ロミオとジュリエット(1935)
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ロミオとジュリエット(1935)

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解説

「白い蘭」「台風」のノーマ・シアラーと「化石の森」「痴人の愛」のレスリー・ハワードとが主役を勤めるシェイクスピア劇の映画化で、「南海征服」「大地」の脚色に協力したタルボット・ジェニングスが脚色、「男装」「孤児ダビド物語」のジョージ・キューカーが監督にあたり、「ローズ・マリイ(1936)」「米国の機密室」のウィリアム・ダニエルスが撮影した。助演者は「夜行飛行」「特急20世紀」のジョン・バリモアを始め、「孤児ダビド物語」のエドナ・メイ・オリヴァー及びペシル・ラスボーン、「小公子」のC・オーブリー・スミス、「東へり道」のアンディ・デヴァイン、「アンナ・カレニナ」のレジナルド・デニー、「三銃士(1935)」のラルフ・フォーブス、「透明光線」のヴァイオレット・ケンプル・クーパー、ヘンリー・コルカー、キャサリン・デミル等の面々である。

ストーリー

昔むかし、イタリアのヴェロナの都には富み栄えた2名家、モンタギュー家とカビュレット家が対立していた。この両家はいづれ劣らぬ富限者で努力家であるが、長年の確執は今だに絶えず、血生ぐさい闘争が常に繰り返されている。ヴェロナの領主はこれを苦々しく思い、今後両家が争いをする時は、両家の長者を死罪に処すると宣告する。領主の甥パリスはカピュレットの1人娘ジュリエットの美貌に執心し、結婚を申し込む。カピュレットは名誉に思い、バリスを主賓として夜会を催した。モンタギュー家の1人息子ロミオはその夜会に恋い焦がれているロザラインも招かれていることを知り、仮面に顔を隠して、夜会に行く。ところが、ロザラインは例によってロミオには情けなかった。そしてロザラインと比ぶべくもない美女を見て、彼女をテレスに誘い、恋を語った。彼女もロミオを誰とも知らず胸を燃やす。宴果てて、別れて後、共に相手の名を知って驚いた。しかし恋は何よりも強かった。ロミオは邸内に忍び入る。とは知らずジュリエットは露台に立って、ロミオを恋うる独り言をした。それを聞いてロミオは露台に登り、2人は結婚を誓い合った。翌日ロミオはローレンス法師の庵室にジュリエットを誘い、秘かに神のみ前に結婚の式を挙げた。その喜びもつかの間、ロミオは帰途、ジュリエットの従兄チボルトに喧嘩を売られた。ロミオが受けないのを憤って友人のマーキュシオがチボルトと刃を交え、あえなく刺し殺される。友を失って怒ったロミオは復讐した。このためロミオは追放を言い渡される。そのロミオはジュリエットの許へ忍び来て1夜を共にし、暁とともにマンチュアへ去った。娘が秘密結婚したことを知らぬカピュレットは、パリスとの結婚を明日に決めてしまう。驚いたジュリエットはローレンス法師を訪れる。法師は、42時間仮死に陥る秘薬を渡し、ロミオにはかくと知らせる急使を送った。ところが使僧は疾病の家に閉じ込められてマンチュアへ行けなかった。仮死したジュリエットは墓所に葬られた。ロミオはヴェロナに使いを派して彼女の葬式のことを知り、共に死せんと馬を駆って来るそしてジュリエットの傍らに毒を仰いで死ぬ。仮死から覚めたジュリエットは自刃して恋人の骸に折り重なって倒れる。故ない確執から貴い犠牲を払ったモンタギューとカピュレットの両家は、悪夢より覚めて握手し、ロミオとジュリエットの比翼塚をたてて葬った、という。...

作品データ

原題 Romeo and Juliet
製作年 1935年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

受賞歴

第9回 アカデミー賞(1937年)

ノミネート
作品賞  
女優賞 ノーマ・シアラー
助演男優賞 ベイジル・ラスボーン
美術賞  

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