抹殺者

劇場公開日:

解説

ある遺骨を巡り、事実を闇へ葬り去ろうとする政治的陰謀の渦に巻き込まれる神父と女性考古学者の活躍を描く歴史ミステリー。主演は「デスペラード」「スパイキッズ」のアントニオ・バンデラス。

2000年製作/110分/アメリカ
原題:The Body
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2002年10月19日

ストーリー

エルサレム。発掘調査を行っていた考古学者シャロン・ゴールバン博士は、発見した巨大な丸い石を調べると、奥から謎の小部屋が現れる。その部屋の中には、磔刑の痕の残る太古の時代の人間の遺骨があった。もしやこれは、イエス・キリストの遺骨…? バチカンの枢機卿は、マット・グティエレス神父にこの遺体の調査を命じる。元軍の情報部員という異色の経歴を持つ彼は、シャロンと共に調査を始める。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0タイトル詐欺じゃね?

2021年9月7日
Androidアプリから投稿

パッケージだけ見るとアントニオ・バンデラスのアクション映画に見えるんだけど、実際はキリスト教を根底から覆すかもしれない遺骨を巡る物語。
アクションシーンはありません。
日本と海外では宗教に対する考え方とか信仰心の強さとかに違いがあるからちょっと理解出来ない部分とかあるかも。
宗教って心の支え、人生の道しるべ等、明るい面がある一方、簡単に人や世論を動かす為のツールになりえる。そういう暗めな部分も扱ってて良かったかな。

っていうかマジで誰が誰を何を抹殺したの?

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カミムラ

2.0キリストの骨

2020年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 墓を発掘することは許されるのでしょうか?神父の自殺は許されるのでしょうか? もしキリストの遺骨だとわかれば、復活はなかったことになり、キリスト教そのものが否定されてしまうという危機。聖書を知らない自分にとっては理解不能の台詞も多く、やはり読まなければならないと考えさせられた。

 そして、この映画を製作すること自体がキリスト教への冒涜になるのではないかとハラハラしながら観てしまったのだが、結論を見出すことさえ畏れ多く思えるのであった。

 結局この映画が面白くない理由は、聖書やキリスト教についてはわかりやすいのだが、ユダヤ人とのからみ、パレスチナとのからみについて全く説明がなされていないことなのでしょうね。

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kossy
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