BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界

劇場公開日:

解説

世界的に有名なバレエ団の一つ、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)のダンサーたちとそのレッスン、ワールドツアーの模様を描くドキュメンタリー。製作、監督、サウンド、編集は、現代アメリカを代表するドキュメンタリー映画界の巨匠で、「コメディ・フランセーズ 演じられた愛」のフレデリック・ワイズマン。芸術監督のジェーン・ハーマン、現在も世界トップクラスのプリンシパルであるアレッサンドラ・フェリとフリオ・ボッカら、撮影が行われた1992年当時のABTを代表するダンサー、振付師が出演している。

1995年製作/170分/アメリカ
原題:Ballet
配給:大映
劇場公開日:2002年9月21日

ストーリー

ABT(アメリカン・バレエ・シアター)の本拠地ニューヨーク。ワールドツアーに向け厳しいレッスンが繰り返されている。芸術監督のジェーン・ハーマン、ゲスト・ティーチャーであるデヴィッド・ハワード、アメリカのバレエ界を代表する振付師アグネス・デ・ミル、往年の名バレリーナ、ナタリア・マカロワら名指導者たちの下、「ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番」「ラ・バヤデール」「火の鳥」「ライモンダ」などを踊るシェリル・イエーガー、スーザン・ジャフィ、クリスティーヌ・ダンハムらダンサーたち。日頃目にすることの出来ないレッスン風景や、舞台裏を支えるスタッフたちの様子など、貴重な映像が続く。いよいよワールドツアーが始まる。ABTがまず向かうのはギリシャのアクロポリス。ライトアップされた夜の舞台で、「眠れる森の美女」のシンシア・ハーヴェイが踊るオーロラ姫のシーンが映し出される。「シンフォニック・ヴァリエーションズ」ではニューヨークのレッスン風景で見たシーンがそのまま舞台となって完成し、アテネ公演のクライマックスでは、ストラヴィンスキーの「春の祭典」が鳴り響く中、大群舞による上演が映し出される。その合間には、浜辺で遊ぶダンサーたちの休日の様子も。ツアーはコペンハーゲンの王立劇場へ。現在も世界トップクラスのプリンシパルである2人、アレッサンドラ・フェリとフリオ・ボッカによる「ロミオとジリエット」が映画の最後を飾る。

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