郵便屋

劇場公開日:

解説

官能巨編「カリギュラ」など、数々のエロス・ムービーを送り出したティント・ブラス監督の問題作がついに日本解禁! 脚本は「肉屋」のアウレリオ・グリマルディ。原作は、素人の女性たちによる、セックスの写真、手紙、ビデオテープなど。

1995年製作/90分/イタリア
原題:Fermo posta Tinto Brass
配給:アルバトロス
劇場公開日:2001年6月2日

ストーリー

マスコミに送られてくる女性たちの手紙や写真、ビデオテープ。それらに発想を得ながら、彼女たちの情事、夢、欲望、空想をさまざまなエピソードを盛り込んでティント・ブラスは映画を作る。赤裸々に自らの性を語る女性たちの姿は、“弱き性"の常識をくつがえしていく…。セックスを陽気で、楽しくて、皮肉で、愉快で、明敏な手法で描き出そうという監督の演出は、従来のセックスにまつわる暗さや、罪悪を取り去ろうという意図に基づいた試みである。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5イタリアAV

2024年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人的には
見えそうで見えないエロ、
やりそうでやらないエロ、
そういう「焦らし」が笑えるので
もう「見えすぎて」「やりすぎて」いたので、笑
もはやAV。笑

コメディ、とは違ったかな。
(勝手に「コメディ」だと思って見てた私が悪いか。笑)

映画ポスターはめちゃめちゃ良い。面白そう!って思っちゃうジャケ写

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cris

4.0巨匠最高!陽気さと下品さ+大胆さが異常な個性になってる作品。

2023年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

萌える

郵便屋

🇮🇹イタリア?

あるカップルの性的描写やAV業界に送られてくる手紙やビデオを編集したオムニバース形式のストーリー

日本人には撮れないあかぬけたエロティックな映像。AVにはならない芸術的な美しさや色合い、風景、小道具など美的センスもある下品さ😅褒めてます‼️

★彡好き嫌いはあると思いますが、私は好きなこれも映画ですね。

★彡とにかく女優さんが綺麗で産毛まで美しく撮れてます。

★彡カメラのアングルや女性の体の角度やポーズが芸術エロティシズム!

◉81A点。
❇️まさに巨匠ならではの作風❗️
陽気さと下品さ+大胆さが異常な個性になってる作品。
★彡とにかくAVとは格の違いを見せつける芸術性が高すぎる作品でした。

🪞🚬🔞👁️🫂👩‍🦰👩‍🦳👩🏻‍🦰💃💋👄💄👗👠💍🍸🎼📼🪜🪙🚽❤️‍🔥

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シネマを喰らう

2.5監督ってなんかロンジェレミーに似てんだよな

2021年5月31日
PCから投稿

いまネットフリックスをはじめ、さまざまストリーミング(動画配信)サービスがあり、いろいろな映画を、定額で見ることができる。

それらは新型コロナウィルス禍下の巣籠もり需要も手伝って、利用率も加入者も伸びていると思われる。

わたしもそこで映画をよく見るし、新着に降りてきた映画に、興味をおぼえる。

ところで、配信中の映画は、そのサービスのポータルで人気順に並べられるのが常である。

要するに、利用者がいちばん見ているコンテンツ順に並べられる。

そこで感慨深いのは、かならずえっちなのが、上にくるということ。

知ってのとおり、えっちな映画は、安いつくりで、タイトルや参考画像に釣られても、つまんなかったり、えっちでもないのが普通だが、それでもやっぱり、人気が集まる。

ネットフリックスでの視聴順位は、アニメや韓国ドラマが首位を占めるが、これはネットフリックスの利用者の大きさを表していると思われる。ファミリーの需要が介入すると、それが主流になる(と思われる)からだ。(たぶん)

しかしわたしの利用している映画配信サイトでは、メジャー作品もしくはえっちなやつが、人気作として上にくる。

さいきんティントブラスのが数作、定額枠に降りたのだが、さっそく上位にきていた。
社会も日常もみんな真面目そうに生きているが、やっぱにんげんえっちなんだなあ──と思う。

もうすでにご老輩だが、ティントブラスはフェリーニから詩情をとってえろくしたような映画をつくっていた。でも、たんにえろなわけでも、ひたすら安いわけでもなかった。なんとなく一定の格調があった。気がする。

昔VHSで借りたカリギュラはXレイトなのにMalcolm McDowellやHelen MirrenやPeter O'Tooleが出ていた。
それなシーンはモザイクだらけで、なにやっているのかわからなかった。むかしのイタリア映画は食人族のようなダブル(交合の場面などに、まったく別の映像を挿入してしまうこと)があったが、カリギュラも酒池肉林とストーリーを語る場面は分離していた。
谷崎潤一郎の鍵のティントブラス・リメイクも見た覚えがある。大女の肉体派ステファニアサンドレッリが出ていたが、文芸に寄せていて思いのほかえろくはなかった。
が、むかしの肉体派イタリア女優さんステファニアサンドレッリやラウラアントネッリやセレナグランディは基本的にいまの女優さんらよりはるかにえろい佇まいをもっていた。

ティントブラスはまだ映画をつくっているのだろうか。さいきん、なにかのドキュメンタリーで見たがCaterina Varziというきれいな奥さんがいる。少なくとも精力的な爺さんだった。

本作もなんとなく格調がある。が、ティントブラスの映画は見ているわれわれより作っているティントブラスのほうが楽しい──に違いない。しばしば自分の映画内に本人役で出てきて、まるで食卓で塩をふるように女優たちの尻や胸をさわる。もう今はできないかもしれない。

というわけでティントブラスは出演もやる。自分の映画でも他人の映画でも、出てくるとかならず太い指で葉巻をくわえている。女をさわるときも葉巻を手放したことがない。

やはり昔借りたVHSだったと思うが、ティントブラスが案内人をする、えろ系のオムニバス映画があった。そのひとつで、忘れられないのがある。imdbを調べたらUltimo metrò (1999)というショートムービーだった。監督はティントブラスじゃないが(ものすごく)エロチックで、記憶に残っている。

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津次郎
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