルベルト・ディアス・コルダが、その写真が世界に知れ渡ったエピソードを明らかにする。そして、キューバを出てコンゴへ渡り、ボリビアで戦死をとげるまでの彼の理想や苦しみも語られ、英雄の情熱的な人生と彼の周りの人間がいかに彼を尊敬し親愛をよせているかが描かれる。

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